elmodis

企業/サービス名

Elmodis

企業概要

本社:ポーランド・マウォポルスカ・クラクフ
設立:2015年

創業者

・Kamil Kozak(CEO): Silesian University of Technologyを卒業後、EAでソフトウェアデベロッパーなどを勤め、現在に至る。
・Marcin Święch(CTO): AGA University of Science and Technologyを卒業後、Maar TechnologyのCEOなどを経て現在に至る。

資金調達

合計調達金額:$5.15M
直近の調達:$4.9M Series B 2017/4/9
主な調達先:Innovation Nest, Intel Capital, Set Ventures

サービス概要

・クラウドベースのソフトウェアとハードウェアのプラットフォームを利用して工業用の機械(電子モーターなど)の監視を行う。具体的には、工場でわざわざチェックしなくてもタブレットなどで確認できるような仕組みを提供している。
・本サービスによって、利用者はエネルギー面でのコスト削減を図れる上に、データをクラウド上で記録することで効率の良いメンテナンスを行うことができる。
・現在はポンプ・ベルトコンベヤー・ファンなどを監視できる。
・特徴としては上記の工業用機械に対してそれぞれのハードウェアがあるわけではなく、1つのハードウェアの導入によって全ての管理が1つのダッシュボードで行えるという点。

ターゲット

製造業・鉄鋼業・エネルギー・オイルガスなどの工場に勤める工業者

ターゲットの課題

工業用機械を管理する場合、それぞれの機械に対して個別のモニターをつけたり、場合によっては人によって管理させるなどして、非効率的かつ無駄に費用がかかっていた。

本サービスが狙った業界

工業用機械メーカー

発想の転換

今までは1つ1つの機械に対してそれぞれのモニターを付ける必要性があり、場合によっては人による監視を行わなければならなかったが、本サービスによってElmodisを利用するのみで全ての稼働状況の管理をクラウド上ですることが可能になり、管理やメンテナンス、費用面での効率化が図れるようになった。

マネタイズ

不明

類似企業

リアルタイム設備稼働管理システム(共立システムマシン株式会社/http://www.kyoritsu-s.co.jp/pn/index.html): 工場の機械管理のためのシステム導入とソフトウェアを提供している。設備稼働率の正確な自動集計、生産数量がリアルタイムで集計可能、日報・月報の自動集計、情報の簡単・正確な自動集計ができる。

考察

・国内にある従業員10人以上の工場の数は2011年に12万586事業所と前年比で3.2%減少しており、2007年から5年連続の減少である。(日経新聞, 2013)
・工場の従業員数は3.8%減の679万3480人と4年連続の減少で、製造品の出荷額も2.1%の276兆5616億円と減少している。(日経新聞, 2013)
・日本では、2016年にアルミ冷間鍛造専門メーカーの小松工業が「MotionBoard Cloud」というクラウドBIのダッシュボードを導入した事例がある。同社はそれまで、作業日報を手書きで制作したり、実績をExcelで集計して資料などを作成していたが、今回の導入によってタブレット端末を利用してクラウド上で電子帳票の記録や報告、閲覧ができるようになりリアルタイムでの情報共有が可能となった。具体的には端末上で入力したデータをサーバーに保存すると自動でExcelに入力され、集計や分析をすることができる。
・このように一部の会社では工業管理用のクラウドの導入が進められているが、業界全体には未だ浸透していないように思える。先発優位性を利用し、早い段階で工業用クラウドの首位を獲得できれば日本でのスケールが見込めそうであるが、先に日本製のクラウドが国内に出回り主流になってしまった場合は、サービス自体に大差はないため差別化が難しくスケールも困難になるだろう。

マーケットアウト度

★★☆☆☆

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