防寒ブーツの選び方4つのポイント!寒い現場で使える防寒長靴とのちがいも解説

寒い現場で使える!最適な防寒ブーツの選び方や選ぶポイントを紹介します

寒い現場で履く防寒ブーツは、保温・防水・耐滑(すべりにくさ)・サイズの4つで選びます。

どれか1つを落とすと、暖かいのに滑る、暖かいのに蒸れる、という買い直しになりがちです。

仕事で履くなら、先芯(つま先に入っている、足を守るかたい板)も見ます。街履きのスノーブーツの選び方だけでは足りません。

安全くん
先に結論です。屋外で雪や水があるなら防寒の安全長靴、屋内が中心なら丈のある安全靴に厚手の靴下。この2つのどちらかから考えると早いですよ。
この記事でわかること
  • 防寒ブーツを選ぶ4つのポイントと、どれを優先するかの決め方
  • 保温が「内装の防寒材」と「着脱できるインナー」でどう変わるか
  • 防水と撥水のちがい。水がしみてくる場所
  • 凍った路面で滑りにくいかを、JISの耐滑の表示で確かめる方法
  • 重さ・筒周・価格の実数(2026年9月26日にミドリ安全.comで確認)
  • 買い替えられないときに、今の靴のままできる足元の防寒

使う数字は、仕事で安全靴を履く50人に聞いた調査と、ミドリ安全.comで確かめた実数です。調べた日は2026年9月26日です。

冬だけでなく1年を通してどんな靴が選ばれているかは、口コミ50件から調べた安全靴おすすめランキングで数字を出しています。

防寒ブーツの選び方は4つのポイントで決まる

防寒ブーツの説明文には、いろいろな言葉が並びます。見るところを4つにしぼると、迷う時間が短くなります。

  • 保温 … 内装の防寒材か、着脱できるインナーか
  • 防水 … 防水なのか、表面の撥水だけなのか
  • 耐滑 … 凍った路面と濡れた床で滑りにくいか
  • サイズ … 厚手の靴下を履いた状態で、足とふくらはぎが入るか

この4つを商品ページで確かめるときは、下の6項目を見ます。保温が2つに分かれ、ここに先芯が加わるので6つになります。

防寒ブーツを買う前に確かめる6つのチェックリスト

画像が出ないときのために、同じ内容を書き出しておきます。

  • 保温は内装の防寒材か、着脱できるインナーか
  • 防水なのか、表面の撥水だけなのか
  • 耐滑の表示があるか(JISのF1・F2)
  • 先芯が入っているか。樹脂か鋼製か
  • 筒周(ふくらはぎ回り)は何ミリか
  • 厚手の靴下を履いた状態でサイズが合うか

4つのうちどれを優先するかは、使う場所 で決まります。外で雪や水を踏むのか、屋内で立っているだけなのかで答えが変わります。

迷ったときの決め方
  • 外で雪や水を踏む … 防水(継ぎ目のない長靴型)と耐滑を先に見る
  • 冷えた屋内で立ちっぱなし … 保温と軽さを先に見る。防水は後回しでよい
  • 会社から規格の指定がある … まず先芯と規格の表示。デザインはその次

防寒ブーツの保温は「内装の防寒材」か「着脱インナー」かで変わる

同じ「防寒」と書いてあっても、暖め方は2つに分かれます。内側に防寒材を貼った一体型か、インナーを入れて使う着脱式かです。

一体型の例が、ミドリ安全の防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒(9,350円・税込)です。内装材に防寒ウレタンを使っています。

着脱式の例は、防寒用インナー式安全長靴 ワークエース MPB-810N(12,111円・税込)です。

防寒性に優れた厚口のインナー材を採用。 着脱式のため乾燥させる時等に便利です。

出典:ミドリ安全.com

インナーを抜けるかどうかは、暖かさだけの話ではありません。汗を吸ったインナーを外に出せるので、乾かす時間が短くなります。

インナーだけ買い替えることもできます。MPB-810N用の替えインナーは1,639円(税込)でした。

あとで出てくる冬用安全長靴MB-899も、専用の交換用防寒インナーが2,596円(税込)で売られています。中のインナーを替えられる靴です。

「何℃まで大丈夫か」はメーカーが数字を出していない

防寒ブーツを買うとき、いちばん知りたいのは耐えられる温度だと思います。ただ、今回調べたミドリ安全.comの商品ページには、耐寒温度の表示がありませんでした。

ほかのメーカーまでは確かめていません。数字が見つからないときは、次の3つで暖かさを見積もります。

  • 防寒材が「内装材」として書かれているか(書かれていなければ防寒仕様ではない)
  • インナーが厚口かどうか。着脱式なら乾かせるぶん、翌朝の冷たさが変わる
  • 丈の高さ。同じ防寒材でも、足首までと、ふくらはぎまでで体感が変わる

つま先が冷えるかどうかは、先芯の素材でも変わる

先芯には鋼製と樹脂があります。冬は、この差がつま先に出るとされています。

足先への圧迫を抑える、幅広の先芯。鋼製先芯と比べ、つま先が冷えにくく、サビず、更に軽量です。

出典:ミドリ安全.com

何度ちがうかまでは公表されていません。ただ、同じ値段帯で迷ったら、先芯が樹脂かどうかは見ておく価値があります。

暖かさの見積もりを間違えると、こうなります。倉庫で働く方が、ユニオンのUNION76 セーフティーシューズについて書いた声です。

jro33(40代・倉庫・物流)
雪の降る地域で冬場の防寒用で購入しましたが、そこまで防寒・防水性能は高くないので屋外作業より室内作業向きだと思います。

この方は雪の降る地域で、防寒用として買っています。それでも屋外には足りなかった、という話です。

安全くん
「防寒」と書いてあるかどうかより、防寒材が入っているか、丈がどこまであるかを見ましょう。

防寒ブーツの防水性は「防水」と「撥水」で別物

足が冷える原因の多くは、濡れです。濡れた靴下は、外気より先に体温を奪います。

靴の中が濡れる場所は、だいたい決まっています。靴底と甲の継ぎ目、縫い目、そして履き口です。

継ぎ目のない長靴型は、この3つのうち2つが最初からありません。雪や水たまりを踏む現場で長靴型がすすめられるのは、このためです。

ただし、長靴なら水が入らないとは限りません。履き口より深い水に入れば、上から入ってきます。

撥水は防水ではありません。表面の加工なので、長く雨や雪に当たれば水はしみてきます。

「簡易防水」と書かれた靴は、水たまりに入れる前提の作りではありません。深い水は避けてください。

履き口から入る雪は、防水加工では防げません。口をひもで絞れるタイプか、丈が高いタイプを選ぶと入りにくくなります。

撥水と防水のちがい、耐水圧の見方はこちらの記事を参考にしてください。

撥水と防水の違いは?レインウェアを選ぶ時に知っておきたい機能の違い!

凍った路面で滑りにくいかは、耐滑の表示で確かめる

冬に足元でいちばん怖いのは、寒さよりも転倒です。東京消防庁が、雪や凍結による救急搬送の数を公表しています。

2020年12月からの5シーズンで、東京消防庁の管内から801人が運ばれました。東京都内の数字で、通勤中や街なかの転倒も含みます。

雪の多い地域の数字ではありません。ただ、次の年齢の傾向は、雪の有無にかかわらず知っておく価値があります。

通常の転倒による救急搬送は65歳以上の高齢者が多くなりますが、積雪時では50代から増加することが一つの特徴です。

出典:東京消防庁

雪の日は、ふだん転ばない年代からけがが増えるということです。現役で毎日現場に出ている人も、他人事ではありません。

JIS規格の安全靴には、耐滑の区分が表示されていることがある

JIS規格(国が決めた製品の規格)では、滑りにくさが区分で表されます。ただし付加的な性能なので、表示のない靴もあります。

ミドリ安全.comの規格の解説に、区分の意味が書かれていました。

旧規格では耐滑性は動摩擦係数が0.2以上のものが適合していましたが、新規格では耐滑性は区分1(F1)が動摩擦係数0.2以上0.3未満、区分2(F2)が動摩擦係数0.3以上として区分しました。区分2(F2)の方が耐滑性は高くなっています。

出典:ミドリ安全.com

靴の箱や商品ページの規格欄に F2 とあれば、F1より滑りにくい区分です。自分の靴の表示と見くらべてみてください。

規格欄の記号の読み方(JIS T8101)
  • F1・F2 … 耐滑性の区分。F2のほうが滑りにくい
  • U・H・S・L … 作業区分。超重作業用・重作業用・普通作業用・軽作業用
  • CⅠ・CⅡ … 甲(足の上側)の材料。CⅠが革製、CⅡが総ゴムと総高分子製
  • P … くぎを踏んだときに貫通しにくい性能(耐踏抜き性)
  • E … かかとの衝撃を吸収する性能/BO … 靴底が燃料油に強い性能
  • P1・P2 … その組み合わせをまとめた表示。P1はE+BO、P2はE+BO+P

くぎを踏む現場の人は、P2 かどうかを見てください。P1にはくぎへの強さ(P)が入っていません。

耐滑の試験は床で行うものです。雪と氷はまた別なので、雪の上を歩くなら「寒冷地用」「雪上用」と書かれた靴底かも見てください。

靴底の見た目でも見当は付きます。溝が深く、細かい切れ込みが入っていて、雪がつまりにくい形かどうかです。

凍った路面には、後付けの滑り止めという手もある

靴を買い替えなくても、靴底に付ける滑り止めがあります。ミドリ安全.comではスタッドレス・スパイク(フリーサイズ)が1,331円(税込)でした。

ズレナイ・スパイクは2,332円、携帯用の簡単スパイクは1,639円です(どちらも税込)。外す場面が多いので、着け外しのしやすさで選びます。

スパイクを付けたまま鉄板・タラップ・コンクリートの上に乗ると、かえって滑ります。外し忘れが事故になるので、屋内や足場に入る前に必ず外してください。

フォークリフトに乗る人や、床を傷めたくない職場では、使ってよいかを職場で確かめてください。ゴムの履き口を絞るタイプの長靴には、付かないこともあります。

どんな靴でも、凍った路面で絶対に滑らないということはありません。歩き方と、通る道を変えることも合わせて考えてください。

足元・車・事業所の雪の備えはこちらの記事を参考にしてください。

雪対策グッズおすすめ17選!足元・車・事業所で備えるものを現場目線で選ぶ

防寒ブーツは蒸れる。通気と乾かし方で差がつく

ブーツの弱点は通気です。冬でも、1日履けば中は汗で湿ります。

湿った靴下のまま外に立つと、かえって足が冷えます。臭いの原因にもなります。

安全靴を仕事で履く50人の調査では、不満を書く自由記述で11人が蒸れを挙げました(同じ欄に「蒸れにくい」と書いた人は3人)。

別の質問(満足している点を選ぶ形式)のほうも見てみます。

仕事で安全靴を履く50人が満足している点の棒グラフ

こちらで「蒸れにくい」を選んだのは2人でした。不満では11人が挙げ、満足では2人しか選ばない項目だということです。

自由記述に書かれた声を、原文のまま2つ載せます。

けんた(50代・倉庫・物流)
安全性重視の為か全体的に剛性が強いので履いていても履き心地と言う観点では正直今ひとつかと思います。あと体質の問題なのかどうしても長時間履いていると蒸れてしまう。
crossair(30代・工場作業)
蒸れやすいせいか、一日履いた後の足が臭くて気になりました。柿渋の石鹸でよく洗わないと臭いが落ちないので、もう少し通気性も確保して欲しいです。

どちらもふつうの安全靴の話です。丈が高く密閉に近いブーツは、条件としてはもっと不利になります。

靴を替えなくてもできることから始めるのが現実的です。

  • 毎日、中敷を抜いて出しておく。入れたままだと乾かない
  • 着脱式のインナーなら、インナーだけ外して乾かす
  • 同じ靴を2日続けて履かない。2足を交代で使う
  • 汗をかいたら、昼休みに靴下を替える
安全くん
乾いていない靴を朝履くのが、いちばん冷えます。夜のうちに出しておきましょう。

通気性がいい安全靴の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

通気性のいい安全靴!蒸れなくて軽いから工事現場や工場勤務にはもってこいの厳選3足

重さと筒周を見て、防寒ブーツのサイズを決める

防寒ブーツは、ふつうの安全靴より重くなります。どのくらい重いのかを、ミドリ安全.comの数字で見てみます。

冬用の長靴・安全靴の重さ(両足)の比較グラフ

どれも両足の重さです。MB-899だけLL(25.5〜26.0cm)基準で、ほかは26.0cm基準です。

防寒仕様ではないPRM230が1,080gなのに対し、軽いMB-899で1,370gです。いちばん重いMPB-810Nは2,660gで、およそ2.5倍になります。

歩き回る現場では、この差が夕方に出ます。暖かさだけでなく、軽い順に見ていくのも選び方の1つです。

ひざや腰に不安がある人は、重い長靴を1日履き続けない形も考えてください。外に出るときだけ長靴に履き替え、屋内は軽い安全靴にする、という使い分けです。

ふくらはぎが入るかは、筒周のミリ数でわかる

長靴型でつまずくのが、ふくらはぎ回りです。商品ページには筒周という数字が書かれています。

  • 冬用安全長靴 MB-899 … 標準筒周510mm(丈310mm)
  • 防寒用安全長靴 777 防寒 … 標準筒周450mm(丈380mm)
  • 防寒用インナー式 MPB-810N … 標準筒周550mm(丈420mm)

自分のふくらはぎは、いちばん太いところをメジャーで測ればわかります。測った数字に2〜3cmの余裕を足して、筒周のミリ数とくらべてください。

たとえばふくらはぎが40cmなら、余裕を入れて430mm前後。筒周450mmの777 防寒でぎりぎり、550mmのMPB-810Nなら余裕があります。

同じメーカーの中でも100mmの差があります。ふくらはぎが太めの人や、厚手のインナーを入れる人は大きいほうが楽です。

サイズは「冬に履く靴下」を履いた状態で合わせる

薄い靴下で合わせると、現場でつま先が当たります。厚手の靴下を履いてから、かかとを合わせて確かめてください。

足の幅も見るところです。アシックスのウィンジョブを履く30代の女性と、KEENのワークシューズを履く50代の女性の声です。

豆大福(30代・工場作業)
履き心地や軽さには満足していますが、女性の足型としてはやや幅が広めに作られている印象があり、細身の足だと最初は少し緩く感じました。また、通気性は比較的良いものの、夏場は長時間履いていると蒸れを感じることがありました。
ぴこ(50代・倉庫・物流)
軽量で見た目もごつくないので、普通のスニーカーのように履けます。ただ、足先が少し細めなので幅広の人には向かないかもしれません。

同じ女性向けでも、幅の感じ方は商品でまったく逆になります。EEE(3E)は幅の広さの表示で、Eの数が多いほど幅広です。

今回紹介する靴はどれもEEEで、細身の足の人にはゆるいかもしれません。ミドリ安全.comの防寒靴に幅の狭いモデルは見当たらなかったので、細身の人は中敷を1枚足して詰めることになります。

編み上げの安全靴なら、ひもをかかと寄りで締め直すとかかとの浮きが収まります。長靴は履き口のひもで足の甲を押さえられないので、中敷で調節してください。

かかとが浮いたまま雪の上を歩くと、つまずきやすくなります。そのままにしないでください。
女性・足の小さい人が見るところ
  • 今回調べたミドリ安全の防寒の長靴は、いちばん小さいサイズが23.0cmでした(MB-899のM、777 防寒も23.0cmから)
  • 22.5cm以下の人は、サイズを上げて厚手の靴下で埋めるとかかとが浮きます
  • 足に合う小さいサイズの安全靴を先に決めて、そこへ防寒を足すほうが安全です
  • 厚手の靴下は、婦人用22〜24cmのあるものを選ぶとつま先が余りません(下でボタンつきで紹介しています)
  • 回答者50人のうち女性は20人でした。上の2件はその中の声です

小さいサイズのあるレディース向け安全靴はこちらの記事を参考にしてください。

【レディース向け】女子力高めな安全靴おすすめ10選!

現場で使う防寒ブーツは、大きく3つに分かれる

街で売っているスノーブーツと、現場で使う防寒ブーツは別ものです。仕事で履くものは、使う場所で3つに分かれます。

1. 屋外で雪や水を踏む現場は、防寒の安全長靴

継ぎ目がなく、丈も高いので水と雪に強い形です。そのぶん重く、蒸れやすいという弱点があります。

2. 冷凍庫・冷蔵倉庫は、防寒仕様の安全靴

水を踏まないかわりに、床から冷えが上がってきます。冷凍庫内作業用として作られた靴が別にあります。

ミドリ安全.comの冷凍庫内作業用 耐滑安全靴 SG240 防寒は15,136円(税込)でした。サイズは23.5〜28cm(EEE)です。

内装材にボア、中敷に防寒の全敷を使った短いブーツ型で、丈は270mm。両足で960gと軽い靴です。

ただし、メーカーは氷の上で滑りにくい靴底だと書いています。水や油の付いた床、雪の上では効きにくく、甲の部分に防水の性能はありません。

いきなり15,136円は重い、という人もいると思います。貸し出しがない現場なら、まず厚手の靴下の二枚重ねと、中敷を毎日出して乾かすところから試してください。

3. 屋内が中心なら、丈のある安全靴に防寒を足す

倉庫や工場で、外に出るのが荷受けのときだけなら、この形が軽くて楽です。足首まで覆う丈の安全靴に、厚手の靴下を合わせます。

どれを選ぶかの前に、会社の指定を確かめてください。規格で決まっているのか、商品名で決まっているのかで、選べる範囲が変わります。

防寒安全靴を10足くらべた記事はこちらを参考にしてください。雪・氷・冷凍庫の条件別です。

ミドリ安全.comで確かめた、冬の長靴と安全靴

ここからは、実際の商品で数字を見ていきます。価格・重さ・サイズは、すべて2026年9月26日に確かめたものです。

軽さで選ぶなら 冬用安全長靴 MB-899 軽量防寒

今回見た防寒の長靴の中で、いちばん軽くて安いのがこれです。履き口をひもで絞れるので、雪が入りにくい形になっています。

冬用安全長靴 MB-899 軽量防寒 ブラック

ミドリ安全 冬用安全長靴 MB-899(ブラック)。履き口をひもで絞れる、丈310mmの防寒長靴

販売価格6,446円(税込・本体5,860円)。軽さと値段で選ぶならここから

おすすめポイント
  • 履き口をひもで絞れる。丈は310mmで、ひざ下までは来ない高さ
  • 両足で1,370g。今回くらべた3足の防寒長靴では、いちばん軽い
  • 防寒インナーソックス入り。専用の交換用インナー(2,596円)が別に買える
  • 本体は軽い樹脂(EVA)。樹脂の先芯入り
  • サイズはM(23.0〜24.0cm)・L(24.5〜25.0)・LL(25.5〜26.0)・3L(26.5〜27.0)・4L(27.5〜28.0)・5L(29.0〜30.0)
  • 標準筒周は510mm。作業ズボンのすそを中に入れても入りやすい
JISやJSAAの規格の記号は、商品ページの規格欄に出ていません。元請けや会社から規格の指定が出る現場では、この靴は選べないことがあります。

28.5cmだけサイズがありません。28.0cmと29.0cmの間が空いています。

季節限定の商品で、注文するとキャンセルができません。サイズを決めてから注文してください。

\軽い防寒長靴 MB-899(6,446円)の購入はこちら/

公式サイト

雪と水のある屋外なら 防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒

内装材に防寒ウレタンを使った、一体型の防寒長靴です。靴底は雪がつまりにくい形だと、ミドリ安全が説明しています。

防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒 ネイビー

防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒 ネイビー

踏み固められた雪の上でも歩きやすい靴底だと、ミドリ安全が説明しています

おすすめポイント
  • 内装材に防寒ウレタン。インナーを入れ忘れる心配がない一体型
  • 幅広の樹脂先芯。鋼製よりつま先が冷えにくいとメーカーが説明している
  • 丈は380mm(履き口のふちを含む)。ひもで履き口を絞れる
  • サイズは23.0・24.0〜27.0・28.0・29.0cm(EEE=幅広)。標準筒周は450mm
  • 販売価格は9,350円(税込・本体8,500円)
両足で2,020gあります。歩く距離が長い日は、軽いほうと見くらべてください。

この靴も規格欄に記号の表示がなく、季節限定でキャンセルができません。

\防寒長靴 777 防寒(9,350円)の購入はこちら/

公式サイト

インナーを外して乾かしたいなら 防寒用インナー式 MPB-810N

中の防寒インナーを抜ける長靴です。汗をかく人や、ふくらはぎが太めの人に向きます。

防寒用インナー式安全長靴 ワークエース MPB-810N ブラック

ミドリ安全 防寒用インナー式安全長靴 ワークエース MPB-810N ブラック

販売価格12,111円(税込・本体11,010円)

おすすめポイント
  • 厚口の防寒インナーを入れて使う。外して乾かせる
  • 標準筒周550mmで、今回くらべた3足でいちばん太い。丈は420mm
  • 替えのインナーが1,639円(税込)で別に買える
  • サイズはM(24.0〜25.0cm)・L(25.5〜26.0)・LL(26.5〜27.0)・3L(27.5〜28.0)
  • 樹脂の先芯入り。床を汚さない靴底
両足で2,660gと、今回の中ではいちばん重い靴です。歩く距離が長い人には向きません。

この靴も規格欄に記号の表示がありません。規格の指定がある現場では確かめてください。

代金引換が使えません。季節限定でキャンセルもできないので、サイズを決めてから注文してください。

\インナー式の防寒長靴 MPB-810N(12,111円)の購入はこちら/

公式サイト

同じ「LL」でも、MB-899は25.5〜26.0cm、MPB-810Nは26.5〜27.0cmです。前に買った靴の記号で注文すると、1cm以上ずれることがあります。

JISの指定があって雪の上も歩くなら 耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N

ここまでの防寒長靴3足は、どれも規格欄が空でした。規格の指定がある現場では選びにくいので、JISの表示がある靴も見ておきます。

雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N ブラック

ミドリ安全 雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N ブラック

規格の指定がある現場で、雪の日も履きたい人の選択肢です

おすすめポイント
  • 規格欄はJIS T8101 CⅠ/S/P1/F1。JISの表示がある
  • 商品名のとおり、雪の上でも滑りにくい靴底として出している
  • 両足で850g。今回見た中ではいちばん軽い
  • 革製で樹脂の先芯入り。サイズは23.5〜28.0cm(EEE)
  • 販売価格は11,913円(税込・本体10,830円)
防寒材は入っていません。長時間の屋外では、厚手の靴下や後付けの滑り止めと組み合わせることになります。

耐滑はF1(F2より一段下)です。濡れた床の滑りにくさを重く見るならF2の靴を探してください。

\JIS表示のある耐滑安全靴 AR210N(11,913円)の購入はこちら/

公式サイト

今回ミドリ安全.comの防寒靴17件を見た範囲では、防寒材が入っていて、かつJISの記号が出ている靴は見つかりませんでした。

規格の指定がある現場で防寒長靴を履きたいときは、元請けや会社に確かめるのが先です。メーカーに試験成績書を出してもらえるか、JSAAの表示で代えられるかを聞いてください。

屋内中心で丈のある靴なら 安全靴 プレミアム ハイ・ベルデ PRM230

これは防寒仕様ではなく、丈の高い革の安全靴です。屋内が中心で、足首まで覆いたい人に向きます。

安全靴 プレミアム ハイ・ベルデ PRM230 ブラック

ミドリ安全 安全靴 プレミアム ハイ・ベルデ PRM230 ブラック

販売価格15,048円(税込・本体13,680円)

おすすめポイント
  • 規格欄はJIS T8101 CⅠ/S/P1/F2。耐滑性は区分2(滑りにくいほう)
  • 革製で普通作業用(S種)。元請けからJIS指定が出る現場でも選びやすい
  • 丈は245mm。足首まで覆う編み上げで、かかとに反射材が付いている
  • 両足で1,080g。今回くらべた防寒長靴より軽い
  • サイズは23.5〜28.5cm(EEE=幅広)
防寒材は入っていません。外で雪や水を踏む現場には、上の防寒長靴のほうが合います。

厚手の靴下と中敷で冬をしのぐ、という使い方の靴です。

\丈のある安全靴 PRM230(15,048円)の購入はこちら/

公式サイト

条件で絞るなら
  • とにかく軽く、安く … MB-899(6,446円・両足1,370g・規格表示なし)
  • 雪と水のある屋外 … 777 防寒(9,350円・丈380mm・規格表示なし)
  • インナーを外して乾かしたい … MPB-810N(12,111円・筒周550mm・規格表示なし)
  • JISの規格指定があり、雪の上も歩く … AR210N(11,913円・F1・防寒材なし)
  • JISの規格指定があり、屋内中心 … PRM230(15,048円・F2・防寒材なし)
  • 冷凍庫・冷蔵倉庫 … SG240 防寒(15,136円・規格表示なし)

ほかの型も見たい人は、ミドリ安全.comの防寒靴・寒冷地用のページに17件並んでいました。

通販を使わない人は、作業服店やホームセンターで

防寒長靴は、作業服店やホームセンターでも売られています。ミドリ安全以外にも作っているメーカーはあります。

店のいちばんの強みは、履いて試せることです。冬に使う厚手の靴下を持っていき、それを履いた状態で合わせてください。

  • その場で数歩あるいて、かかとが浮かないかを見る
  • しゃがんで、ふくらはぎが締めつけられないかを見る
  • 箱と値札で、防寒材の有無・先芯の有無・規格の記号を確かめる
  • 規格の記号が書いていなければ、店員に「JISかJSAAの表示はありますか」と聞く

この記事で金額を書いたのは、ミドリ安全.comで確かめられたものだけです。楽天やAmazon、店頭は時期で値段が変わるため、金額を書いていません。

安全靴そのものの選び方は、こちらの50人調査の記事を参考にしてください。

安全靴を履いて仕事をする人のイメージ

買い替えずに、今の靴のままできる足元の防寒

会社支給の靴を替えられない人もいます。その場合でも、足元の冷えは減らせます。

厚手の靴下に替える

いちばん安く、その日から始められるのが靴下です。ただし、厚手にするぶん靴の中は狭くなります。

ひだまり(R) ダブルソックス 紳士用 24〜26cm 黒

ミドリ安全.comで扱うひだまり ダブルソックス 紳士用(黒)。防寒用の靴下

今の靴のままで始められる、いちばん手軽な防寒です

おすすめポイント
  • 二重になった厚手の靴下。アクリルと毛を混ぜた素材
  • 販売価格は2,640円(税込・本体2,400円)
  • サイズは24〜26cm。27cm以上の人はこの型にサイズがありません
  • ミドリ安全.comで買えますが、ミドリ安全製ではなく他社ブランドの商品です
厚手にすると靴の中が狭くなります。きついと感じたら、中敷を薄いものに替えてください。

\厚手のダブルソックス 紳士用(2,640円)の購入はこちら/

公式サイト

同じ型に婦人用があります。足のサイズが22cmからあるので、小さいサイズの人はこちらです。

ひだまり(R) ダブルソックス 婦人用 22〜24cm 黒

ひだまり(R) ダブルソックス 婦人用 22〜24cm 黒

22cmからあるので、小さいサイズで困っている人はこちらから

おすすめポイント
  • サイズは22〜24cm。22.5cmの人もつま先が余らない
  • 販売価格は紳士用と同じ2,640円(税込・本体2,400円)
  • 素材と作りは紳士用と同じ。二重の厚手
  • こちらも他社ブランドの商品で、ミドリ安全.comが扱っています
長靴が23.0cmからで合わない人は、まずこの靴下と、足に合う安全靴の組み合わせを考えてください。

\厚手のダブルソックス 婦人用(2,640円)の購入はこちら/

公式サイト

もっと安く済ませたいなら、ミドリ安全のベルデソックス レギュラータイプが845円(税込)でした。フリーサイズ(24〜27cm)です。

ただし、こちらは通年で使う作業用の靴下で、防寒用ではありません。暖かさを求めるなら、上のダブルソックスのほうが向きます。

ほかの型は安全靴専用靴下の特集ページにまとまっています。

1万円以下で冬の足元を変えるなら
  • 屋内が中心の人 … 今の靴はそのままで、ダブルソックス2,640円だけ。まずここから
  • 足が22.5cm以下の人 … 婦人用のダブルソックス2,640円と、足に合う小さいサイズの安全靴を探す
  • 屋外に出る人 … 防寒長靴MB-899 6,446円と靴下2,640円で、合計9,086円
  • 凍った路面を通る人 … 今の靴+靴下2,640円+スタッドレス・スパイク1,331円で、合計3,971円
  • いずれも税込。MB-899は規格の記号が出ていないので、規格の指定がある現場では使えません

安全靴専用の靴下でどう変わるかはこちらの記事を参考にしてください。

安全靴に合う靴下の選び方とおすすめ6種類!50人中11人が「蒸れる」と答えた足元の対策

中敷を毎日出して、靴を乾かす

お金のかからない対策で、効果がわかりやすいのがこれです。濡れた中敷を入れたままだと、朝まで乾きません。

靴を2足用意して交代で履けると、さらに楽になります。乾いた状態で履けるので、靴の傷みも遅くなります。

どの靴にも使える防寒の中敷は、ミドリ安全.comでは扱いがありませんでした。「防寒インソール」で出てくるのは、MB-899専用の交換インナー(2,596円)だけです。

床の冷たさが直接つらい人は、作業服店やホームセンターで厚手の中敷を探すことになります。その場合も、入れたあとにかかとが浮かないかを必ず確かめてください。

カイロは効く人と効かない人がいる

足先用のカイロは、誰にでも効く方法とは言えません。冷凍倉庫で働いた人の書き込みに、そのまま書かれていました。

靴下は厚手の靴下二枚重ね。初日カイロを貼ったけど私はあまり効かなかったのでそれ以降はカイロは使ってませんでした。

出典:Yahoo!知恵袋

この人は靴下の二枚重ねで乗り切っています。まず靴下と乾燥、それでも足りなければカイロ、という順番がおすすめです。

靴の中でカイロを使うときは、低温やけどに気をつけてください。同じ場所に長く当て続けないようにします。

防寒ブーツの選び方でよくある質問

検索でよく一緒に調べられている疑問に、順番に答えます。

ワークマンの防寒ブーツは現場でも使えますか

ケベックのような防寒ブーツは、もともと作業用の安全靴として作られたものではありません。先芯の入っていないモデルがあり、先芯が要る現場では使えません。

通勤や、重い物を扱わない屋外の見回りなら選択肢になります。現場に入るなら、先芯と規格の表示を先に確かめてください。

会社から支給された安全靴を、自分で防寒ブーツに替えていいですか

会社が「JIS規格のもの」と決めているなら、同じ規格の靴に替えられることがあります。商品名まで決まっているなら、勝手に替えることはできません。

上長に聞くときは、「冬のあいだだけ、同じJIS規格の防寒タイプにしたい」と、期間と条件をそえて伝えると話が進みやすくなります。

JIS規格とJSAA規格のちがいはこちらの記事を参考にしてください。

JIS規格とJSAA規格の違いは?安全靴を選ぶ時の注意点!

防寒ブーツはどのくらい持ちますか

履く時間と現場によりますが、靴底の溝が浅くなったら交換の時期です。冬だけ使うものは、履いた時間より先にゴムのひび割れが来ることもあります。

インナーだけへたったときは、着脱式なら替えのインナーが買えます。MPB-810N用は1,639円(税込)でした。

女性向けの小さいサイズはありますか

今回調べた範囲では、防寒の長靴は23.0cmからでした。22.5cm以下の人は、通年で履ける小さいサイズの安全靴に、厚手の靴下を合わせる形になります。

靴下なら、ひだまりのダブルソックスに婦人用22〜24cmがあります。足に合う靴を先に決めてから、防寒を足していくほうが安全です。

冷凍倉庫の仕事は、自分で防寒靴を買わないといけませんか

職場によります。防寒着と防寒靴を貸してくれる現場もあります。

私がタイミーで行った-20℃から-25℃の冷凍倉庫の職場は防寒着と防寒靴と手袋2枚貸してもらえました。

出典:Yahoo!知恵袋

入る前に、貸し出しがあるかを聞いておくとむだな出費が減ります。貸し出しがない現場なら、SG240のような冷凍庫内作業用の靴を探すことになります。

足以外も冷えるときはどうしますか

足元を直しても体が冷えるなら、首と手も見てください。風の当たる面積が大きいところから冷えていきます。

ネックウォーマーや防寒手袋は、靴より安く買えるものが多くあります。足元の対策と別に考えてください。

まとめ:防寒ブーツは保温・防水・耐滑・サイズの4つで選ぶ

防寒ブーツは、値段や見た目より先に、使う場所から決めると迷いが減ります。外で雪や水を踏むのか、冷えた屋内に立っているのかです。

そのうえで、この4つを順番に確かめてください。

この記事のまとめ
  • 保温は、内装の防寒材か着脱インナーか。乾かしやすいのは着脱式
  • 防水と撥水は別もの。継ぎ目の少ない長靴型が水には強い
  • 耐滑はJISのF1・F2で確かめる。雪の上なら寒冷地用の靴底かも見る
  • サイズは、冬に履く靴下を履いた状態で。ふくらはぎは筒周のミリ数で見る
  • つま先の冷えが気になるなら、先芯が樹脂かどうかを見る
  • 規格の指定がある現場は、規格欄に記号が出ている靴から選ぶ
  • 買い替えられないときは、厚手の靴下と、毎日中敷を出して乾かすことから
安全くん
足元が冷えないだけで、冬の現場はかなり楽になります。この冬の1足を決めてしまいましょう。

この記事で使った50人調査の中身は、次のとおりです。

調査について
  • 調査方法:クラウドワークスでのアンケート
  • 回答数:50人(仕事で安全靴を履いている・履いていた人)
  • 調査項目:年代・性別・職種・使う頻度・メーカーと商品名・満足度・満足している点・不満な点・おすすめ度
  • 口コミは誤字も含め、原文のまま掲載しています
  • 数字は調査したときの回答です。すべての人に同じ結果になることを保証するものではありません