goodlord

企業/サービス名

Goodlord

企業概要

本社:イギリス・ロンドン
設立:2014年

創業者

・Richard White(CEO兼共同創設者):Oxford Brookes Universityを卒業後、Foxtonsでシニアネゴシエーターとして勤めた後、現在に至る。
・Tom Mundy(COO兼共同創設者):Loughborough Universityを卒業後、TOMS Fudgeを創設し、現在に至る。
・Philip Mundy(創設者):The University of Hudersfieldを卒業後、Beemを創設するなどして、現在に至る。

資金調達

合計調達金額:$11.65M
直近の調達:$8.77M/Series A/2017.3.14
主な調達先:Charlotte Street Capital, Global Founders Capital, LocalGlobe, Ribbit Capitalなど

サービス概要

・不動産取引のためのプラットフォーム。不動産業者、家主、借主をつなぐ。電子署名を利用したオンライン上での契約、家賃支払い、保険などの手続きをデジタルで行えるサービスを提供している。
・契約締結時に必要な信用照会もオンライン上で簡易に行える。
・いつでも、どこでも、簡単にパソコンやスマートフォンを使って契約できるようになり、紙を使った実務作業を削減してプロセスの効率化を図ることを目指している。
・イギリスでは既に300社以上がこのサービスを利用している。
・オンライン上で取引を全て行うことによって時間的には50-75%の節約となり、Goodlordを利用した「LiFE Residential」という会社は1450万円の費用削減に成功した。

ターゲット

不動産業者

ターゲットの課題

不動産業者は契約成立させるまでの間に何度も顧客とやりとりをしなければならず、多くの書類を使用したりなどすることで、時間的にも費用的にもコストが多くかかっていた。

本サービスが狙った業界

不動産業界

発想の転換

不動産の取引において、これまではエージェントや家主と借主が直接会うことで契約が進められていたが、本サービスによってその取引がペーパーレスになり、オンライン上で簡易に進めらるようになったことで、無駄な時間とコストの削減に成功した。

マネタイズ

Pro:125ユーロ/月(約1.8万円)

類似企業

・SignUp One:不動産の取引をデジタル化するためのソフトウェアを提供する会社。主に「マスタ管理・雛形管理・契約管理・署名管理・進捗管理・請求管理」などの機能がある。月々15000円で値段もあまりGoodlordと変わらず、電子署名も導入しているため、相違点はあまりない。
・レオパレス21:2015年に、店舗にタブレットを導入し、顧客とのやりとりの記録や書類をデジタル化。しかし、電子署名などは取り入れていない上、あくまでも来店回数を最小限にするためのものであって、ゼロを目的としていない。

考察

・2015年の調査によると、一人暮らしをしている首都圏の現役学生で契約までにかかった日数が1日と答えた人は約25%、20-80日と答えた人が約45%。1日と答えた人の理由としては、「何度も家を探すために足を運ぶと、交通費や宿泊費が嵩んでもったいない」などがあった。
・基本的な入居までの流れとしては「申し込み→審査結果通知→賃貸契約→引っ越し」であり、約10日ほどかかる。
・不動産の購入の場合は別として、賃貸契約の場合想定される場面は「大学生になる時」「社会人になる時」「同棲を始める時」などであるが、どの場面においても賃貸を検討している人にとっては時間がないため、それぞれ入居までのステップに時間をかけている余裕がない。つまり、顧客の契約までの時間をスムーズにすることは不動産業者にとっての課題であると言え、それが不動産業者の差別化に繋がるということができる。
・こういった状況において、本サービスは電子署名を導入し契約までの流れを全てデジタル化することでその時間的手間を省くことに成功した。故に、「スピーディーに契約が結べる」という点で他社との差別化が可能となりスケールが期待できそうであるが、差別ポイントが割と容易であるため、同様の競合が出現した場合はスケールが難しそう。

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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