petal

企業/サービス名

Petal

企業概要

本社:アメリカ・ニューヨーク・ニューヨーク
設立:2016年

創業者

・Jason Gross(CEO兼共同創設者):ハーバード大学のロースクールを卒業後、Gunderson Dettmerでアソシエイトとして務めるなどして、現在に至る。
・Andrew Endicott(COO/CFO兼共同創設者):ハーバード大学のロースクールを卒業後、Lazardでアソシエイトとして務めるなどして、現在に至る。
・Jack Arenas(CTO兼共同創設者):カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、ゴールドマンサックスでアナリストとして務め、現在に至る。
・David Ehrich(共同創設者):The Tuck School of Business at DartmouthでMBAを取得後、アメリカンエクスプレスでジェネラルマネージャー、JPモルガンでエグゼクティブディレクターを務めるなどして、現在に至る。

資金調達

合計調達金額:$3.6M
直近の調達:3.6M Seed 2017/9/8
主な調達先:Abstract Ventures, Afore Capital, Brooklyn Bridge Ventures, David Yaffe, Dylan Field, Great Oaks Venture Capital, Guild Capital, Incite Ventures, James Finnigan , Nat Turner, New Ground Ventures, Ride Ventures, Rosecliff Ventures, Sam Hodges, Scott Bommer, Silicon Badia, Story Ventures , The Gramercy Fund, Vivek Garipalli

サービス概要

・同社は利用手数料が掛からず、クレジットスコア無しで利用出来るクレジットカードを提供している。支払いのリマインダー、自動支払い機能などをアプリでチェックできる。
・クレジットスコアとはクレジットヒストリー=利用しているクレジットカードの支払い状況、車や住宅などのローンの借入金に関する状況によって算出されたスコアのことを指す。いわゆる個人の信用度を数値化した偏差値のようなもの(http://www.us-lighthouse.com/life/daijiten/credit-score.html より引用)。
・本サービスは当座貸越料、年会費、国際手数料、遅延手数料などの費用は一切かからない。
・AIを使って、キャッシュフロー・アンダーライティング(支払い能力)を推測することでクレジットスコアを使わないことを可能にした。
・アメリカの全人口の内、約6,500万人がメインターゲットとなる。特にミレニアム世代のクレジットカード保有の一助とされている。

ターゲット

クレジットスコアを築くことが難しい人、ミレニアム世代

ターゲットの課題

過去のクレジットスコアなどが原因でクレジットカードを作れない、クレジットスコアの影響によって容易くクレジットカードを作れない

本サービスが狙った業界

クレジットカード業界

発想の転換

これまではクレジットカードを所持するためには、クレジットスコアを保つ、もしくは個人で支払いや利用状況などの確認を行う必要があった。本サービスは、クレジットスコアを利用しないため、より容易にクレジットカードを持つことができるようになり、また利用管理も簡易にできるようになった。

マネタイズ

・利用制限500-1,000ドル
・年率 17.99 – 24.99%
・手数料は無料

考察

・クレジットスコアは「クレジット利用額(キャッシング枠もしくはショッピング枠利用状況)/クレジットカード支払い状況(一括かリボ払いか)/支払延滞などの金融事故を起こしていないか/情報機関への照会頻度」によって算出される。
・アメリカにおいてクレジットスコアは20年以上前から利用されている。現在は、クレジットカードや住宅ローンの審査のみならず、就職や転居などの生活全般でも、信用を測る物差しとして利用される(https://allabout.co.jp/gm/gc/9453/ より引用)。
・日本でもダイナースクラブカードなどは過去3ヶ月のクレジットヒストリーがないとカードを作ることができない。
・2014年度のアメリカにおいて、クレジットカードを所持していない人は全人口の29%である。また2013年度の調査では大学生のクレジットカードの所持率は30%であったが、2016年度には56%となり、そのうちの85%がデビットカードである(CreditCards.com https://www.creditcards.com/credit-card-news/ownership-statistics.php より引用)
・こういった状況から、同社のクレジットカードはミレニアム世代に大きな需要があると考えられるが、現状は利用可能な店舗が限定されているため、既存のカード会社と同じように利用可能な店舗数を増加することができれば、スケールは期待できそうである。

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