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企業/サービス名

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企業概要

本社:アメリカ・シカゴ
設立:2011年

CEO

Mark Hodes

資金調達

合計調達金額:$10.4M
直近の調達:2016年10月 $10M / Series A

サービス概要

・中古車購入者にオンラインでExtended Warrantyを提供。既存の業者とは異なり、明瞭会計、最低価格保証でサービス提供をしている。
・本サービスが生まれた背景にはアメリカ国内の自動車に関する補償の仕組みの不利益が存在する。
アメリカでは新車を購入すると大抵3年のメーカー保証がついてくるが、もし3年以上の保証を希望する場合、購入者は購入するタイミングで、それに合わせて、Extended Warrantyとして、メーカーの延長保証を購入するか、他の民間のExtended Warranty販売会社から購入する事になっている。
一方、中古車に関しては、基本的に購入時点では保証はついてなく、保証無しで乗るか、別途自分で探して購入契約しなければならない。中古車は当然保険料も高額であり、Extended Warrantyはほとんどの州では保険としては扱われておらず、保険業界のように政府の法律やルールで規制・監視がされていないため、補償の仕方や価格などに大きなバラツキ・良し悪しがある。当然悪徳業者も多く存在し、自動車保険では消費者が払う年間保険料のうち一般的に17%が手数料なのに対し、Extended Warrantyは50%の販売手数料が乗っかっているケースも珍しくない。
・創業者のMark Hodesは、娘に中古車を購入しExtended Warrantyの購入をしようとした時に、そうした、不透明な業界に課題を感じ、解決するために本起業に至った。
なお、基本的にはほとんどの州では、最低限度の対人・対物賠償責任に関しては、保険を購入するよう、自動車所有者に義務付けられている。

ターゲット

・中古車購入者

ターゲットの課題

・従来の中古自動車におけるExtended Warrantyは高価格、不明瞭な補償内容であった。

本サービスが狙った業界

自動車業界
法規制外の領域のため、多くの業者が玉石混交状態であった。

発想の転換

これまでは「ディーラーやExtended Warranty販売代理店」が「Extended Warranty」を「中古車購入者」に「原則対面でばらばらの見積もり基準」で提供していたが、
本サービスは「Extended Warranty」を「中古車購入者」に「完全オンラインで標準化した見積もり基準を設定し、他社よりも最低価格保証」で提供している。既存の店舗販売会社は店舗ビジネスであり、固定費を多く抱えているため低価格に限界がある。

マネタイズ

車両状態に合わせた見積もり個別価格

考察

今回の調達で、AI活用などに力を入れるとのことだが、現状、スタートアップであれば模倣可能なビジネスモデルかつ、補償内容のバリエーションには限界があるため、今後どのように発展型を描いていくかが同社発展の鍵となる。最低価格保証など、既存の不透明な業界に対して、抜本的な消費者メリットを打ち出したことは素晴らしいが、模倣性の面で、絶対的な付加価値が少なく、自社のオリジナリティをどこまで追求できるかは疑問。

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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