カーボンヘックスの手袋はどれを選ぶ?10モデルの値段と作業別の選び方

「カーボンヘックス」は緻密な作業やバイクの運転に最適な手袋!デザインもかっこいいから冬の防寒対策にも

カーボンヘックス(KARBONHEX)は、安全靴や作業服のミドリ安全が出している作業用手袋のシリーズです。手の甲の六角形の模様が目印で、精密作業用から重作業用までそろっています。

2026年10月2日にミドリ安全.comで確かめると、買えるのは10モデルでした。値段は1双(左右1組)1,958円から5,159円です。

型番が多くて迷いやすいので、この記事では作業の種類で4つに分けて選び方をまとめました。バイクに使えるか、冬の防寒に使えるかにも答えます。

安全くん
先に結論です。細かい作業はKX-01、運ぶ・整備はKX-02A、ぶつける作業はKX-05が基本です。冬に暖かさも欲しいなら、裏がフリースのKX-16だけが当てはまります。
この記事でわかること
  • カーボンヘックス10モデルの今の値段とサイズ
  • 作業の種類で4つに分けた選び方
  • 販売が終わったモデル(KX-03・KX-06・KX-04V)と代わりのモデル
  • 耐衝撃レベル・カットレベルの表示の読み方
  • バイクのグローブとして使うときの注意
  • 冬の防寒に使えるモデル

手袋のほかに、作業着そのものをメーカーから選びたい人は作業着メーカーのおすすめランキングも参考になります。

カーボンヘックスとは?ミドリ安全の作業用手袋シリーズ

カーボンヘックスは、ミドリ安全が2019年7月に出した作業用手袋です。最初に出た代表モデルが重作業用のKX-05で、2021年5月に後継のKX-05Aなどが加わりました。

名前は炭素(カーボン)の原子が六角形につながることから来ています。ミドリ安全.comでは、次のように紹介されています。

KARBONHEX(カーボンヘックス)作業手袋は、精密作業や軽作業・重作業、バイクや車の整備メンテナンスなど様々な職場環境に合わせて設計したスタイリッシュなデザインの作業手袋です。

出典:ミドリ安全.com カーボンヘックス

ふつうの軍手やゴム引き手袋との違いは、手の甲のクッションと、手のひらの補強です。重作業用には、アメリカの規格で衝撃に耐えるレベルを示したものもあります。

カーボンヘックス10モデルの値段を比べる

いちばん安いのは精密作業用のKX-01Aで1,958円、いちばん高いのはやぎ革のKX-16で5,159円です。多くのモデルは2,500円から3,800円の間におさまります。

カーボンヘックス10モデルのミドリ安全.comの値段(税込)

値段はすべてミドリ安全.comの販売価格(税込)で、2026年10月2日に確かめました。送料は別にかかります。

  • 精密作業用:KX-01A 1,958円/KX-01 2,310円
  • 軽作業用:KX-02B 2,519円/KX-02A 2,684円/KX-03A 3,608円
  • 切れにくい手袋:KX-91J 3,124円/KX-90J 3,179円
  • 重作業用:KX-05 3,311円/KX-05A 3,773円/KX-16 5,159円

軍手より何倍も高いので、どれだけもつかが気になるところです。ミドリ安全は何日もつかの目安を出していないため、ここでは書きません。

手の小さい人・女性へ
  • 10モデルとも、ミドリ安全.comで見たいちばん小さいサイズはMでした(Sは見当たりませんでした)
  • 手の小さい人は、薄くて手になじむ精密作業用のKX-01A・KX-01(M)から試すとぶかぶかになりにくい
  • 食品に直接ふれる作業では、会社が決めた衛生用の手袋が優先です

カーボンヘックスの選び方は作業の種類で4つ

ミドリ安全はシリーズを、精密作業用・軽作業用・重作業用に分けています。この記事では、刃物を扱う人向けの切れにくい手袋を4つ目として分けました。

カーボンヘックスの選び方 作業の種類で4つに分かれる
  • 細かい作業・検品 → 精密作業用 KX-01/KX-01A
  • 運ぶ・結ぶ・整備 → 軽作業用 KX-02A/KX-02B/KX-03A
  • ぶつける・こする作業 → 重作業用 KX-05/KX-05A/KX-16
  • 刃物・板金・ガラス → 切れにくい手袋 KX-90J/KX-91J
選ぶときのポイント
  • 指先の感覚がいるなら、薄い精密作業用
  • 手の甲をぶつけやすいなら、甲にクッションのある軽作業用・重作業用
  • スマホを外さずに使いたいなら、タッチパネル対応のKX-05A
  • サイズはM・L・XLが中心。精密作業用と一部はM・Lまで
全モデルの商品ページに「回転体に手が巻きこまれるおそれがあるときは、手袋を使用しないでください」と書かれています。ボール盤や旋盤など回る機械では、現場の決まりに従ってください。

手袋だけでなく、ヘルメットやメガネなど保護具全体の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

現場の保護具の選び方は?危険源から選ぶ種類別の見どころと点検のしかた

精密作業用のカーボンヘックスはKX-01とKX-01A

精密作業用は、生地の厚さが約0.5mmの薄い手袋です。部品の組み立てや検品など、指先の感覚を落としたくない作業に向きます。

KX-01は指先にも六角形のすべり止め

KX-01は厚さ0.5mmで、指先と手のひらに六角形のシリコンのすべり止めがあります。小さな部品をつまむ作業で、すべり止めが指先まであるのが違いです。

カーボンヘックス 精密作業用手袋 KX-01

カーボンヘックス KX-01
おすすめポイント
  • 指先まですべり止めがあり、小さな部品をつまみやすい
  • 厚さ0.5mmの薄手で、通気性が高い作り
  • ミドリ安全.comの販売価格は2,310円(税込)
  • サイズはM・L

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KX-01Aはシリーズでいちばん安い

KX-01Aは厚さ0.55mmで、すべり止めは手のひらのエンボス(凹凸の加工)です。1,958円とシリーズでいちばん安く、まず1双試したい人に向きます。

カーボンヘックス 精密作業用手袋 KX-01A

カーボンヘックス KX-01A
おすすめポイント
  • 1,958円(税込)とシリーズでいちばん手に取りやすい値段
  • 手のひらに凹凸のすべり止め。指先はKX-01より素手に近い
  • 厚さ0.55mm・通気性が高い作り
  • 10月2日時点でミドリ安全.comに出ているのはMサイズ

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スマホを触る機会が多いなら、タッチパネル対応の手袋の仕組みも知っておくと選びやすくなります。精密機械を扱う職場では、静電気を逃がす手袋が指定されることもあります。

スマホ対応手袋の仕組みはこちらの記事を参考にしてください。

スマホ手袋の仕組みと作業用に使えるスマホ手袋ブランド8選!

静電気防止手袋の選び方とおすすめはこちらの記事を参考にしてください。

静電気防止機能つき手袋おすすめ5選!

軽作業用のカーボンヘックスはKX-02A・KX-02B・KX-03A

軽作業用は、荷物を運ぶ・ロープを結ぶ・車やバイクを整備するといった作業向けです。手首の面ファスナー(マジックテープ)で締め具合を変えられるものが多くあります。

KX-02Aは拳のクッションと指股の補強

KX-02Aは、手のひらにドット型のすべり止め、拳にクッションがあります。破れやすい親指と人差し指の間も補強されています。

カーボンヘックス 軽作業用手袋 KX-02A

カーボンヘックス KX-02A
おすすめポイント
  • 棚や台車に拳をぶつけやすい作業に、拳のクッションが合う
  • 破れやすい親指と人差し指の間を補強
  • サイズはM・L・XL。販売価格2,684円(税込)

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KX-02Bは親指のタオル地で汗をふける

KX-02Bは、甲の素材に綿が入り、親指にタオル地が付いています。汗を手袋のままぬぐえるので、動き回って汗をかく作業向きです。

カーボンヘックス 軽作業用手袋 KX-02B

カーボンヘックス KX-02B
おすすめポイント
  • 親指のタオル地で、額の汗を手袋のままふける
  • 手のひらに加えて、親指と人差し指にもシリコンのすべり止め
  • 2,519円(税込)・サイズはM・L・XL

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KX-03Aはロープやチェーンを扱う作業に

KX-03Aは、手のひらに摩耗に強い合成スエードを使い、手のひらと指の間を補強しています。公式では「ロープ・チェーンの扱いに優れる」と説明されています。

カーボンヘックス 軽作業用手袋 KX-03A

カーボンヘックス KX-03A
おすすめポイント
  • ロープや玉掛けのワイヤーなど、手のひらがこすれる作業向け
  • 手と指の甲にクッション。耐衝撃レベル1(ANSI)の表示あり
  • 販売価格3,608円(税込)、サイズはM・L

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以前あったKX-03(水や油でもすべりにくいモデル)は、10月2日時点でミドリ安全.comの一覧に出ていません。ぬれた物をつかむ作業が多いなら、手のひらにゴムを塗った別の手袋も比べてみてください。

重作業用のカーボンヘックスはKX-05・KX-05A・KX-16

重作業用は、手の甲から指までクッションが入った厚手の手袋です。資材の運搬や解体など、手をぶつけたりこすったりする作業向けです。

KX-05はシリーズの最初の代表モデル

KX-05は、手のひらに合成スエードを使い、手のひらにも衝撃を吸うパッドがあります。商品ページの規格欄は「ANSI/耐衝撃レベル1」です。

カーボンヘックス 重作業用手袋 KX-05

カーボンヘックス KX-05
おすすめポイント
  • 甲と手のひらの両方にクッション。手をぶつける作業向け
  • 手のひらは摩耗に強い合成スエード
  • 3,311円(税込)。サイズはM・L・XL

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KX-05AはKX-05にタッチパネル対応を足した後継

KX-05Aは、KX-05の親指と人差し指をタッチパネル対応にしたモデルです。元の記事にあったKX-06(クッション付きのタッチパネル対応)は扱いが見つからず、代わりはこのKX-05Aになります。

※タッチパネルは使用する機種により、反応しにくい場合があります。使用中の機種との相性をご確認ください。

出典:ミドリ安全のプレスリリース(PR TIMES)

ミドリ安全自身がこう書いているので、細かい文字入力までできると考えないほうが安全です。電話に出る・画面を送るくらいの操作を手袋のまま済ませたい人向けです。

カーボンヘックス 重作業用手袋 KX-05A

ミドリ安全 KARBONHEX 重作業用手袋 KX-05A。手の甲に黒と赤のプロテクターが並び、手のひらは茶色の合成スエードの手袋
おすすめポイント
  • 手袋を外さずにスマホを操作したい人向けのタッチパネル対応
  • 甲から指、手のひらまでクッション。耐衝撃レベル1(ANSI)
  • 10月2日時点でミドリ安全.comに出ているのはXL(3,773円・税込)

\タッチ対応のKX-05A(3,773円)の購入はこちら/

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KX-16はやぎ革で、裏がフリース

KX-16は、シリーズで初めてやぎ革を使ったモデルです。内側がフリース生地で、公式でも冬場の暖かさがうたわれています。

カーボンヘックス 重作業用手袋 KX-16

カーボンヘックス KX-16
おすすめポイント
  • 冬の屋外作業にも使える、内側がフリースのやぎ革
  • 甲から指にクッション。規格欄は耐衝撃レベル2(ANSI)
  • シリーズでいちばん高い5,159円(税込)。サイズはM・L・XL

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切れにくいカーボンヘックスKX-90JとKX-91Jと規格の見方

KX-90JとKX-91Jは、切れにくい繊維を編み込んだ手袋に、甲の衝撃よけを付けたモデルです。板金・ガラス・刃物など、切り傷が心配な作業向けです。

KX-91JとKX-90Jの違いは厚さと切れにくさ

KX-91Jは13ゲージでバサルト繊維入り、KX-90Jは18ゲージでガラス繊維入りです。バサルト繊維は玄武岩という岩からつくる繊維で、どちらも切れにくくするために入っています。

ゲージは編み目の細かさです。公式は13ゲージを「薄手」、18ゲージを「超薄手」と説明しています。

  • KX-91J:カットレベル「X・D」、耐衝撃レベル2。3,124円
  • KX-90J:カットレベル「X・C」、耐衝撃レベル1。3,179円

カットレベルのアルファベットは、ヨーロッパの手袋の規格(EN388)で切れにくさを表します。AからFまでの6段階で、Fに近いほど切れにくい表示です。

レベルは、AからFまでの6段階で評価され、

出典:興和グローブ 規格について

前に付いている「X」は、もう1つの別の方法の試験をしていないという意味です。耐衝撃レベルは手の甲への衝撃の試験の区分で、商品ページにはくわしい基準までは出ていません。

つまり、切れにくさを優先するならD表示のKX-91J、指先の細かさを優先するなら18ゲージのKX-90Jです。ただし、切れにくい手袋でも絶対に切れないわけではありません。

商品ページに書かれている注意
  • 耐切創性繊維は絶対に切れない素材ではない
  • ポリエチレン繊維は熱に弱く、溶けてやけどをするおそれがあるので、高い温度の物を持たない
  • 回る機械に巻きこまれるおそれがあるときは使わない
カーボンヘックス 耐切創性手袋 KX-91J

カーボンヘックス KX-91J
おすすめポイント
  • 切り傷が心配な作業で、切れにくさを優先したい人向け
  • カットレベルD・耐衝撃レベル2。手のひらはニトリルゴムのすべり止め
  • サイズはM・L・XL、ミドリ安全.comで3,124円(税込)

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公式サイト

カーボンヘックス 耐切創性手袋 KX-90J

カーボンヘックス KX-90J
おすすめポイント
  • 18ゲージの薄手で、細かいねじや部品も扱いやすい
  • カットレベルC・耐衝撃レベル1
  • 3,179円(税込)。M・L・XLの3サイズ

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公式サイト

2021年に出た蛍光イエローのKX-04V(軽作業用)は、商品ページがなくなっていました。

カーボンヘックスはバイクのグローブとして使える?

見た目がバイク用のグローブに近いので、バイクに乗る人にも知られています。バイク雑誌のWEBヤングマシンは、KX-05を試した感想をこう書いています。

前モデルのKX-05をテストした際には、手の甲をどの角度からぶつけても痛くない衝撃吸収力に驚かされたが、一方でバイク専用品に比べると立体裁断が指を伸ばした状態を前提としていたり、転倒してアスファルトを滑走する際に“滑って逃がす”ということには長けていないであろう点が気にはなった。

出典:WEBヤングマシン

作業用手袋は、バイクで転んだときの安全を前提に作られていません。高速道路やツーリングでは、バイク用として作られたグローブを選ぶほうが安心です。

通勤の短い距離や、整備のときに使う手袋としてなら、甲のクッションが役立ちます。どちらに使うかで分けて考えましょう。

カーボンヘックスは冬の防寒に使える?

冬にも使えると公式が書いているのは、裏がフリースのKX-16だけです。ほかのモデルは通気性を重視した作りや薄手で、防寒用の手袋ではありません。

寒い屋外でKX-16以外を使うなら、薄い手袋を下にはく重ね方もあります。ただ、手が太くなって細かい作業がしにくくなるので、まず防寒手袋と比べてみてください。

冬の現場で使う防寒手袋の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

作業用の防寒手袋おすすめ7選!冷凍倉庫・屋外・スマホ操作など現場別の選び方と値段【メンズ・レディース】

カーボンヘックスでよくある質問

型番選びのほかに、聞かれやすいことをまとめました。

カーボンヘックスはどこで買える?

ミドリ安全.comのほか、ミドリ安全の楽天市場店でも扱っています。作業服店でミドリ安全の商品を置いている店なら、取り寄せできることがあります。

サイズはどう選べばいい?

多くのモデルはM・L・XLの3サイズで、精密作業用とKX-03AはM・Lまでです。重作業用は厚手なので、いつもの手袋のサイズと同じか、迷ったら大きいほうが無難です。

手袋のゲージ数とは?

ゲージは編み目の細かさで、数字が大きいほど細かく薄い手袋になります。カーボンヘックスでは、KX-91Jが13ゲージ、KX-90Jが18ゲージです。

洗って使える?

洗い方は、商品についている表示と取扱説明書に従ってください。切れにくい手袋のポリエチレン繊維は熱に弱いので、乾燥機など高い温度は避けましょう。

回る機械の作業で使っていい?

使えません。全モデルの商品ページに、回転体に巻きこまれるおそれがあるときは使わないよう書かれています。

※回転体に手が巻きこまれるおそれがあるときは、手袋を使用しないでください。

出典:ミドリ安全.com KX-05 商品ページ

作業着を含めた服装全体を選び直したいときは、メーカー別の特徴をまとめた記事も参考になります。

作業着メーカーの選び方はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ:カーボンヘックスは作業の種類で選ぶ

カーボンヘックスは、今ミドリ安全.comで10モデル買えます。型番で迷ったら、作業の種類から決めると早く選べます。

この記事のまとめ
  • 細かい作業はKX-01(2,310円)、まず試すならKX-01A(1,958円)
  • 運ぶ・整備はKX-02A、汗をかくならKX-02B、ロープ作業はKX-03A
  • ぶつける作業はKX-05、スマホも使うならKX-05A
  • 切り傷が心配ならKX-91J(D)かKX-90J(C)
  • 冬の防寒に使えるのは裏フリースのKX-16だけ
  • 回る機械では手袋を使わない
安全くん
値段はミドリ安全.comで10月2日に確かめたものです。サイズは在庫で変わるので、注文の前に商品ページで見ておこう。
参考にした情報
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