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企業/サービス名

Friendsurance/Friendsurance

企業概要

本社 ドイツ・ベルリン
設立 2010年

CEO

ティム・クンデ氏:ボストン・コンサルティング出身
セバスチャン・ヘルフルト氏:弁護士
ジャニス・マイヤー・プレッフ氏:マーケティング専門家

資金調達

合計資金調達額:$15.3M
直近の調達:2016年3月にVentureで$15.3M
主な調達先:Horizons Venturesなど

サービス概要

加入者同士が最大15名のグループを作って加入することで通常の保険よりも割安になる保険サービスを提供している。
P2P保険と呼ばれている。
仕組みとしては、グループの加入者が支払う保険料金をプールしておき、小額の保険請求があった場合はその中から支払われ、その限度を超えた分はfriendsuranceを通じて外部の保険会社から保険金がおりるようになっている。
加入者グループ内で相互監視することにより、加入者はリスクのある行動を減らしたり、不正な請求を行わなくなったり、加入者がグループのメンバーを自分で勧誘するので、従来の保険会社で必要になるマーケティングコストが大幅に削減されている。
ユーザが支払う保険料は従来の保険に比べ、平均して33%安くなっている。

なお、保険金請求が無かった場合、プールした保険料は加入者に対して一部がキャッシュバックされ、翌年はさらに安い保険料となる。

ターゲット

・保険に加入している社会人全般

ターゲットの課題

・従来の保険は、加入年数が増えるごとに保険料が高くなり、また保険金請求をしなくても支払う保険料は変わらない。

本サービスが狙った業界

保険業界
・加入年数が増えるごとに(年齢があがるごとに)保険料が高額になる仕組み
・マーケティング費用が上乗せされた保険料

発想の転換

これまでは「保険会社」が「個人」に対し「高額な価格」による「加入者個人のみを対象とした保険」を提供していたが、本サービスでは「少人数のグループ」に対し「低額な価格」によって「グループ全体を対象にした保険」を提供している。

マネタイズ

加入者の支払う保険料から、一定金額を手数料として得る。

考察

既存の保険会社はあくまで個人を対象としており、グループでの加入を基本としたFriendsuranceとではマーケティング費用などコスト構造が異なり、既存の保険会社では真似しにくい構造になっている。
自動車保険などの領域にも展開を広げており、今後も保険の係る様々な領域で展開が可能だろう。

マーケットアウト度

★★★☆☆

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