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企業/サービス名

Lola Travel

企業概要

本社:アメリカ・ボストン・マサチューセッツ
設立:2015年

創業者

・Paul English(CEO):マサチューセッツ大学ボストン校を卒業後、LinkedInでアドバイザーを務め、KAYAKの創業者兼CTOなどを経て現在に至る。
・Bill O’Donnell(CTO):Carnegie Mellon大学を卒業後、KAYAKで改革主導者などを務め、現在に至る。

資金調達

合計調達額 $44.7M
直近の調達 $10M 2016.2.6
主な調達先 Accel Partners, CRV, General Catalyst, GV, Tenaya Capital

サービス概要

・旅行者のそれぞれの目的に合わせて、Lola travelがオンデマンドで旅行前の予約や旅行中のサポートをするアプリを提供している。
・サービスが生まれた要因として、旅行形態の多様化(ツアーなどではなく、個人で旅行を組む)・旅行への行きやすさ(安価な旅も可能な時代)・情報過多(探すのが面倒になるほどホテルなどがある)などが考えられる。
・流れの例:ユーザーが「X日にマンハッタンで会議がある」とメッセージを送るとその場所に対して知見のあるLola Travelの従業員が旅日程やフライトの時間などを考慮していくつかホテルを提案。その中で希望に合うものを見つけたら、メッセージを従業員に送るのみで予約完了。その後、何か疑問に思ったことなどもその従業員にメッセージを送れば返答を得ることができる。
・5つの実在する旅行会社と小売店やその他サービス業のカスタマーサービスの専門家10人をスタッフとして雇っている。
・今後は100人のコンサルタントをヨーロッパ(ベルリン)に展開する予定。(2016)
・AIも利用しており、より良い提案とナチュラルな会話ができるように取り組んでいる。

ターゲット

旅行者

ターゲットの課題

旅行前や旅行中のちょっとした不安(ホテルはどこがいいか、チェックインは何分前か、ホテルから空港までのバスはあるか、飛行機が遅延した時どうしよう)などを気軽に相談できる相手がいなかった。

本サービスが狙った業界

旅行業界

発想の転換

これまでは、旅行者自身が旅についてプロデュースしたり(予約)分からないことにおいても調べる必要があったが、本サービスはオンデマンドで旅行前から旅行中も含めて、疑問などをメッセージするだけでLola Travelが全て答えてくれる。

マネタイズ

アプリ自体は無料
一部の予約に関しては業務委託費がかかる
月額もしくは年額の支払い制度を検討中(2016)

考察

・2015年の訪日外国人旅行者数は2010年に比べ約1200万人増加の約2000万人。対して、出国日本人数は2004年から2015年までさほど変わらず1600万人程度。
・出国日本人数は増加していないものの、安定した市場が見込めると捉えることもできる。
・しかしLola Travelが日本にきた場合、日本人のほとんどが使用しているLINEと提携したDeNAやHISのサービスに勝てるかは微妙である。
・スケールのネックになりそうなのはLola Travelの従業員数とAIのレベルである。AIと従業員を併用しているとのことだが、現段階では従業員がメインであるとのことで、AIのレベルによってはユーザーが増加した場合、従業員数が少ないとオンデマンドでの対応が行き詰まりそうである。

類似企業

<国外>
・Bradley:旅行前、旅行中共に予約から気軽な質問まで(ロマンチックなレストランは?など)何でも答えるオンデマンドのサポートアプリ。アプリ自体は無料だが、予約などに際して手数料が取られる。→サービス内容は同じだが、ホームページが簡易であり「24/7の対応は直に行う」などの内容からスケールせずに終わった雰囲気。
・Pana:リアルタイムでの飛行機の遅延などの連絡や、旅行日程表の表示とその共有(家族などの旅行者と)、自動チェックイン(フライト)などの機能があるが、オンデマンドの会話機能はない。

<国内>
・DeNAトラベル×LINE、HIS×LINE:LINEにおいてDeNAトラベルのアカウントを友達追加し、そのアカウントに希望の「目的地」や「出発日」「日数」などを入力するとオススメ商品を提案をしてくれる。(AI)今後はツアーのみならず海外航空券の取り扱い、個別相談機能やテーマ検索なども検討。

 

マーケットアウト度

★★★☆☆

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