コロナの新規感染者数も日に日に増加しています。
年末に向けて、「GO TO」の一時停止などがあって今年はずっと新型コロナウィルスに翻弄され続けていますね…。
先月、世界一のスーパーコンピューター「富岳」によって。
どんなマスクをつけるのが、感染予防に効果があるかというシミュレーションがされました。
結論、不織布マスクが飛沫を拡散しないことがわかったんですが。
不織布マスクによっても、性能はまちまちということも気をつけないといけないポイント。
理化学研究所チームリーダー 神戸大学・坪倉誠教授は、「息のしづらいものは性能が高いと、覚えておいてもらえばいい」
上記のように言っていました。
もくじ
新型コロナウィルス対策のマスクは素材を意識すること
今は、どこに行くにしてもマスクを付けないと変な目でみられる時代です。
新型コロナウィルスは、無症状でも感染しているケースがあるので。
ここまで感染者数が増加していると、誰がコロナ感染者かわからないからです。
当たり前ですが、マスクをつけることが「人にうつさない、他人からうつされない」の最大の防御とされています。
マスクもいろんな種類が販売されて、2020年春にはどこにも売っていなかったマスクも今は、どこでも手に入る状況になっています。
デザインで購入している人が多くなって、ファッションの1部になりつつあります。
市場に出ているマスクの種類は、
- 布マスク
- ウレタンマスク
- 不織布(ふしょくふ)マスク
がメインです。
新型コロナウィルス対策に効果が高いのは不織布マスク
アベノマスクが布マスクだったので、ほとんどの人は「どんなマスクでも、マスクをしていれば大丈夫」と思っていますけど…。
もちろん、マスクをしないよりマスクをした方が効果はありますが。
新型コロナウィルス対策として効果が1番高いのは「不織布マスク」とされています。
2020年11月26日の発表で、スパコンの「富岳」が「布」「ウレタン」「不織布」マスクを装着時にくしゃみをしたら飛沫はどのように拡散していくのかシミュレーションしていました。
出典:FNN
ウレタンマスクや、布マスクはデザインがおしゃれでかっこいいものがたくさん発売していますけど。
くしゃみをした時に、隙間から出てしまう飛沫以上にマスクを通過して(青)してしまう飛沫が多いことがわかります。
N95や医療用のサージカルマスクは、感染症対策のマスクですが市販されていることは少なく、ネットにもそんなに出回っていないため購入することが難しいです。
不織布マスクでも性能格差がある
性能が高い不織布マスクでも、フィルター性能が低いものは青い飛沫が飛んでしまうこともあるようです。
フィルターについては、私たち素人が知ることは難しいですけど。
理化学研究所チームリーダーの神戸大学・坪倉誠教授がテレビで言っていたことは、「息のしづらいものは性能が高いと、覚えておいてもらえばいい」とのことでした。
普通に売っている不織布マスクはどれも、「ウレタンや布マスクに比べると息が吸いにくく付けているのがしんどいな…。」と思っている人多いと思います。
でも、新型コロナウィルスを予防するために装着しているマスクなので素材を考えることは大切です。
布マスク・ウレタンマスクは効果がないのか?
富岳のシミュレーションを見ると、布マスクやウレタンマスクの効果がないように見えます。
でも、マスクをつけることには
- 咳やくしゃみ・つばの飛沫飛散を低減する
- 直接口や鼻を触れないようにする効果
があるので、布マスクやウレタンマスクを装着する意味はあるようです
不織布マスクは使い捨てなので、毎回交換しないといけませんけど。
布マスクやウレタンマスクは洗えば、何回でも利用できるので経済的にも優しいです。
場所によって使い分けることが大切
不織布マスク・布マスク・ウレタンマスクは、コンビニでも普通に購入することができます。
専門家さんは場所に合わせて適切に使い分けすることを推奨しています。
例えば、人混みや職場だったらフィルター性能が高い不織布マスクを使う。
休みの日に、散歩にいくなら経済的に優しい布マスクを使うなどです。
マスクの素材を選んでコロナ対策を万全にしよう
日常でも仕事でも、マスクをすることが当たり前になっています。
種類もデザインも豊富に、いつでも購入できるようになっているので用途に合わせて素材を選んで利用しましょう。
不織布マスクは、仕事中していると苦しくて不快になってしまうことがありますけど…。人混みでの仕事の時は、自分や他人を守るために装着した方がおすすめです。
コロナ禍でマスクがファッションの1部になりつつありますけど、おしゃれさだけではなく性能についても見直したほうがいいかもしれません。