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企業/サービス名

Automile Inc/Automile

企業概要

本社:アメリカ・カリフォルニア
設立:2013年

創業者

・Felix Rosen
Plymouth State Universityを卒業後、6年間ほどソフトウェアエンジニアとして経験を積み、Automileを創設。
・Jacob Ponten
IFL Executive Educationを卒業後、様々な会社で合計13年間CEOを経験して、Automileを創設。
・Jens Nylander
Uppsala Universityを卒業後、ソフトウェア会社「Jens of Sweden」のFounder等を経て、Automileを創設。
・Herve Soursou
Ecole Nationale d’ Ingenieurs de Metzを卒業後、様々な会社でCEOを経験して、Automileを創設。

資金調達

合計調達金額:$12.85M
直近の調達:2016年12月23日 $7.5M / Series A
主な調達先:SaaStr Fund, Atomico, Salesforce Venturesなど

サービス概要

・GPSとSIMカード搭載の機器を対象の車両に取り付けて、スマートフォンアプリと同期させることで、その車両の追跡を行えるサービス。
・当社が、GPS搭載機器の設置車両の通行経路やスピードの分析を行い、本サービス利用事業が車両の保険やメンテナンスにかかる費用を削減するためにはどうすればいいかの提案を行う。利用企業には、物流会社や建設会社、バス会社などがある。
・ドライバーの現在地や動きをリアルタイムで確認できるため、ドライバーの安全確認や運行状況の確認ができる。
・スピードの超過などでドライバーが事故を起こす、あるいは事故に巻き込まれるリスクがある時は、当社が利用事業者にメールや電話によって警告を行う。
・駐車料金、燃料代等の出費の記録が出来る。
・乗り物の欠陥、欠点、故障等の記録が出来て、アクシデント発生時の写真をアプリ内に記録して保存できる。

ターゲット

・車やトラック、バス等を使ってビジネスを行うすべての事業者
・農家、建設会社、物流会社、バス会社など

ターゲットの課題

・車両の保険料やメンテナンス費を削減したい。
・走行距離や走行経路、故障の発生状況、駐車代金などの出費の管理を、紙ではなくインターネットで一元化して行いたい。
・ドライバーの事故や車両の故障を減らしたい。
・ドライバーに目的地まで最短距離で行って燃料代を削減してもらいたい。

本サービスが狙った業界

車両追跡サービス業界
類似サービスのほとんどが、車両の現在地把握によるドライバーの安全管理と運行状況の確認を主な目的としており、上記のターゲットの課題(ニーズ)を満たしていない。

発想の転換

これまでは、利用企業が車両の現在位置の把握を行って、ドライバーの安全管理や運行状況の把握を主な目的としてサービスを展開していたが、本サービスでは、それに加えて、車両の通行経路やスピードの記録と分析を行い、ドライバーの事故や車両の故障を防いで、車両メンテナンス費や保険料を最大限に削減するにはどうすればいいかの提案を行っている。また、今まで面倒だった車両の情報管理(走行距離や走行経路、故障の発生状況等の出張記録の記入)を本アプリ内で一元化して行えるようになった。

マネタイズ

・月額の支払い(1車両あたりで、$5.9, $15.9, $23.9の3種類ある)。

考察

GPS機能を使って車両の現在地把握やドライバーの安全確認を行えるサービスはこれまでもいくつか存在したが、本サービスのように車両情報の一括管理、車両のメンテナンスや保険にかかる費用を減らしたいという利用事業者の潜在ニーズに応える事が出来ているサービスは見受けられなかった。
また、本サービスは利用者のニーズに合わせた3つの価格プランを提供しているため、最安値が月に$5.9と従来のサービスよりもはるかに安く、これまで費用がネックとなり導入できていなかった中小企業も導入しやすくなった。
日本でも同様の状況のため、本サービスと同じ価格帯でサービスを導入できるなら、既存サービスと差別化が図れて、ビジネスとして成功可能性はあるが、既存サービスからのスイッチングコストがかかるため、どの程度のコストを削減できるかにより利用企業は増減することが予想される。

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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