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企業/サービス名

Knotel

企業概要

本社:アメリカ・ニューヨーク
設立:2015年

創業者

・Amol Sarva (CEO):コロンビア大学、スタンフォード大学(PhD)を卒業後、Knotableの共同創設者兼CEOなどを経て、現在に至る。
・Edward Shenderovich (Chairman):UCバークレーを卒業後、Kite Venturesで投資アドバイザーなどを経て現在に至る。

資金調達

合計調達額 $25M
直近の調達 $25M 2017.2.21 Series A
主な調達先 500Startups, Bloomberg Beta, Invest AG, New York Angels, Observer Capital, Pankaj Jain, Rocket Internet

サービス概要

・Knotelが従業員20名程度のスタートアップの会社に対して、オフィスのワークスペース(スペース、机、ビル)を提供している。
・社員が1年で何倍にもなることが普通であるスタートアップにとって、最初からオフィスを購入するのはリスキーであり、その点Knotelなら社員の増減に合わせて、長期間オフィスをレンタルすることができる。
・現在ニューヨークで1400㎡以上のスペースがある人に対して貸出しを求めており、今年中に約18600㎡ある現在のワークスペースを約93000㎡へと拡大をする予定。

ターゲット

成長中の小規模のスタートアップ会社

ターゲットの課題

成長中のスタートアップの会社においてオフィスを買うというリスクと無駄。
今後の事業の縮小や拡大の予測がつかない中で、少ない資金を利用してオフィススペースを確保するのはリスキーであり、かつ無駄金である。

本サービスが狙った業界

賃貸業界

発想の転換

これまでは成長中の小規模のスタートアップ会社は従業員がある程度増えた段階で、大きな投資として資金を叩きオフィスを設けていたが、本サービスではそこまでの金銭的リスクを背負うことなく、成長に応じてオフィスを一定期間レンタルすることができる。

マネタイズ

1年以上の契約の場合、1年目は1年分先払いでそれ以降は月毎。
1年未満の場合は、3ヶ月分先払いでそれ以降は月毎。

考察

・2015年において、アメリカでは2700万人(生産労働年齢人口の14%)が新しいビジネスを始め経営している。そのうち法人化するのは約300万社、そのうち創設者以外に1人以上雇うのは約60万社。
・アメリカでの起業家のうち24%は、5年以内に20人以上の雇用を創出すると述べている。
・このようにターゲットの市場規模は大きく、今後も拡大されることが予測される。
・競合他社との差別化がスケールのネックになりそうであったが、こういった市場背景から、Weworkのターゲットは法人化までの段階、Knotelのターゲットは従業員を雇う段階と分類することができるため、スケールに期待ができるのではないか。
・スケールのネックとして懸念されるのは、スケールに伴い競合との相違点が曖昧になってしまうことであり、その場合、早くから顧客と接点を持っているWe Workのほうが有利となってしまう。

類似企業

・WeWork:コワーキングスペース提供の最大手。相違点としては、ターゲット顧客の規模感である。Knotelでは基本的にフリーランサーや1人で経営を回している会社は断っており、代わりに小規模のビジネスにフォーカスしている。Weworkのターゲットより成長しており、ある程度の規模感があるが、10年のリース契約には躊躇いがある顧客に対しのサービスを提供している。Knotelのテナントの多くは20名以上の従業員を抱えているスタートアップである。

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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