作業着の下に着る防寒インナーの選び方は?吸湿発熱と裏起毛のちがいとおすすめ10選

作業着の下に着る防寒インナーの選び方は?吸湿発熱と裏起毛のちがいとおすすめ10選

冬の現場で寒いとき、多くの人はまず上に着るものを増やします。ところが厚着をしても、汗をかいたあとに一気に冷えることがあります。

原因は肌に直接ふれるインナーです。汗を吸ったまま乾かない生地だと、休けい中に体温を持っていかれます。

この記事では、作業着の下に着る防寒インナーの選び方を3つにしぼって説明します。そのうえで、値段と規格を確かめた10点を紹介します。

安全くん
先に結論です。見るのは「温め方」「動きやすさ」「静電気の表示」の3つ。この3つが合っていれば、値段の高い安いはあとから決められます。
この記事でわかること
  • 防寒インナーを選ぶときに見る3つのこと
  • 吸湿発熱タイプと裏起毛タイプのちがいと、向いている現場
  • 冬の作業着の重ね着の順番(ベース・ミドル・アウター)
  • 夏用のコンプレッションインナーを冬に着てもいいのか
  • 1,265円のレッグカバーから12,100円のシャツまで、値段と素材を確かめた10点
この記事の数字の出どころ
  • 商品の値段・素材・サイズは、各メーカーの公式通販で2026年9月26日に確認しました。
  • 規格の説明と現場の声は、出典のリンクを付けて原文のまま引用しています。

インナーの前に作業着そのものを選び直したい人は、作業着メーカーのおすすめランキングから読むと早く決まります。

作業着の下に着る防寒インナーは、この3つで選ぶ

防寒インナーは商品名を覚えても選べません。自分の現場に合うかどうかを決める軸が3つあります。

1つめ:温め方が「吸湿発熱」か「裏起毛」か

温める仕組みは大きく2種類です。汗の湿気で温まるタイプと、起毛で熱を逃さないタイプがあります。

動きが多い人は前者、じっとしている時間が長い人は後者が合います。くわしくは次のH2で図にしました。

2つめ:腕を上げたときに肩と脇がつっぱらないか

厚いインナーほど暖かい代わりに、重ね着したときに肩が動かしにくくなります。荷物を持ち上げる仕事では、ここが作業のじゃまになります。

試着できるなら、必ず両腕を上に伸ばしてみてください。通販で買うときは、伸縮素材(ポリウレタン混)かどうかを見ます。

3つめ:静電気の表示(JIS T 8118)があるか

これは静電気を抑える作業服を指定されている人だけが見る項目です。倉庫や建設現場で言われたことがなければ、読み飛ばしてかまいません。

指定がある現場では、インナーも同じ考え方でそろえます。指定がなければ、ふつうの防寒インナーで足ります。

選ぶときのポイント
  • 温め方 … 動きが多い現場は吸湿発熱、動きが少ない現場は裏起毛
  • 動きやすさ … 腕を上げて肩と脇がつっぱらないこと
  • 静電気 … 指定がある人だけ「JIS T 8118」の表示を見る

防寒インナーの温め方は吸湿発熱と裏起毛の2種類

作業着売り場で並んでいる防寒インナーは、この2種類のどちらかです。両方の機能を持つ商品もあります。

防寒インナーの温め方を吸湿発熱タイプと裏起毛・フリースタイプで比べた図解

吸湿発熱タイプは動きの多い現場向き

体から出る水分を繊維が吸って、熱に変える仕組みです。薄手でも暖かいので、作業着の下でごわつきません。

仕組みは、ミズノが公式の商品ページでこう説明しています。

吸湿発熱素材「ブレスサーモ」は、人体から発生する水分を吸収して発熱効果をもたらす新しい保温メカニズムを実現させました。ブレスサーモの吸湿発熱した空気を繊維間に取りこみ保温する為、衣服内をドライで温かな状態にします。

出典:ミズノ公式オンライン

汗をかき続けると、吸える水分が追いつかず効きが弱まります。汗が多い人は、上に着るものを脱いで体温を調節してください。

裏起毛・フリースタイプは着た瞬間から暖かい

生地の裏を起毛させ、そこにできる空気の層で熱を逃さない作りです。着てすぐ暖かく感じるのはこちらです。

そのぶん厚みが出るので、重ね着すると肩が回しにくくなります。見張りや誘導など、動きが少ない仕事に向いています。

素材の見かた
  • ポリエステル … 汗を吸って外に出す。乾きが早い
  • ポリウレタン … 伸びる糸。混ざっているほど動きやすい
  • アクリル・レーヨン … 吸湿発熱タイプによく使われる
  • 綿(コットン)100% … 肌ざわりはいいが、汗を吸うと乾かない

冬の作業着は重ね着の順番で暖かさが変わる

インナーを替えても寒いときは、順番がまちがっていることがあります。着るものには役割の順番があります。

冬の作業着の重ね着の順番を4段階で示した図解

ベース・ミドル・アウターの役割はそれぞれ違う

ベースは汗を肌から離す係です。ミドルは空気をためて熱を持つ係、アウターは風と雨を止める係になります。

この3つのうち1つでも役割がかぶると、暑すぎるか寒すぎるかになります。たとえばベースに綿のTシャツを着ると、汗が抜けずに冷えます。

秋の作業着に何を着ればいいかはこちらの記事を参考にしてください。

下に着るシャツを綿100%にしない

肌着というと綿を思い浮かべる人が多いはずです。ただし綿は水を抱えこむので、冬の現場では汗冷えの原因になります。

建築現場で監督をしている人の質問に、こんな回答が付いていました。

最後に、冬でも作業をすると汗をかくことがあるので、できるだけ通気性のよい下着を着たり、上半身はこまめに脱ぎ着をするようにしています。

出典:Yahoo!知恵袋(建築現場の防寒対策の質問への回答)

脱ぎ着で調節するという考え方は、現場でもそのまま使えます。着こんで動かないより、1枚脱げる状態にしておくほうが楽です。

冬の作業着そのものの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

夏用のコンプレッションインナーを冬に着てもいい?

夏に買った冷感のコンプレッションインナーが手元にある人は多いはずです。そのまま冬に着ていいのかを先に片づけます。

答えは、着ても寒くはならないが、防寒の役目はしないです。冬用として作られた商品とは別ものだと考えてください。

夏は涼しいコンプレッションタイツ使ってますが、冬に使っても寒くはならないと思います。ただし、防寒用に使うメリットはないですね。

出典:Yahoo!知恵袋(冬のコンプレッションインナーの質問への回答)

同じことは商品の作りからも言えます。夏用は生地が薄く、そもそも熱をためる作りになっていません。

使うなら、冬用の防寒インナーの下に重ねる形になります。そのぶん枚数が増えるので、動きにくくなる点だけ気をつけてください。

コンプレッションインナーと加圧インナーのちがいは、こちらの記事を参考にしてください。

コンプレッションインナーと加圧インナーの違いは?着用するメリットや効果はあるの?

静電気が起きる現場のインナーはJIS T 8118を見る

会社から静電気の指定をされたことがない人は、ここは飛ばしてかまいません。指定がある人だけ読んでください。

冬の現場で多いのが、脱ぐときのバチッと、ホコリのまとわりつきです。作業服には、これを抑えるための規格があります。

JIS T 8118はどんな規格なのか

正式な名前は「静電気帯電防止作業服」です。試験を行っているカケンテストセンターは、こう説明しています。

化学工場やガソリンスタンドなど静電気による爆発火災事故を防いだり、電子機器工場など静電気障害による電子部品の破損を防ぐために着用する作業服の規格です。

出典:一般財団法人カケンテストセンター

つまり、火が出ると困る場所と、電子部品をこわすと困る場所のための規格です。会社から指定されるのは、たいていこのどちらかの現場です。

指定がない現場はふつうの防寒インナーでよい

倉庫や建設現場で指定がなければ、この表示を探す必要はありません。それでもバチッが嫌なら、制電の糸を編みこんだインナーを選ぶ手があります。

この記事で紹介する制電裏起毛インナー TMF-6520 は、この規格に適合しています。ミズノのブレスサーモアンダーシャツも同じ規格の表示があります。

会社や元請けから作業服の規格を指定されているときは、その指定が最優先です。自分の判断で置きかえないでください。

手元の静電気対策は、静電気防止手袋の記事を参考にしてください。

静電気防止機能つき手袋おすすめ5選!

現場別に見る作業着インナーの選び方

同じ冬でも、屋外と倉庫では寒さの出かたが違います。自分の働き方に近いところを読んでください。

寒さの目安と、選ぶタイプ
  • メーカーは「何度まで使える」という数字を出していません。下はこの記事の目安です
  • 屋内で10℃前後 … 薄手の吸湿発熱を1枚。動くなら厚くしない
  • 屋外で0℃前後 … 裏起毛タイプを1枚。上に風を止める防寒着を重ねる
  • 氷点下が続く … 層の多いキルト構造を上下でそろえる

屋外で動きが少ない仕事(警備・誘導・見張り)

立っている時間が長いほど、体は自分で熱を作れません。厚めの裏起毛タイプか、キルト構造の保温インナーが向きます。

上下そろえると足元の冷えも減ります。風の当たる場所では、上に風を止める防寒着を重ねてください。

倉庫・工場で歩き回る仕事

動くと汗をかくので、厚いインナーは逆効果になります。薄手の吸湿発熱タイプを1枚にして、中間着で調節するほうが楽です。

屋内でも出入口の近くは冷えます。脱ぎ着しやすい前開きの中間着を1枚用意しておくと便利です。

冷凍倉庫・氷点下の現場

マイナスの環境では、一般の防寒インナーだけでは足りません。専用の防寒服と組み合わせる前提で、インナーは汗処理を優先します。

汗をかいたまま冷凍庫に戻ると、体が一気に冷えます。着替えを1枚ロッカーに置いておくのが現実的な対策です。

トラックドライバーのように出入りが多い仕事

暖房の効いた車内と、寒い荷台や屋外を行き来します。薄手のインナーに、すぐ脱げる上着を重ねる形が合います。

車内で汗をかいてから外に出るのがいちばん冷えます。乗る前に1枚脱ぐくせをつけてください。

冷凍倉庫や冷蔵倉庫の防寒は、こちらの記事を参考にしてください。

冷凍倉庫・冷蔵倉庫の防寒対策は?マイナス20℃の現場で着るものを温度帯で整理

防寒インナーのサイズ選びと、女性が選ぶときの注意

サイズをまちがえると、暖かさも動きやすさも落ちます。買う前に確かめることを5つにまとめました。

防寒インナーを買う前に確かめる5つのチェックリスト

上の3つは、これまで説明してきた選ぶ軸です。残りの2つは、実物が届いてから困りやすいところです。

ぴったりめを選ぶが、肩が回るかを優先する

ベースは肌に近いほど汗を運べるので、ゆるすぎない方が働きます。ただし肩と脇がつっぱるなら、1つ上のサイズにしてください。

袖と裾の長さも見ます。作業着の袖口からインナーが出ると、機械にふれる危険が増えます。

女性が選ぶときは婦人用の表示があるものを探す

作業用のインナーは男性サイズが基準の商品が多くあります。ミズノは公式ページで、女性はワンサイズ小さめを目安にすると案内しています。

ただし、男性用を小さくしただけでは肩幅が合いません。婦人用として作られている商品か、小さいサイズの実寸が書いてある商品を先に探してください。

今回調べた中で、婦人用と書かれた防寒インナーは9,350円の1点だけでした。そのため実寸が書いてあるユニセックスの商品から選ぶほうが現実的です。

身長155cm前後の人が選べるもの
  • バートル ホットフィッテッド 4091(1,353円)のSはバスト84cm・着丈65cm
  • TS DESIGN 8225(3,520円)のSは適応身長155〜165cm・胸囲80〜88cm
  • レッグカバー FT-5521(1,265円)はフリーサイズ
  • 婦人用がいいなら 静電インナー ひだまり極 婦人 8分袖(9,350円)
  • タイツ TMF-6522 はLとLLだけ。下半身はレッグカバーで足す

襟の形も見てください。ホットフィッテッドは首がつまったハイネック、BTサーモは丸首です。

ミドリ安全.comで買える作業着用の防寒インナー7選

ここからは実際の商品です。値段・素材・サイズは、2026年9月26日にミドリ安全.comの商品ページで確かめました。

ミドリ安全.comは自社の商品のほかに、バートル・おたふく手袋・ひだまり本舗の商品も扱っています。どこが作っているかは、商品名に書きました。

作業着の下に着る長袖インナー7点の税込価格を比べた棒グラフ

グラフに入れたのは、上半身の長袖インナー7点です。形が違うタイツとレッグカバーは、比べられないので外しました。

重さを公表しているのは、後で出てくるTS DESIGN の1点だけでした。ほかは公表がないので、厚みは素材とキルトの層で判断してください。

サイズで迷うなら バートル ホットフィッテッド 4091

この記事で調べた中で、いちばん安くてサイズの幅が広い1枚です。SからXXLまであり、男女どちらでも着られると書かれています。

ホットフィッテッド ユニセックス 4091-35(バートル・ミドリ安全.comで販売)

ミドリ安全.comで買えるホットフィッテッド ユニセックス 4091-35 ブラックの秋冬インナー

小柄な人から大柄な人まで、実寸を見て選べます。

おすすめポイント
  • 1,353円(税込・本体1,230円)。この記事で調べた上半身のインナーでいちばん安い
  • 裏面が起毛で、伸長率40%以上のストレッチ生地。腕を上げる動きに付いてくる
  • 実寸は S=バスト84cm・着丈65cm、M=90cm・67cm、L=96cm・69cm
  • XLは102cm・71cm、XXLは108cm・73cm。ユニセックスサイズ
  • 素材はポリエステル90%・ポリウレタン10%。消臭テープと制電ケア糸つき
首がつまったハイネックです。作業着の襟からインナーが見えにくくなります。

制電ケア糸は入っていますが、JIS T 8118 の適合表示はありません。

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公式サイト

吸湿発熱で温めたいなら BTサーモインナーシャツ JW-169

汗の湿気で温まるタイプを試したい人に向きます。おたふく手袋のボディタフネスというシリーズで、ミドリ安全.comが扱っています。

防寒 発熱体感 BTサーモインナーシャツ JW-169(おたふく手袋・ミドリ安全.comで販売)

ミドリ安全.comで買えるBTサーモインナーシャツJW-169の商品画像

吸湿発熱タイプでは、この記事でいちばん安い1,661円です。

おすすめポイント
  • 汗の湿気で温まる吸湿発熱タイプ。薄手なので作業着の下でごわつかない
  • 素材はアクリル・レーヨン・ポリエステル・ポリウレタンの混紡
  • 色はモクグレー(白のまざった灰色)。LサイズとLLサイズの2つ
  • 適応サイズは L=胸囲96〜104cm、LL=104〜112cm。どちらも身長175〜185cm
  • 販売価格は1,661円(税込・本体1,510円)
SサイズとMサイズはありません。身長175cm未満の人は、上のホットフィッテッドか次の TMF-6520 を選んでください。

静電気の規格(JIS T 8118)の表示はありません。指定がある現場では、次の制電タイプにしてください。

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公式サイト

静電気の指定がある現場なら 制電裏起毛 クルーネックインナー TMF-6520

先ほど説明した規格に適合している裏起毛インナーです。制電の糸を編みこんであるので、洗っても効きが落ちにくい作りです。

制電裏起毛 クルーネックインナー TMF-6520

ミドリ安全.comで買える制電裏起毛クルーネックインナーTMF-6520の商品画像

バチッとまとわりつきを抑えながら、裏起毛で暖かさも取れます。

おすすめポイント
  • 帯電防止 JIS T 8118 に適合。静電気の指定がある現場で使える
  • 1,738円(税込・本体1,580円)と、規格つきでは手に取りやすい値段
  • 裏面が微起毛なので、着た瞬間から暖かい
  • たて・よこの両方に伸びる生地で、腕を上げる動きに付いてくる
  • 素材はポリエステル90%・ポリウレタン10%。M・L・LLの3サイズ
  • 適応サイズは M=身長165〜175cm・チェスト88〜96cm、L=175〜185cm・96〜104cm
  • LL=身長175〜185cm・チェスト104〜112cm

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公式サイト

下半身もそろえるなら 制電裏起毛タイツ TMF-6522

上だけ暖めても、足が冷えると全身が寒く感じます。同じシリーズのタイツなら、規格も素材もそろえられます。

制電裏起毛タイツ TMF-6522

ミドリ安全.comで買える制電裏起毛タイツTMF-6522の商品画像

上のTMF-6520と同じ JIS T 8118 適合のタイツです。

おすすめポイント
  • 脱ぐときのパチパチと、ホコリの付着をおさえる
  • メーカーは、制電糸を編みこんでいるので洗濯回数に制限がないと説明している
  • 裏面は微起毛で、はいた瞬間から暖かい
  • 素材はポリエステル90%・ポリウレタン10%。LとLLの2サイズ
販売価格は1,749円(税込・本体1,590円)です。SサイズとMサイズはありません。

この TMF-6522 と TMF-6520 を上下でそろえると3,487円になります。

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公式サイト

ふくらはぎだけ足すなら アグニヒートレッグカバー FT-5521

タイツまではいらないが、すねが冷えるという人がいます。そういうときは、ふくらはぎに着けるレッグカバーが安く済みます。

アグニヒートレッグカバー FT-5521

ミドリ安全.comで買えるアグニヒートレッグカバーFT-5521の商品画像

作業着を替えずに、冷えるところだけ足せます。

おすすめポイント
  • 1,265円(税込・本体1,150円)。この記事でいちばん安い防寒アイテム
  • 厚手の裏起毛で、ふくらはぎの冷えをおさえる
  • ストレッチ素材で、ふくらはぎにフィットする
  • サイズはフリー。色はブラック
タイツにS・Mサイズがないので、小柄な人の下半身はこれで足す形になります。

足首から下は覆いません。足先の冷えは靴下と靴で対策してください。

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氷点下の屋外なら ひだまり チョモランマ 紳士 QMS921

ここからは値段が上がります。ひだまり本舗の商品で、寒さが厳しい現場で動きが少ない人に向きます。

ひだまり チョモランマ(R) 紳士 QMS921 長袖丸首シャツ(ひだまり本舗・ミドリ安全.comで販売)

ミドリ安全.comで買えるひだまりチョモランマ紳士長袖丸首シャツQMS921の商品画像

12,100円(税込・本体11,000円)と高いぶん、3層で厚みがあります。

おすすめポイント
  • 表側・中糸・裏側の3つの層でできていて、体温をためて逃がしにくい
  • 表側はアクリル70%・毛30%、中糸はナイロン100%
  • 裏側はポリ塩化ビニル80%・アクリル20%。M・L・LLの3サイズ
  • 後ろ身頃が長めで、かがんでも背中が出にくい
  • うねのあるキルトなので、厚手でもつっぱりにくい
何度まで耐えられるという数字は、この商品にかぎらず公表されていません。選ぶときは、層の数と素材(毛が入っているか)で比べてください。

静電気を抑える素材を使っていますが、JIS T 8118 の適合表示はありません。

同じシリーズのズボン下 QMS951 も同じ12,100円です。

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女性向けなら 静電インナー ひだまり極 婦人 8分袖インナー

婦人用として作られているので、肩幅と身幅が合いやすい商品です。8分袖なので、作業着の袖口からも出にくくなっています。

静電インナー ひだまり極 婦人 8分袖インナー(ひだまり本舗・ミドリ安全.comで販売)

ミドリ安全.comで買える静電インナーひだまり極 婦人8分袖インナーの商品画像

販売価格は9,350円(税込・本体8,500円)です。

おすすめポイント
  • 婦人用のサイズで作られている。M・L・LLの3サイズ
  • 帯電防止素材を使い、脱ぐときのパチパチをおさえる
  • 抗菌防臭と消臭の素材を使っている
  • 8分袖なので、作業着の袖口から出にくい
  • 色はピーチ。紳士用の長袖U首シャツも同じ値段
この商品の帯電防止は素材によるもので、JIS T 8118 の適合表示は商品ページにありません。

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公式サイト

ミドリ安全.comの送料は、沖縄県と離島を除いて全国一律450円(税込)です。注文の合計金額にかかわらず同じ額なので、まとめ買いのほうが得になります。(2026年9月26日に確認)

ミドリ安全.com以外で買える防寒インナー3選

作業服店やホームセンターでも、同じような防寒インナーが買えます。ここでは、メーカー公式の通販で値段と素材を確かめられた3点を出します。

楽天市場とAmazonは時期によって値段が変わります。そのため金額は、メーカー公式の通販で確かめた税込価格を書いています。

ミズノ ブレスサーモアンダーシャツ F2JAC590

吸湿発熱の代表格である「ブレスサーモ」を使ったワーキング用です。静電気帯電防止作業服 JIS T 8118 の表示もあります。

ミズノ ブレスサーモアンダーシャツ(制電・長袖・ワーキング)F2JAC590

静電気の指定がある現場でも使える、吸湿発熱のアンダーシャツです。

ミズノ公式オンラインの販売価格は4,950円(税込)です。

素材はポリエステル92%と、合成繊維(ブレスサーモ)8%。色はブラックです。

サイズは2XSから8XLまで。ユニセックスで、女性はワンサイズ小さめが目安です。

2025年秋冬に出たモデルで、2026年9月26日の時点でも公式通販で扱っています。

ミズノ ブレスサーモアンダータイツ F2JBC590

上のシャツとそろえて使える下半身用です。前開きなので、作業着の上から脱がずに用が足せます。

ミズノ ブレスサーモアンダータイツ(制電・前開き・ワーキング)F2JBC590

上のシャツとそろえると9,900円(税込)。足まわりを同じ素材でそろえられます。

販売価格は4,950円(税込)。サイズは2XSから8XLまであります。

本体はポリエステル92%と合成繊維(ブレスサーモ)8%です。

ウエストは伸びる生地で、実寸はMサイズ70cm、Lサイズ74cmです。

シャツと同じく静電気帯電防止作業服 JIS T 8118 の表示があります。

TS DESIGN 8225 ロングスリーブシャツ

マイクロフリースの薄手タイプで、重さが公表されている数少ない商品です。Lサイズの平均重量は180gと、着ていて軽い部類に入ります。

TS DESIGN 8225 ロングスリーブシャツ

Lサイズで180gと軽く、Sサイズは適応身長155〜165cm。小柄な人でも選べます。

公式通販の販売価格は3,520円(税込)。素材はポリエステル90%・ポリウレタン10%です。

帯電防止の機能と、脇下の消臭テープが付いています。

縫い目を平らに仕上げてあるので、肌に当たるごろつきが出にくい作りです。

適応サイズはSが身長155〜165cm・胸囲80〜88cm、Mが165〜175cm・88〜96cmです。

Lは175〜185cm・96〜104cm。LLと3Lは身長が同じで、胸囲が104cm以上になります。

メーカーは公式の商品ページでこう説明しています。

マイクロフリースを使用した適度な締め付けの適圧インナー。薄く、軽く、優れた保温性に加え、静電気を抑える制電機能を備える。

出典:TS DESIGN 公式

文中の「適圧」は、体を軽くしめつけるという意味です。きつすぎず、肌から汗を運べるくらいに合わせてあります。

この3点は作業服店やホームセンターでも、同じシリーズが置かれていることがあります。店で買うなら、メーカー名と品番をメモして行くと話が早く済みます。

電熱(ヒーター入り)のインナーはどうなのか

モバイルバッテリーで温める電熱ウェアは、作業服店やホームセンターにも並んでいます。動かない屋外の仕事では、たしかに効きます。

ただし電熱インナーは、通販サイトにしか出ていない商品が多くを占めます。今回はメーカーの公式ページで素材とサイズを確かめられる電熱インナーを見つけられませんでした。

確かめられないものは、この記事では商品として挙げません。ベストやジャケットのほうが、メーカーの情報がそろっていて選びやすい状況です。

電気で温めるものは、長時間の使用で低温やけどを起こすことがあります。同じ場所に当て続けないでください。取扱説明書の使用時間も守ってください。
安全くん
ヒーター入りのものは、洗い方に決まりがあることが多いです。買う前に、洗濯機が使えるかを必ず確かめてください。

ヒーターベストの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

【防寒着】ヒーターベストおすすめ8選!カラダを温めて作業効率をあげよう

インナーを替えても寒いときに見直す4か所

ベースを替えても寒いなら、ほかに穴があります。順番に見ていってください。

上に着る防寒着で風を止める

風が当たると、体の熱は一気に持っていかれます。選ぶときは、生地に防風の表示があるかを見てください。

インナーが薄手なら、上は中綿の入った作業用ジャンパーで足ります。裏起毛のインナーなら、上は薄めでも大丈夫です。

防寒着としても使える作業着は、こちらの記事を参考にしてください。

防寒作業着は上下でそろえる!おすすめの上と下と合計の値段【2026年冬・メンズ・レディース】

手の冷えを防ぐ防寒用手袋の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

作業用の防寒手袋おすすめ7選!冷凍倉庫・屋外・スマホ操作など現場別の選び方と値段【メンズ・レディース】

ドカジャンを着るなら中の重ね着を減らす

厚いドカジャンの下に何枚も着ると、腕が上がらなくなります。中はインナー1枚と、薄手の中間着1枚までにしてください。

それでも寒いときは、枚数ではなく首と手首をふさぎます。すき間から入る風のほうが、体温を多く奪います。

ドカジャンの特徴と選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

ドカジャンと工事現場

足元は靴下から替えるのがいちばん安い

足先が冷えると、体全体が寒く感じます。靴下は数百円から替えられるので、いちばん試しやすい場所です。

薄手の靴下を2枚重ねるより、厚手を1枚にするほうが暖かくなります。重ねて靴がきつくなると、血のめぐりが悪くなって逆に冷えます。

作業用靴下の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

靴そのものを防寒タイプにする

氷点下の現場や、冷たい床に立ち続ける仕事では靴が効きます。防寒の安全靴や長靴は、靴底からくる冷えを減らします。

靴を替えるときは、いま履いている靴の規格を先に確かめてください。JIS規格を指定されている現場では、同じ規格の防寒タイプを選びます。

防寒安全靴と防寒長靴は、こちらの記事を参考にしてください。

作業着の防寒インナーでよくある質問

記事を読んだあとに残りやすい疑問をまとめました。値段の話も、答えられる範囲で数字を出しています。

防寒インナーは何枚そろえればいい?

乾く時間を考えると、上下それぞれ2枚あると回せます。毎日着るものなので、1枚だと乾かない日に困ります。

上下そろえるといくらかかる?

いちばん安いのは、ホットフィッテッド 4091(1,353円)と TMF-6522(1,749円)で3,102円です。上下ともJIS T 8118 でそろえるなら、TMF-6520 と TMF-6522 で3,487円になります。

タイツはLとLLだけなので、小柄な人は下をレッグカバー(1,265円)にします。その組み合わせなら2,618円です。

どれもミドリ安全.comの送料450円が別にかかります。3,102円の組み合わせなら送料込みで3,552円、洗い替えをもう1組買うと6,654円です。

会社支給の作業着の下に、自分で買ったインナーを着ていい?

会社が決めているのが作業着そのものだけなら、下に着るものは自由なことが多いです。ただし静電気や難燃の指定があるときは話が変わります。

指定が「規格」なのか「商品名」なのかを、安全担当に聞いてください。規格の指定なら、同じ規格の商品に替えられます。

銘柄まで指定されることもあります。そのときは、自分の判断で別の商品にしないでください。

洗濯機で洗える?乾燥機は使える?

洗濯表示を公表していたのはミズノのブレスサーモだけでした。液温40℃までの弱い洗濯ができ、乾燥機(タンブル乾燥)は禁止と書かれています。

ほかの商品は商品ページに洗濯表示がないので、届いたらタグを見てください。伸縮の糸が入ったインナーは、熱に弱いものが多くあります。

寒いと腰が固まる。インナーで何かできる?

インナーで腰痛が治ることはありません。ただし腰まわりを冷やさないだけでも、朝の動き出しは変わります。

上は後ろ身頃が長めのものを選び、下はタイツで腰から下をつなげてください。痛みが続くなら、サポーターや受診を先に考えてください。

市販のあったかインナーでは足りない?

屋内の軽い寒さなら、市販のものでも足ります。作業用との違いは、静電気の規格と、袖丈や後ろ丈の作りです。

かがんだときに背中が出るかどうかは、現場では大きな差になります。作業用は後ろ身頃を長めにしている商品があります。

腰の冷えと腰痛ベルトの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ:作業着の防寒はインナーから見直す

上に着るものを増やす前に、肌にふれる1枚を替えてください。汗冷えが止まると、同じ枚数でも暖かく感じます。

この記事のまとめ
  • 選ぶ軸は「温め方」「動きやすさ」「静電気の表示」の3つ
  • 動きが多い現場は吸湿発熱タイプ、動きが少ない現場は裏起毛タイプ
  • 重ね着はベース・ミドル・アウターの順に役割を分ける
  • 夏用のコンプレッションインナーは、防寒の役目はしない
  • 静電気の指定がある現場は JIS T 8118 の表示を見る
  • 安く始めるなら バートル ホットフィッテッド 4091(1,353円・SからXXL)
  • 上下そろえると3,102円、ミドリ安全.comの送料450円を入れて3,552円
  • 小柄な人は ホットフィッテッドのS か TS DESIGN 8225 のS
安全くん
寒い日にいちばん困るのは、休けいのあとに体が冷えることです。汗を外に出せる1枚を選べば、そこがかなり楽になります。

作業着そのものをメーカーから選び直したい方は、こちらの記事を参考にしてください。

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