knowledge-to-practice_ss

企業/サービス名

Knowledge to Practice (K2P)

企業概要

本社:アメリカ・メリーランド・ベセスダ
設立:2014年

創業者

Mary Ellen Beliveau:マサチューセッツ工科大学卒業。

資金調達

合計調達額 $8.22M
直近の調達 $6.5M 2017.2.1 SeriesA
主な調達先 Bill Collatos, Ingram Digital Venturesなど

サービス概要

・医療従事者に対して、生涯教育のための個々人にパーソナライズされていて適切な医学知識・情報を学ぶプラットフォームを提供している。
・医療関係者にテストを受講させ分析し、学ぶべき情報を可視化し、効率的に学ばせることで、患者にベストなケアの提案や診断ができるようにした。
・学習形式は、レクチャーとスライドが用意されている。(例:皮膚および軟部組織の感染症、というテーマでレクチャーとスライドを見ることが可能)
・医療関係者は患者に対して常に最適で最新の判断や治療法を下すために、医学における知識情報を学び続ける必要がある。加えて、アメリカにおいては医師免許の更新が必要であり、常に学習することが必須。そういった背景にK2Pのニーズはある。

ターゲット

医療従事者

ターゲットの課題

医療従事者による知識の更新は、学会などの一般化された知識を得る場か、個人学習が主で、自身の担当患者において本当に必要な情報は何か、また学ぶ機会などをパーソナライズして得られる場はなかった。

本サービスが狙った業界

医療業界

発想の転換

・これまでは医療従事者は学会などで一般化された知識を得ていたが、本サービスは医療関係者個々人にパーソナライズされた最新の情報を効率的に知り、得ることができる。

マネタイズ

心臓血管系ソフト(マスタークラス):799ドル

考察

・周りの医師の知識・技術レベルに疑問を感じているかというアンケート(日本・2013)に対し、疑問を感じていると答えた人は50.2%。その中である開業医は「学会や勉強会に全く出てこない開業医がいる」などと述べている。
・アメリカには医師免許には更新制度があり(科や州によるが、大体10年毎/テキサス州では1年毎・カリフォルニア州では2年毎)、専門医・開業医ともに、生涯教育を続けなければ免許を失ってしまう。対して、日本では、一度医師免許を取得すれば、その後の更新などは必要ない。こういった背景から日本では生涯学習が強制ではないため、アメリカよりも個人の意欲に学習が委ねられている。
・サービスのスケールのネックとして考えられるのは、金額である。しかし個人のソフトにしては高額であるが、免許剥奪という恐怖感且つ高収入の医師にとってはそこまでのネックにはならなさそう。

類似企業

<国内>
ケアアンドコミュニケーション株式会社:医療福祉系教育用ソフトウェアを提供している。(医療事務、調剤事務、介護事務)
→医師に対しての生涯学習のようなものはなかった

マーケットアウト度

★★★☆☆

  • この記事をはてなブックマークに追加

関連記事