安全靴のインソールの選び方は?100人中23人が中敷きを替えていた理由と重ねてはいけない話

安全靴のインソールの選び方は?100人中23人が中敷きを替えていた理由と重ねてはいけない話

安全靴で夕方に足の裏が痛むなら、まず中敷き(インソール)を替えてみるのが手軽です。靴を買い直すより安く、1,000円台から試せます。

仕事で安全靴を履く100人に聞いたアンケートでは、中敷きを替えていた人は23人でした。足の裏が痛いと答えた17人に限ると、8人が中敷きを替えていました。

ただし安全靴の中敷きには、ふつうの靴にはない決まりがあります。今の中敷きの上に重ねると、靴が規格に合わなくなることがあるのです。

安全くん
中敷きは「今のものを抜いて1枚だけ入れる」が基本です。静電靴を履いている人は、静電用の中敷きを選んでください。
この記事でわかること
  • 安全靴の中敷きを替えている人の数(100人調査)
  • 足の裏やかかとがつらい人に合う選び方
  • 中敷きを重ねてはいけない理由と静電靴の注意
  • 冬の冷えや蒸れに合う中敷き
  • ミドリ安全.comで買える中敷きの値段とサイズ

中敷きで足りないときは靴そのものの見直しも考えましょう。安全靴のおすすめランキングで、100人と50人の声から選ばれている靴をまとめています。

安全靴に合う靴下の選び方とおすすめ6種類!50人中11人が「蒸れる」と答えた足元の対策
後悔しない安全靴の選び方!

安全靴のインソールを替えている人は100人中23人

2026年10月に仕事で安全靴を履く100人へアンケートを取りました。中敷きを市販のものに替えた人は22人で、メーカーの専用品に替えた人は1人です。

残りの77人は靴に入っていた中敷きのままでした。替えている人は少数派ですが、足に悩みがある人ほど替えています。

安全靴アンケート100人 足のトラブル別に中敷きを替えた人の割合

足の裏が痛い人は17人中8人が中敷きを替えていて、特に悩みがない人の38人中5人より多くなりました。17人と少ない人数ですが、痛みが出てから手を打つ人が多いと思われます。

疲れでも差が出ました。夕方に「とても疲れる」「疲れる」と答えた40人のうち13人が替えています。「あまり疲れない」「ほとんど疲れない」の30人では2人だけでした。

男女で見ると、男性は67人中17人で女性は31人中6人です。女性も替えている人が少なくありません。

安全くん
中敷きは足の悩みが出た人の「最初の一手」になっているようです。数字はアンケートの回答なので、替えたから必ず楽になるという意味ではありません。

安全靴が疲れやすい理由とインソールでできること

安全靴はつま先に先芯(足を守るかたい板)が入っていて、ふつうの靴より重く作られています。靴底がかたい靴も多く、歩くたびの衝撃が足に伝わりやすいのです。

靴に入っている中敷きが薄いことも、つらさの原因になります。アンケートでも同じ声がありました。

mk23(30代・製造・工場)
立ち作業が多いがデフォルトの中敷が薄いため、疲れやすく足の疲労や痛みも感じやすい点
安全第一(40代・製造・工場)
クッションせいがあまりなく一日中工場をほぼ歩く日は足の疲労が溜まりとても痛くなります。

中敷きでできるのは、クッションを足すことと足の裏の形に合わせることです。重さや先芯の当たりまでは変わりません。

実際に替えた人の声を見ると、楽になった部分と残った部分の両方があります。

conectmore(2)(40代・製造・工場)
長時間立って部品の検品をしていると、午後から足の裏に疲れが出ます。中敷きを替えて少し楽になりましたが、硬い床では痛みが残ります。
conectmore(30代・倉庫・物流)
長時間フォークリフトを運転した後や荷物を歩いて運ぶ作業では、夕方になると足の裏に疲れと軽い痛みが出ます。中敷きを替えても完全には解消しません。

中敷きは「少し楽にする道具」と考えて、つま先の痛みや靴の大きさの問題は靴の見直しと分けて考えましょう。

立ち仕事で疲れにくい靴の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

疲れない安全靴の選び方は?重いと感じる人の58%が疲れると答えた100人調査

安全靴のインソールの選び方は?疲れない中敷きを選ぶ4つの点

疲れない中敷きを選ぶときに見るのは次の4つです。順番に確かめると失敗が減ります。

1. 柔らかさだけでなくかかとの厚みを見る

ふわふわの中敷きは最初は気持ちよくても、すぐにへたります。かかとの部分が厚く作られているものを選ぶと、着地の衝撃を受け止めやすくなります。

2. 靴のメーカーと型番に合う大きさか

安全靴の中敷きは、靴の型ごとに形が決まっていることがあります。ミドリ安全.comの中敷きは対応する型番が商品ページに書かれているので、自分の靴の型番と見くらべましょう。

型番がわからない靴なら、ハサミで切って大きさを合わせるタイプが使いやすいでしょう。

3. 足の悩みに合わせて選ぶ

足の裏やかかとが痛いならクッション重視が向きます。蒸れやにおいが気になるなら、通気性や消臭をうたう中敷きを選ぶといいでしょう。

4. 替えたあとに先芯に指が当たらないか

厚い中敷きを入れると、足が上に持ち上がってつま先が先芯に当たることがあります。入れたら少し歩いて指が当たらないかを確かめてください。

安全靴の中敷きを替える前の確認チェックリスト

図の6つは次のとおりです。

  • 靴の中敷きが取り外せる作りか
  • 今の中敷きを抜いて1枚だけ入れる
  • 静電靴なら静電用の中敷きを選ぶ
  • 靴のメーカーと型番に合う大きさか
  • 足の裏とかかとのどこがつらいか
  • 替えたあと先芯に指が当たらないか
選ぶときのポイント
かかとの厚みと靴の型番に合うかを先に見て、そのあと蒸れや冷えなどの悩みで絞りましょう。

ミドリ安全 PRM用 インソール

PRM・LPMシリーズ用インソール(ミドリ安全.com)
おすすめポイント
  • ミドリ安全の靴のうち型番がPRMかLPMで始まるものに合わせた立体の中敷きです
  • 足の裏の形に合わせた作りで、クッションを足したい人に向きます
  • 21〜31cm(0.5cm刻みはなし)。ミドリ安全.comで704円(税込)
サイズがないときは0.5cm小さいサイズを選ぶよう案内されています。2026年10月31日に確認しました。

\PRM用 インソール(704円)の購入はこちら/

公式サイト

PRMやLPM以外の靴を履いている人は、次の章のクッションインソールのように対応する型番が広いものを選びましょう。

安全靴のインソールは重ねてもいい?2枚重ねと静電靴の注意

安全靴の中敷きは重ねずに入れ替えるのが基本です。ミドリ安全.comの中敷きの商品ページには、重ねて使わないよう注意が書かれています。

中敷きを入れる前の注意
  • 今の中敷きを抜いてから1枚だけ入れる(重ねると規格に合わなくなることがある)
  • 中敷きが取り外せない靴には入れない
  • 静電靴には静電用の中敷きを入れる

ミドリ安全.comの中敷きの商品ページには、2枚重ねや中敷きを取り外せない靴での使用への注意があります。そうした使い方はJIS規格やJSAA規格に合わなくなる場合があると案内されています。JIS規格とJSAA規格は、国や協会が決めた安全靴の基準です。

静電靴(体の静電気を地面へ逃がす靴)も同じです。静電靴にふつうの中敷きを入れると、静電気を逃がす働きが弱まるおそれがあります。静電用と書かれた中敷きを選んでください。

自分の靴が静電靴かは、靴の中のタグや箱の表示で確かめましょう。JIS規格の静電靴には「ED」などの記号が付きます。

靴の機能の表示の読み方は、姉妹サイトの静電靴や耐滑の機能の見方も参考になります。

静電靴の仕組みと選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

静電靴の仕組み

冬の安全靴の冷えと静電気にはインソールで対策

安全靴は先芯や靴底がかたい素材で作られていて、寒い日は足先が冷えやすくなります。サイズの小さい靴で足がしめつけられると、さらに冷えを感じやすくなります。

安全靴とプロスニーカーの違いは、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴とプロスニーカーの違いは?作業現場によって作業靴を履き替えよう

ただ、中敷きだけで冷えが消えるとは限りません。冬の倉庫で働く女性からは、こんな声がありました。

まる(30代・倉庫・物流)
冬の倉庫内作業では靴下を重ねばきしても寒かった。暖かい中敷きを入れてみたが、あまり効果はなかった。

冷えが強い現場では、中敷きに頼るより靴下や防寒の安全靴を見直すほうが早いと思われます。冬は空気が乾いて静電気も起きやすいので、静電靴の人は静電用の中敷きを選びましょう。

冬の現場に便利!静電インソール

安全靴 インソール 静電気対策
おすすめポイント
  • 足裏構造に合わせて設計された立体インソール
  • クッション性が高く、優しく足裏を包み込みます
  • 体内の静電気を足から靴へと逃す機能だから安心

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ミドリ安全の公式サイト

この静電インソールは、ミドリ安全.comで1,221円(税込)でした。静電気帯電防止の靴(静電靴)でだけ使える中敷きです。ふつうの安全靴に入れても静電気を逃がす働きはありません。

安全靴の蒸れやにおいに合うインソール

アンケートでいちばん多かった足のトラブルは「蒸れ・水虫」で22人でした。そのうち中敷きを替えていたのは4人です。

安全靴は足を守るために覆う部分が多く、汗の湿気がこもりやすい作りです。湿気がこもると雑菌が増えて、においの原因になります。

通気性のいい安全靴の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

通気性のいい安全靴!蒸れなくて軽いから工事現場や工場勤務にはもってこいの厳選3足

抗菌や消臭をうたう中敷きは、においを抑えたい人の選択肢になります。中敷きを外して乾かせるのも、替えられる中敷きのよいところです。

抗菌防臭、消臭、防カビ効果がある!カップインソール

安全靴 インソール 消臭
おすすめポイント
  • かかとを包むカップ型の中敷き
  • 土踏まずを支える形(アーチサポート)
  • 抗菌防臭と消臭をうたうタイプ

中敷きを入れても、汗をかいた靴を毎日続けて履くとにおいは残りやすくなります。靴そのものの洗い方や替えどきも見ておきましょう。

安全靴の交換の目安と劣化の見極め方は、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴が劣化した画像

安全靴のインソールのおすすめ

足の裏やかかとがつらい人向けに、値段とサイズを確かめた中敷きを2つ紹介します。ミドリ安全.comの値段は2026年10月31日に確かめたものです。

ミドリクッションインソール001(立ち仕事でクッションを足したい人)

ミドリ安全が立ち仕事向けに出している2層のクッションの中敷きです。ハサミで大きさを合わせられ、ミドリ安全のJIS安全靴の多くの型番に対応しています。

ミドリ安全 ミドリクッションインソール001

ミドリ安全 ミドリクッションインソール001
おすすめポイント
  • 夕方の足の裏の疲れが気になる人に向く2層のクッションです
  • ウレタンの土台は空気を通しやすく、蒸れにくい作りとメーカーは説明しています
  • SS(21.0〜22.5cm)からLL(29.0〜31.0cm)まで5サイズで、ハサミで調整できます
  • ミドリ安全.comで1,672円(税込)
静電靴には対応していません。中敷きを取り替えられる靴で使いましょう。

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公式サイト

足の小さい人へ
ミドリクッションインソール001はSS(21.0〜22.5cm)があり、22.5cm前後の女性も選べます。ミズノのワークインソールはXS(22.0〜23.0cm)からです。

ミズノ ワークインソール F1GU2200(安く試したい人)

ミズノのワーキング用の中敷きで、ミズノ公式で1,100円(税込)です。サイズはXS(22.0〜23.0cm)から2XL(30.0cm)まであります。

ミズノ ワークインソール F1GU2200

まず1枚だけ試したい人に向く1,100円の中敷き

メーカーは柔らかく足にやさしい中敷きで、抗菌防臭の機能があると説明しています。楽天とAmazonは時期で値段が変わるので、金額はミズノ公式で確かめたものだけ書いています。

どちらも作業服店やホームセンターで似た中敷きが売られています。店で買うときも、靴に合う大きさと静電用かどうかを確かめましょう。

2つで迷うなら、ミドリ安全の靴を履いている人はクッションインソール001を選び、それ以外の靴で安く試したい人はミズノを選ぶといいでしょう。どちらも靴の中のタグや箱で自分の靴の型番とサイズを確かめてから選んでください。

たか(60代以上・製造・工場)
立ち仕事や歩行距離が多い人には軽量安全靴とクッション性の高いインソールの組み合わせが良いと思います。

中敷きでは足りず靴ごと見直す人には、こんな靴もあります。踏み抜きを防ぐ板が靴底に入っていて、建設や片付けの現場でくぎを踏む心配がある人向けです。

踏み抜き防止版入り プロスニーカー

踏み抜き防止 安全靴
おすすめポイント
  • 瓦礫やガラスの破片から足元を守る、防災スニーカー!
  • 0.5ミリのステンレス板を靴底に内装!踏み抜き防止!
  • 暗闇・夜間でも安心・安全の反射材装備!
  • 軽量でクッション性も高いカップインソールで、長時間の歩行でも疲れにくい!

\購入はこちら/

ミドリ安全の公式サイト

安全靴は足を守ってくれる仕事の相棒

ミドリ安全.comで確かめると、JSAA認定のB種のプロスニーカーで重さは両足830g(26.0cm)でした。22〜30cmで6,919円(税込)です。

100人と50人の声から選んだ安全靴のランキングは、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴を履いて仕事をする人のイメージ

安全靴のインソールでよくある質問

中敷きについてよく聞かれることに答えます。

会社支給の安全靴に自分で中敷きを入れてもいい?

中敷きを取り外せる靴なら、入れ替えて使うのが一般的です。会社が型番や規格を決めている場合は、静電用かどうかなどの指定に合う中敷きを選んでください。JIS品を指定される現場なら、靴と同じメーカーの専用品を選ぶと安心です。

現場人間(40代・建設・土木)
自分の足幅に合ったサイズを選ぶことが大切です。長時間歩く現場なら、少し余裕を持ったサイズを選び、ソックスやインソールでフィット感を微調整するのがおすすめです。

中敷きでひざや腰は楽になる?

アンケートで「ひざ・腰が痛い」と答えた9人のうち、中敷きを替えていたのは2人でした。足の裏のクッションがひざや腰にどこまで効くかは人によるので、痛みが続くなら医師に相談してください。

靴の中で足がすべるときは?

靴が少し大きくて足がすべる人は、ハサミで切れる中敷きで調整する方法があります。女性の回答者からもその声がありました。

あーちゃん(20代後半・厨房・食品)
会社支給の場合でも、自分の足のサイズにしっかり合っているか確認することが大切です。サイズが合わないと足の疲れや痛みに繋がるため、インソールを入れて調整するなどの工夫をおすすめします。安全面では耐滑性と防水性が備わっているかが重要です。
るるる(30代・厨房・食品)
立ちっぱなしが多いのでもう少し軽くなってくれていたら嬉しいです。中敷も会社支給してくれたら嬉しい。

中敷きはどのくらいで替えればいい?

へたってかかとが沈んだり、表面がすり切れたりしたら替えどきです。靴を買い替えるときは中敷きも新しくなるので、そこで見直すのもいいでしょう。

高い中敷きでないと効果はない?

値段より、靴に合う大きさとかかとの厚みのほうが大事です。ミドリ安全.comでは700円台の中敷きもあります。

サイズが大きい靴を中敷きで合わせてもいい?

少しのゆるさなら中敷きで調整する人もいます。ただ大きすぎる靴は中敷きを入れても合わないことがあり、アンケートでもその声がありました。

つつまる(20代後半・その他)
普段の靴は22.5?23cmで心地よく履けているのですが、今履いている安全靴は22cmでも大きく歩く度に踵が抜けそうになりました。安全靴向き且つサイズ調整できそうな中敷きを使用し、ブカブカ感は少なくなりましたが、足に合わない感じは治らず靴擦れが治りません。
仕事上よく歩くのですがその靴擦れが痛み、傷が深くなったり、庇うように歩くせいで足が筋肉痛のように痛いことが多いです。

かかとが抜けるほど大きいなら、サイズの合う靴に替えることを考えましょう。

まとめ!安全靴のインソールは1枚だけ入れ替えて足の悩みに合わせる

足の裏の痛みや夕方の疲れには、中敷きの交換が手軽な一手です。100人のアンケートでも、足の裏が痛い人の半分近くが替えていました。

この記事のまとめ
  • 中敷きを替えていたのは100人中23人。足の裏が痛い人は17人中8人
  • 今の中敷きを抜いて1枚だけ入れる(重ねると規格に合わないことがある)
  • 静電靴には静電用の中敷きを選ぶ
  • かかとの厚みと靴の型番に合うかを先に見る
  • つま先の痛みや大きすぎる靴は、靴の見直しを考える
安全くん
中敷きは安く試せるのがいいところです。合わなければ元の中敷きに戻せるので、捨てずに取っておきましょう。
参考にした情報
調査について
  • 調査方法:クラウドワークスでのアンケート(2026年10月)
  • 回答数:100人(仕事で安全靴を履いている人)
  • 調査項目:職種・履いている時間・床・足のサイズと幅・メーカーと規格・入手方法と値段・重さ・痛み・蒸れ・すべりにくさ・疲れ・買い替え・次に重視することなど
  • 中敷きの質問は「中敷きを替えているか」の選択式です
  • 口コミは誤字も含め、原文のまま掲載しています
  • 数字は調査したときの回答です。すべての人に同じ結果になることを保証するものではありません
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