雨や雪で地面が滑りやすいときに効果的なのが滑り止めマットです。敷くだけで歩きやすくなるほか、滑り止めの砂利などに比べて融雪後の掃除の手間が少なく、環境負荷の高い薬剤の使用も避けられます。この記事では、おすすめの滑り止めマットをご紹介します。
もくじ
滑り止めマットは雨や凍結で各所滑りやすくなるのを防止
工場内の濡れた床や、冬場の地面が凍結したところは、夏冬問わずとても滑りやすくなってしまいます。
事務所の出入り口などが凍結していることに気付かないと転んで負傷するリスクもあり、危険です。
凍結路面に対しては滑り止めの砂利や融雪剤も効果がありますが、砂利は融雪後に掃き掃除を行わないと汚いままになってしまいますし、融雪剤は雪対策として優秀ですが土壌への悪影響が懸念されます。
こうした環境リスクを抑えて安全な足元を実現できるのが、滑り止めマットです。
室内の金属床や、屋外環境でもマルチに使えるという点で、大きなメリットがあります。
【屋内・屋外用】滑り止めマットおすすめ7選
それでは、屋内・屋外で使える、おすすめの滑り止めマットを7種類ご紹介します。
【ミドリ安全】すべり止めマット セーフティウォーク
セーフティウォークは、シールタイプのすべり止めマットです。主に室内の金属床に適合します。
裏紙をはがして貼るだけで、すべり止めの効果が得られます。
もちろんマットの上から水や油がかかっても、効果は変わりません。
必要なサイズや色に合わせて発注できる点も魅力です。
【ミドリ安全】滑り止めマット SVM-9030BK 345007
さまざまな場所でマルチに適用できるすべり止めマットです。
屋内外のどちらにでも対応できます。
素材は耐油性ビニールで、敷くだけで使える簡単さが魅力のアイテム。
幅90cm、長さ3mの、作業台回りや通路などで滑りやすい場所に設置しやすいサイズです。
【uyoyous】5枚セット 玄関 ラバーマット
こちらは、事業所の屋内外にある階段や小さな段差などに適した滑り止めマットです。
耐久性の高いゴムマットで、気温変動の厳しい場所でも問題なく機能します。
おしゃれなデザインですが実用性が高い隙間の多い構造となっているため雨水が逃げやすく、砂や土で汚れる範囲を減らすこともできます。
【滑り止めマット専門館】滑り止めマット
厚さ6mmの高グリップ力を誇る滑り止めマットです。
屋内外どちらでも利用可能ですが、屋外での利用に特に向いていると言えます。
マット全体がメッシュ構造になっており、水が抜けやすくなっていることで、滑りの原因を大幅にカットしています。
また、メッシュ構造のため汚れも付着しにくい点も大きなメリットです。
土汚れなどが気になる場合は、水をかけてそのまま自然乾燥させておくだけできれいになります。
【mylystar】ゴムマット
表面に凹凸のある、高い耐久性を持ったゴムマットです。
こちらも、屋内外どちらでも使用可能です。
特徴的なのはサイズで、1m×5mの大型マットとなっています。
自由にカットして使えるため、複数の滑りやすいポイントにアプローチするなら、このアイテムがおすすめです。
【KURASHI】玄関マット
どのような玄関にもぴったり合うシンプルなマットです。
滑り止め効果があることはもちろん、靴の裏の泥落とし・吸水を目的としても使える、マルチに活躍するアイテムです。
サイズバリエーションも幅広く、出入口のサイズに合わせて選べます。
【コンドル】屋外用マット
雪や氷の影響が大きい地域でも活躍しやすいのが、こちらの屋外用マットです。
足元が滑る原因となる氷は、靴の裏に張り付いていることも少なくありません。
ハードなブラシで靴裏の汚れを落とすことで、室内に持ち込んでしまう水滴量を減らし、室内での滑りやすさを低減させられます。
滑り止めマットは目的に応じたサイズ・素材のものを選ぶ
滑り止めマットは、屋内向け、屋外向け、屋内外問わず使えるものなど、材質によって違いがあります。
また、自分で切ってサイズを調整できるものと、あらかじめ決まったサイズになっているものでも、使い勝手が分かれます。
滑り止めマットを敷きたい場所、その目的に応じたサイズ、素材のものを選ぶことが重要です。
この記事を参考に、足元の安全確保をしてみてください。
ちなみに、現場で転倒事故を防ぐには「滑りにくい安全靴」を履くことが重要です。安全靴に関しては過去記事で紹介しているのでそちらを参考にしてください。