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企業/サービス名

Next Insurance

企業概要

本社:アメリカ・カリフォルニア・パロアルト
設立:2016年

創業者

・Guy Goldstein(CEO兼共同創設者):テルアビブ大学・スタンフォード大学の大学院を卒業後、CheckにてCEOを勤めるなどして、現在に至る。
・Alon Huri(CTO兼共同創設者):CheckにてCTOを勤めるなどして、現在に至る。
・Nissim Tapiro(C兼共同創設者):テルアビブ大学を卒業後、Checkにて研究開発部門の責任者を務めるなどして、現在に至る。

資金調達

合計調達金額:$42M
直近の調達:$29M/Series A/2017.5.3
主な調達先:Markel Corporation, Munich Re / HSB Ventures, Nationwide Building Society, Ribbit Capital, TLV Partners, Zeev Ventures

サービス概要

・Next Insuranceは個人事業主をターゲットとして、彼らのビジネスに特徴に特化した保険を提供する。
・主にはパーソナルトレーナー、写真家、建設業者、ヨガトレーナー、庭師、清掃業者など。
・例えばパーソナルトレーナー向けの保険だと、⑴顧客を怪我させてしまった場合の請求に対する保証⑵顧客がサービスに対して不満足だった場合の請求に対する保証⑶顧客がセクハラされたと思い請求された時の保証⑷顧客に対して間違った食生活の提案(アレルギーを引き起こすなど)をした時に請求された場合に対する保証などが網羅されている。
・自社で証券を発行するのではなく他者保険会社と提携し、個人事業主に対してビジネス特化型保険を提案し、保険会社と繋げる仲介者としての役割を果たしている。
・保険は契約までに何週間かかかるのが普通であったが、Next InsuranceはHPにいけばその場で金額の査定ができ、数分で購入することが可能。

ターゲット

個人事業主

ターゲットの課題

個人事業主は保険を決定する際、価格比較サイトをみてどのくらいの保証がありいくらくらいかかるのかを確認してその中で一番マシなものを選ぶという流れがあったが、それらが全ての要望に沿った保証のカバレッジ(それぞれのビジネスに特有の事象とそれに対する保証)があるわけではなかった。

本サービスが狙った業界

保険業界

発想の転換

個人事業主:これまでは保険を決定する際、ウェブサイトなどを見て、全ての要望にそったカバレッジがなくても1番マシなもので妥協するという現状があったが、本サービスによってそれぞれの業種の特質に特化した保険を短時間で簡易に選ぶことができるようになった。

マネタイズ

・Proプラン:21ドル/月 賠償責任保険5000万-1億円
・Pro Plusプラン:42ドル/月 賠償責任保険1億円+器材保証(?Equipment protection)2500万円

類似企業

・ちぢまる:個人事業主の中でも、トレーナーやネイルサロンを営む人に対しての保険。レッスン中に顧客にケガをさせた、借りた施設の壁や床を破損させた、施術中に顧客の衣服を汚してしまった、などの場合に月々499円で最大300万円の保証がされる。Next Insuranceとの相違点としては、個人事業主の中でもかなり特化されている点。

考察

・アメリカにおける保険の市場規模は約110兆円程度であり、その中での中小企業向けの保険の市場規模は約11兆円程度。
・企業は保険に加入する際、事前にウェブサイトで比較したり、保険代理店に訪れたりするなどの手間がかかる。しかし、Next Insuranceは自宅や職場からパソコンやスマートフォンで簡単にアクセスして、保険料を査定することができ、数分で契約を完了させることができる。こういった迅速な対応は、年に何万社と新規企業が立ち上がり、中小企業が溢れるアメリカにおいてスケールの拡大が期待できそうである。
・また、大手保険会社にとってもカバー仕切れていなかった中小企業を、Next Insuranceを介することによって顧客として取り込めるので、両者にウィンウィンなサービスである。

マーケットアウト度

★★★★☆

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