ブーツタイプの安全靴おすすめ10選!選ぶときのポイントもあわせてチェック

ブーツタイプの安全靴おすすめ10選!選ぶときのポイントもあわせてチェック

作業現場で重宝される安全靴には、さまざまな形状のものがあります。なかでも、ブーツ型の安全靴は足元を覆ってくれる範囲が広いため、床面から液体や汚れが飛び散りやすい現場でも作業着を汚しにくく、安心です。この記事では、ブーツタイプの安全靴のおすすめを10種類ご紹介します。ぜひ、靴選びの際の参考にしてみてください。

もくじ

ブーツタイプの安全靴を選ぶメリット・デメリット

ブーツタイプの安全靴を選ぶメリット・デメリット

ブーツタイプの安全靴を選ぶことには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

【メリット】足首上まで保護してくれる

ブーツはアッパー部が長く作られており、ふくらはぎを半分程度覆ってくれます。

そのためブーツタイプの安全靴は、くるぶしやアキレス腱など、足首回りを保護してくれるというメリットがあります。

高所作業をしている方はブーツタイプを愛用している人が多いです。

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【メリット】裾が巻き込まれにくくなる

作業着の裾は詰まっているものが基本となりますが、それでも多少は遊びがでてしまいます。

ブーツの内側に作業着の裾を入れ込むことで、布がひらひらと動くことがなくなり、機械に巻き込まれるリスクを低減することができるのです。

靴紐の巻き込まれが怖い方はマジックテープの安全靴もおすすめです。

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【デメリット】重たくなりやすい

ブーツはスニーカーなどに比べて、使っている素材の量が多くなってしまいます。さらに安全靴なので、丈夫な先芯や靴底のためにさらに重量が増します。

ブーツタイプの安全靴は、片足重量が500g以上になることも珍しくありません。

そのため、軽快に動くことは難しいと考えたほうが良いでしょう。

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ブーツタイプの安全靴を選ぶ際のポイント

ブーツタイプの安全靴を選ぶ際のポイント

ブーツタイプの安全靴を選ぶ際には、以下のような点に着目します。

安全靴としての性能

何よりも、まずは安全靴として必要な性能があるかどうかをチェックします。

  • 先芯の素材や耐久性が、現場で必要とされている規格に届いているか
  • 靴底の防滑性能が十分か
  • 静電仕様など、特殊な機構を備えているか

など、チェックしたいポイントは複数あります。

必ず現場で要求されているスペックを満たしたものを選ぶようにしましょう。

防寒性・防水性

ブーツタイプの安全靴は、アッパー部が長いことから冬場に重宝されるケースが多いです。そこで気になるのが、防寒性です。

防寒性は、販売者の売り文句だけでなく、実際に口コミをチェックするのもおすすめできます。

また、高い防水性がないブーツでは防寒性が大幅に低下しますので、ここもチェックしておくべきポイントと言えます。

ヒモタイプか面ファスナータイプ・マジックテープか

一般的なブーツの多くは紐靴となっていますが、安全靴の場合は紐がほどけてしまうリスクなどを考慮した上で面ファスナー(マジックテープ)式になっているものが少なくありません。

高所作業など、靴紐がほどけた際のリスクが大きくなる現場では、面ファスナー式を選ぶことをおすすめします。

ブーツタイプの安全靴おすすめ10選

ブーツタイプの安全靴おすすめ10選

それでは、実際におすすめできるブーツタイプの安全靴を10種類ご紹介します。

【ミドリ安全】ウルトララバーテック RTU235 ブラック

一般的なブーツに造形は似ていますが、先芯は鉄鋼製で、片足の重さは約715g、留め具は面ファスナーと、高い保護性能が期待できる安全靴です。

牛クロム革を使用しており、外見の高級感も備えています。

耐滑性はミドリ安全のなかでも最高レベルであり、さらにかかと部にクッション性の高い素材を使用することで、履き心地も良好なものにしてあります。

【ミドリ安全】安全靴 V2133N チャック ブラック

こちらは紐靴タイプのブーツ型安全靴です。

サイドにファスナーが付いており、着脱しやすくなっているのが特徴です。

片足重量は約730gと重ためですが、先芯は鋼鉄製で極めて丈夫であり、高い安全性能を要求される現場でも安心できます。

【IGNIO】セーフティシューズ(安全靴) JSAA A種認定 耐滑ソール ブーツタイプ TGFダイヤル式 IGS1067TGF

TGFダイヤルという新しい留め具で、紐靴の持つ「ほどけてしまった場合のリスク」を低減した安全靴です。

ダイヤルを回すことで靴紐を緩めたり締めたりすることができますが、これは自然に回ってしまうことはほとんどないため、意図しないタイミングで靴が脱げてしまうような危険性はありません。

先芯は70J程度までの衝撃に耐えられる設計となっています。

アッパー部は5cm程度の長さがあり、足首を保護するのに十分の長さがあります。

【SIMON】ワークシューズ S538

面ファスナー式のブーツタイプの安全靴です。
JSAA規格のA種認定品で、こちらも70J程度までの衝撃に耐えられる設計となっています。

注意したいのは、この安全靴には防水性能が付加されていないという点です。雪などが降る可能性がある屋外での使用は、避けたほうが無難といえるでしょう。

【ノサックス】安全靴 高所用JIS規格 みやじま鳶床革 M207床革 メンズ

紐靴タイプのブーツ型安全靴です。片足約500gという、ブーツタイプ安全靴としては比較的軽量なのがポイントです。

先芯は安全性の高い鉄鋼製で、靴底踏み抜き耐性も付与されています。

アッパー部の柔軟性も高く、動きやすいのも嬉しいメリットです。

【アシックス】安全靴/作業靴 ウィンジョブ CP402 JSAA A種先芯 耐滑ソール fuzeGEL搭載 メンズ

同じく紐靴タイプの安全靴です。JSAA規格A種に認定されており、70J程度までの衝撃に耐えることができます。

先芯はガラス繊維強化樹脂となっており、高い強度と優れた軽量性が特徴です。

アキレス腱部には反射板を備えているため、夜間でも安心して作業することができます。

アシックスは人気の安全靴メーカーなので、現場で履いている職人さんをよく見かけますね。

【GD JAPAN】ゴム底 半長靴 耐油性 履き口クッション 4E GD-30

「半長靴」とありますが、一般的にイメージされるような長靴ではなく、面ファスナー式のブーツタイプの安全靴です。

先芯にはワイド樹脂を採用し、片足約540gの軽さと、JSAA規格A種認定の丈夫さを両立しています。

履き口に厚いクッションを採用しており、脚がブーツ内でズレてしまうトラブルを防いでくれます。

【MARUGO】安全靴 作業靴 鋼製先芯 反射素材 ブーツ ハイカットセーフティー 150

鋼鉄製の先芯を備えた面ファスナー式のブーツ型安全靴です。

反射素材を使用しているため、夜間、早朝の視認性を大きくアップさせています。

合皮部分はやや硬く作られており、足元をしっかりと保護してくれます。

【富士手袋工業】安全靴 静電気帯電防止 JSAA/A種認定 耐油底 9989 メンズ BLACK

こちらも面ファスナータイプのブーツ型安全靴です。

先芯が鉄製で丈夫なだけでなく、こちらのアイテムは制電靴仕様となっており、絶縁系の床材が使用されていない場所では、高い帯電防止機能を発揮します。

くるぶし部に特別な保護パットが入っており、こちらもトラブル時にケガにつながらないような配慮がなされています。

【コーコス信岡】高所用安全靴 先芯 マジック ウレタン2層底 黒豹 メンズ

鉄鋼製の先芯が入った、高いクッション性を持つブーツタイプの安全靴です。

摩耗性とクッション性に優れたポリウレタンの二層底で、足へのダメージを小さなものにしてくれます。

また、吸湿速乾性を持つ裏地によって、ブーツ特有の汗ムレを軽減してくれます。

ブーツタイプの安全靴で寒い現場でも快適作業

ブーツタイプの安全靴で寒い現場でも快適作業

安全靴は防御機能の性能差だけではなく、形状によるメリット・デメリットが存在します。

ブーツタイプの安全靴の場合、足首の保護や防寒性などがメリットとしてあげられますが、反面重くなりやすいというデメリットを持っています。

特にブーツ型の安全靴を選ぶメリットが大きくなりやすいのは、寒い現場であると言えるでしょう。

作業現場の求める安全靴の性能基準を満たすものを選んで、快適に作業を行いましょう。

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