梅雨が明けると、関東地方では暑い日が続く本格的な夏に突入します。
屋外の建築現場では、猛暑の中作業しているので熱中症予防もしなくてはいけません。
梅雨の時期は、ジメジメで早く夏が来ればいいと思うのに。
いざ本格的な夏が来ると、暑いのって鬱陶しいと思うのは人間のエゴですね…。
熱中症対策に、空調服とインナーでなんとかしのげてますが。
3足くらいで、履き回して靴を履くと匂い対策にはなりますが、
午前中は乾いていて気持ち良くても、午後から靴の中が暑くて蒸れてしまいます!
靴の暑さ対策に使える情報を紹介します。
もくじ
安全靴を白にすると涼しくなる?!
日頃野球を見ない私でも甲子園はなぜか見てしまう…。
そんな中、注目されているのがスパイクの色。
野球のスパイクは普通真っ黒ですが、白のスパイクを履いていて話題になっています。
実際に使用した選手や監督の評判はどうか。2番で出場した創成館の松尾力基遊撃手(3年)は「(暑さが)全然違います。足がつる人は少ないと思う」と話した。平田の植田悟監督も「スポーツ店の人から靴の中の温度が10度ぐらい違うと言われた」と語り、軽くて涼しく感じるという。
出典:Yahoo!ニュース
オールホワイトのシューズは見た目も涼しいですが、黒のシューズに比べて実際に10度近く涼しくなるようです!
NHKのニュースでも特集されていました。
安全靴も白がたくさん販売されることに期待
甲子園球児のように、マウンドにいる間ずっと直射日光が降り注いでいるような現場は少ないですが、
靴の色を白にするだけで、黒の靴に比べて足元の温度が低くなるということなら夏の現場は白の安全靴を履いた方が絶対に快適のはずです!
革靴の安全靴は、ほとんど黒なので来年あたりからは白の安全靴がリリースされることに期待。
今のところは、プロスニーカーで白いものを選ぶと暑さ軽減になるのでおすすめです!
涼しく靴を履くための工夫をして夏を快適に!
白い靴を履くこと以外にも、安全靴を快適に履くための工夫を紹介します。
基本的なことですが、暑さ対策をできていないと作業効率に大きく影響しますよ!
きつい靴は蒸れやすい
靴のサイズは正しいものを履くようにしましょう。
緩すぎると、脱げてしまうので危険ですが…。
きついと、安全靴の場合は先芯で指が痛くなるだけではなく足の指から足の裏にかけて空気が通らなくなるので、足が汗をかきやすくなります。
通気性が悪いと蒸れて不快なので、靴のサイズは正しく計測して着用するようにしましょう。
安全靴用の靴下を履く
靴下は、靴に合ったものを着用するといいです。
軍足もいいですが、夏に軍足を履くのは結構暑くてしんどいです!
安全靴用の靴下は、耐久性もあるので長持ちしますし消臭効果も期待できるので、足の匂い対策もできます!
- つま先・アキレス腱部・かかとまでカバー
- 速乾性抜群!素早く汗を吸水分散いつも爽やか
- 抗菌防臭加工でいつも快適
- 確かな品質の日本製!
- 中空繊維内に、より多くの空気層を維持するため、夏はクーリング性で涼しく、冬は優れた保温性で暖かく、季節を問わず快適
水分補給をすることで体温調整できる
汗をかくからと言って水分補給をあんまりしない人がいますが、一番危険です。
熱中症になってしまう可能性があるだけではなく水分が体温調整をしてくれるので、足汗も抑える効果が期待できるからです。
暑い現場で働いている人は意識して水分をとるようにしましょう。
靴を脱いだら1日放置する
靴を脱いだら、靴箱にすぐにしまうと湿気で雑菌が繁殖してしまいます。
- 玄関に放置して1日乾燥させる
- 天日干しをする
どちらかをして、靴に染み込んだ汗を乾燥させましょう!
安全靴は、1足だけしか持っていない方や、会社に1足だけ置いてある方が多いと思いますが、十分乾燥させないと雑菌が蓄積して匂いの原因になってしまいます。
インソールを工夫する
靴の中敷を工夫すると、蒸れ防止・匂い防止になります。
工夫する方法は、
- インソールを毎回取り換える
- 冷却素材のインソールを使う
などです。
百円ショップでインソールは売っているので、冷却素材のインソールで1000円くらいは勿体無いと思う方は複数枚用意して毎回取り替えると快適に安全靴が使えます。
定期的に靴箱の中を換気する
靴箱の中は、なかなか換気している人が少ないですが、靴箱を閉めたままにしておくと、収納している靴に臭いが移ってしまいます。
定期的に換気をしましょう。
1週間に1度くらい換気をしておくと湿気がこもらないのでおすすめです!
まとめ
夏の安全靴は、蒸れるし臭いし毎年現場の人の悩みの種です。
安全靴は、スニーカーくらい通気性が高い商品も多数発売されていますが、それでも毎日履いているとどうしても臭くなってしまいます。
暑さ対策としては、白い安全靴と冷却インソールを使えばかなり軽減されます。
蒸れないように、複数の安全靴を使うこともおすすめです!
足元が快適になるだけでも、作業モチベーションが変わりますので靴の暑さで悩んでいる方は試してみてください。