解氷スプレーで冬場のトラブルを事前に防ぐ!おすすめ5選と自作する方法も

解氷スプレーで冬場のトラブルを事前に防ぐ!おすすめ5選と自作する方法も

冬場、氷点下まで気温が下がると、車のフロントガラスやリアガラスが凍り付いてしまうことがあります。そんなときに役に立つのが、解氷スプレーです。この記事では、主に車のガラスに使用することを想定して、解氷スプレーのおすすめアイテムをご紹介しています。また、解氷スプレーを自作する方法についてもご紹介します。

解氷スプレーは窓ガラスの氷取りにおすすめ

解氷スプレーは窓ガラスの氷取りにおすすめ

氷ががっちりと張り付いたガラス面に対して解氷スプレーを噴射すると、簡単に氷が解けて、軽くこすっただけではがれるようになります。

雪国では一般的に使用されているものですが、比較的寒くなりにくい地域では、あまりなじみのないものかもしれません。

しかし、年に数回しか氷点下にならないような地域であっても、念のため、冬場には車内に1本解氷スプレーを用意しておくことをおすすめします。
雪対策グッズ

解氷スプレーおすすめ5選

解氷スプレーおすすめ5選

それでは、実際に解氷スプレーのおすすめアイテムを5種類ご紹介します。

【ミドリ安全】解氷スプレー WT-138

霧吹きタイプの解氷スプレーです。

スプレーを吹きかけてせっかく氷を解かしても、ガラス部の温度が低いままだと簡単に再凍結してしまいます。

この“WT-138”は、そうした再凍結を防止しながら、霜や氷をしっかりと解氷してくれる優れものです。

また、霧吹きタイプになっているのも1つのポイントです。

スプレータイプはガス圧を利用して噴射するため、連続して使用すると勢いが弱まってしまう傾向にありますが、それに比べて連続使用がしやすくなっています。

【プロスタッフ】車用霜取り&解氷剤

こちらも同じく、霧吹きタイプの解氷スプレーです。

こちらのアイテムには、路面の融雪剤として使用されている塩化カルシウムと、視界不良の原因となる油の被膜の両方を強力に分解する薬剤が含まれています。

そのため、使用後の視界が良好に保ちやすいというメリットがあります。

【KURE】アイスオフ

スプレー缶タイプの解氷剤です。

炭酸ガスを利用することで、弱くなりやすい噴射圧を高いままキープしやすくしてあります。

また、キャップ部はギザギザの形に加工されており、スクレイパーとして使用することができます。

【SOFT99】解氷ガラコダブルエッジ

こちらも、スプレー缶タイプの解氷剤です。

同じくキャップ部がスクレイパーとして利用できるほか、ガラコならではの特徴が付加されています。

解氷後のガラスを撥水コート加工化することができ、再凍結や視界不良の予防につながります。

もちろん、ガラコなどの使用ですでに撥水コート加工されているガラス部に対しても使用可能です。

【古河薬品工業】ウインドウォッシャー液

解氷スプレーではなく、ウインドウォッシャー液に解氷成分を含んでいるアイテムです。

そのままウインドウォッシャー液として補充して使用することで、フロントガラスやリアガラスにがっちりと張り付いた霜を落としてくれます。

氷点下21度以下になる場合は原液で、そうでない場合は半分程度に希釈して利用することが推奨されています。

解氷スプレーの自作方法

解氷スプレーの自作方法

解氷スプレーは、実は自作することもできます。

もちろん市販の薬剤のように特殊な効果や効能はありませんが、手元に解氷スプレーが用意できないときや、代替品で済ませたいという人は、試してみてもいいかもしれません。

無水エタノール2:水1で作れる

解氷スプレーの成分は、ほとんどが60%程度のアルコールでできています。

無水エタノール(100%エタノール)を2に対して、水を1加えると、66%エタノールを簡単に作ることができますので、これが解氷スプレーの代わりとして使えます。

自作解氷液は、霧吹きなどに入れて使用してください。

解氷スプレーのデメリット

解氷スプレーのデメリット

ガラスに付いた氷を簡単に溶かすことのできる解氷スプレーですが、先ほどご紹介した通り、アルコール分が多く含まれた薬液です。

そのため、ゴムパッキンなどの素材を傷めやすいというデメリットもあります。

また、車体に付くとコーティングにダメージを与える可能性もあります。

使用する際は、できる限りガラス部にのみ噴射するよう気を付けてください。

解氷スプレーを用意して冬の車作業も快適に

解氷スプレーを用意して冬の車作業も快適に

解氷スプレーはデメリットもあるものの、冬場の車には必須のアイテムと言えます。

無水エタノールを希釈して自作するのもいいですが、コストメリットはほぼないため、解氷スプレーとして売られているものを使用するほうが無難でしょう。

お気に入りのアイテムを見つけて、冬場はぜひ車に積んでおいてください。

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