現場仕事をしていると、夜間工事が続くこともありますよね!
終電が終わった後、現場で仕事をするので必然的に交通手段は車になります。
日中の車の運転も充分注意が必要ですが、夜間帯は眠くなるのでさらなる注意が必要です!
居眠り運転をすると、命が危険ですし、事故の相手だけではなく会社に工事現場にも迷惑をかけてしまいます。
運転中眠ってしまう原因のほとんどは「疲労」と「睡眠不足」。
居眠り運転を防ぐために、疲れているときや睡眠不足のときは運転を控えることが大切ですが…、働いているとそうも言っていられないことがあります。
居眠り運転をしないために、原因を知って対策をしていきましょう!
もくじ
居眠り運転で事故を起こす原因は?
車を運転している人に、事故を起こしたくて起こす人はいません。
居眠り運転で事故を起こさないためにその原因を紹介します!
睡眠不足のため
睡眠は、人間にとってとても大切なこと。
睡眠不足は、夏の熱中症の原因にもなります。
人間の作業能力の実験では、17時間起き続けた人の判断能力とアルコール血中濃度が0.04%の判断能力は同じくらいというデータもあります。
ずっと起きているだけで、酒気帯び運転と同じような判断能力になってしまうのでとても危険。
しっかりと眠っているのに眠い場合は、睡眠の質が悪いのかもしれません。
きちんとした睡眠を取れるように工夫しましょう。
眠くなる時間帯に注意!
眠くなる時間帯は1日のうち2回あると言われています。
- 深夜から明け方の2〜6時
- 昼間の14〜16時
この時間帯は、居眠り運転が多く発生する時間帯と言われています。
どうしても運転しなくてはいけない場合は仕方ないですが…、運転しなくてもいい場合はなるべく避けた方がいいでしょう。
病気のため
SAS(睡眠時無呼吸症候群)が原因の場合もあります。
職場にも、予備軍の人を含めるとかなりいるはずです!
無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
呼吸の問題で深く眠れないので日中も睡眠不足でずっと眠いという恐ろしい病気なのです。
自覚していれば、運転しないようにすればいいだけですが…。
自覚がなく居眠り運転事故を起こしてしまう人が増えているみたいなので注意した方がいいです。
気温の変化
暑いところから涼しいところ
寒いところから暖かいところ
温度変化があると眠くなってしまいますよね?
外と車内の温度が眠さを倍増させることがあります!
車内はリラックスできる空間ですが、温度変化で眠くなることがあるので運転するときは注意しましょう。
薬の影響
特に花粉症の薬は眠くなりやすいです。
他にも、風邪薬や痛み止めなど生活の中で飲んでいるお薬の中に副作用で眠くなるものはたくさんあります。
いつも普通に飲んでいる薬でも、運転前に飲むのは危険なことがあるので、日常的に運転する方は医師に相談して飲んでも眠くなる副作用がない薬を処方してもらうようにしましょう。
ヒスタミンは脳内では眠気を抑え、覚醒を促すという重要な働きを担っています。抗アレルギー薬を服用すると、配合されている抗ヒスタミン剤が脳に届いて、眠気を抑え覚醒を促すヒスタミンの働きを弱める事で眠くなってしまいます。
居眠り運転をしないためにできる対策は?
年齢的に20代であれば、体力があるので気合で乗り切ることができるかもしれません。
ですが、作業現場で働くと思っている以上に体力を使っていることがあります!
特に夏の現場は、立っているだけでも汗がダラダラでて体力を消耗しています。
睡眠を意識してとるようにすることが、一番の対策なのかもしれません!
眠かったら仮眠をとる
一番効果的なのは、眠かったら思い切って仮眠をとること。
現場作業が立て込んでいると、仮眠をとることを躊躇してしまいます。
しかし、万が一でも居眠り運転で事故を起こす方が大きな損失を引き起こしますので、眠かったら仮眠をとるのが一番いいです!
15分位寝るとスッキリするはず。
寝た後は、ストレッチなどをして眠気をさましてから運転しましょう!
大きな声で歌う
同乗者がいれば、会話をしましょう。
1人でいるときは、好きな音楽をかけて大きな声で歌うと眠気がスッキリするのでおすすめです!
私が働いている会社では、眠いときは歌うことを推奨していました。
ただし、1つ注意点があって社用車の場合ドライブレコーダーで記録されていることがありますので、1人で歌っているのを録音されないように注意しましょう。
事故るよりは、マシですが恥ずかしいので気をつけましょう。
窓を開けて空気を入れ替える
夏は蒸し暑いのであまりおすすめできませんが、冬なら冷たい風が入ってリフレッシュできます。
簡単にできることなので眠い時におすすめ。
新鮮な風にあたると、眠気が飛ぶ人も多いので試してみてください!
眠気覚ましグッズを使う
コンビニやドラッグストアにいくと眠気覚ましグッズが販売しています。
- ガム
- 飴
- コーヒー
- 目薬
- エナジードリンク
- 眠眠打破
など、眠気覚ましに効果のあるものを使いましょう。
カフェインを過剰に摂取すると体質によっては下痢・吐き気・嘔吐の症状があらわれる人もいるようなので適量を服用して眠気を覚すようにしましょう!
まとめ
居眠り運転の防止方法について紹介しました。
現場作業だけではなく、車を運転する人は事故を起こさないように居眠り運転に充分気をつけましょう。
建築業界も、体制が古いとはいえ働き方にはだいぶ寛容になってきました。
居眠り運転で事故をするくらいだったら、仮眠をとって事故をさせないという上司も増えているはずです!
睡眠をとることが一番大切ですが、体調が悪いときは前日たくさん寝ていても運転中眠くなってしまうこともありますので無理をしないで休憩をすることが大切だと思います。
無理せず無事故運転をしていきましょう!