bunker

企業/サービス名

Bunker

企業概要

本社:アメリカ・カリフォルニア
設立:2015年

創業者

・Chad Nitschke(CEO兼共同創設者):University of Saint ThomasでMBAを取得後、AXISでシニアバイスプレシデントなどを務め、現在に至る。

資金調達

合計調達金額:$8M
直近の調達:$6M Series A 2017/5/11
主な調達先:American Family Ventures, Antonio Derossi, Clocktower Technology Ventures, Comcast Ventures, Hiscox, LaunchCapital, Oberndorf Ventures, Omidyar Network, Route 66 Ventures, Struck Capital, US Investment Partners

サービス概要

・個人事業主、および個人事業主を雇用する中小企業に向けた保険の選択・管理のためのソフトウェアを提供しており、同社自体は保険を販売しているわけではなく保険のマーケットプレイスとなっている。
・同社は保険会社や多くの個人事業主に調査を行い、現在のソフトウェアプラットホームを作り上げたので、保険の概要などを個人契約者にわかりやすく説明することを可能にし、また契約におけるやりとりのコミュニケーションを簡易化することで、簡単にその必要条件を埋めることができるようになった。
・個人事業主の人は保険の内容が何であれ、親の代からそのまま引き継いでいることが多く、より保険を理解し、適切な保険を申し込むためのプラットフォームとして同社はソフトウェアを開発した。

ターゲット

個人事業主、個人事業主を雇う中小企業

ターゲットの課題

個人事業主は職種形態が様々で、また事業規模も小さいため、保険に関しても、必ずしも知識が十分にあるとは言えない状況出会った。また、事業主自身が保険の選択と決定を行わなければならなかったので、事業に合わせたベストな保険を選ぶことが出来ていなかった。

本サービスが狙った業界

保険業界

発想の転換

これまでは個人事業主自身が、加入する保険を選択・決定していたので、保険が適切でなかったり、適切でない保険に対して保険料を払い続けていたりしていたが、本サービスのプラットフォームによって、保険の前提知識が少なくとも簡易に保険選びをすることができ、その後の管理まで行うことができるようになった。

マネタイズ

利用無料(別途、保険の契約料はかかる)

類似企業

・Next Insurance(https://bizna.jp/2017/06/02/next-insurance/):以前紹介したこの個人事業主特化型保険のマーケットプレイスであるNext Insuranceとサービスは類似しているようだが、相違点としてはNext Insuranceは個人事業主と保険会社の仲介、Bunkerはソフトウェアを提供することで保険選びからその後まで総じてサポートするという点である。

考察

・2016年のアメリカにおける個人事業主は5,500万人で全労働者の35%に上り、2020年には50%を上回ると予想されている(NewSphereより引用)。
・日本における個人事業主は2017年度で1,122万人であり、2016年の1,064万人より5%増加しており、またこれは労働力人口の約16%に当たる。しかし日本ではそのうちの約4割である416万人は会社勤務をしながらの副業として行っている。
・働き方改革などが助長して、日本でも今後個人事業主の規模は広がっていくと考えられている。そういった社会情勢の変化に対して、日本においては日本フリーランス協会がその会員に対してベネフィットプランという「健康サポート・子育て両立支援・スキルアップ支援・相談ダイヤル・リラクゼーション」などを保障する個人事業主専用保険と福利厚生サービスを合体させたものが登場するなど、日本においても個人事業主に対する注目度は高まっている(http://kurashigoto.me/articles/nqgdn より引用)。
・そういった中で本サービスは個人事業主の保険の選択から決定・管理までを一括してソフトウェアを提供するという形で手厚くサポートするので、ニーズはありそうだが、Next Insuranceのような競合他社がこれから更に出てきた場合はより明確な差別化のポイントがないと、スケールは難しそうである。

マーケットアウト度

★★★☆☆

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