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企業/サービス名

Healthcare Asset Network

企業概要

本社:アメリカ・ケンタッキー
設立:2013年

創業者

Kyle Green:ハーバードビジネススクールでヘルスケアデリバリーのマネジメントを学んだ後、ヘルスケア関連の会社での経験を積む。テクノロジーとサステナビリティを通してヘルスケアに価値をもたらすためこの事業を始めた。

資金調達

合計調達金額:$3m
直近の調達:2016年12月14日 $3M / Venture
主な調達先:Bruce Lunsford、Kentucky Science and Technology Corporation(KSTC)など

サービス概要

・Healthcare Asset Networkは医療機器のP2Pマーケットプレイスで、販売したい人は超過在庫やシーズンオフとなってしまった商品を登録し、購入したい人は欲しい商品をwishリストに登録しておくと、商品が登録された時に通知が来て最大50%オフで購入することができる。

・安全性の保証のため、国家産業諮問委員会の検査を通過し、承認を得た商品のみを掲載し、本サービスのユーザー評価システムも導入されている。
以下の場合に医療機器を再度流通させることができる。

  • <病院、クリニック関係者> 超過在庫を抱えている場合
  • <修理業者、リファービッシュ業者> 不良品を修理し、再度流通させたい場合
  • <メーカー> 過剰生産した場合・実際の方法
    売りたい買いたいか、両方かを選び、次にどのカテゴリーの商品を売りたい/買いたいのか、を選び、自分の所属する団体、名前、メールアドレスなどを入力し会員登録する。購入する際は商品を選び、商品価格と配送料を払う。商品を売る場合は商品状態、商品名、メーカー、品番などの情報を入力、写真、さらに詳細情報なども登録する。

ターゲット

安全な医療機器を効率的に安価で入手したい、病院関係、流通業者、リファービッシュ業者、通院外科診療所、クリニック、メーカーなど

ターゲットの課題

医療機器のセカンダリーマーケットは、現時点で明確な法規制がないため、品質、安全性、有効性が懸念する声が多く、FDA(政府系機関)も新たな枠組みづくりに取り組む流れがある。

本サービスが狙った業界

医療機器業界

発想の転換

これまでは、医療機器の二次流通は明確な規制がなく、メーカー、リファービッシュ業者、修理業者、病院などそれぞれの間の取引で流通していたが、本サービスは医療機器の流通に関わる全ての関係者のためのマーケットプレイスを提供している。

マネタイズ

不明

考察

本サービスは、医療機器の直接売買において、中間業者をなくし価格を下げた上で安全性を保証するものであるが、自社の点検・修理サービスがあれば、より安全性を高め、購入者を増やすことができるだろう。日本の中古医療機器に関しては2005年の薬事法改定で、販売の際にメーカーに伝える義務と、必要に応じてメーカーによる点検・修理を受けなければならないことが定められたため、信頼性の高い商品の流通が流通するようになった。中古品の流通に関しては業としない場合メーカーへの通知・メンテナンスは必要ないので、安全性を確保するためには、中古車の個人間売買サービスのAncarに見られるように自社の提携している点検・修理サービスを必須にするなどの工夫が必要だろう。

 

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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