お盆休みが明けても、10月くらいまで毎年暑いです。
今年は新型コロナの影響もあり、マスクをつけて現場作業している人が多いので例年以上に熱中症対策は欠かせません!
熱中症予防の基本と言えば水分補給です。
ですが、ただやみくもにたくさん水を飲めばいいというわけではないので注意が必要です!
今回は、水中毒について調べたことを共有します。
もくじ
水中毒とは?
今年は、新型コロナ感染が怖いので外に出る時にマスク着用が当たり前になっています。
さらに7月が涼しかった分、気温に慣れていない人が多い。
2つの理由で、2020年は例年よりも熱中症で搬送される人がかなり多いみたいです。
6月1日〜8月16日までの前年との対比
- 2019年:35,317人
- 2020年:50,121人
過酷な夏。
日常生活をするだけでもきついのに、マスクのせいで現場作業は本当に大変!
いつもより余計に汗をかくので、現場近くのコンビニで水を買ってたくさん水を飲んで熱中症対策をしている方も多いと思いますが…。
水中毒といって、水を飲み過ぎると逆に危ないそうです!
過剰な水分摂取をすると「水中毒」になる危険がある
「水中毒」とは、水分を摂りすぎることで起こってしまう症状のこと。
水分が体内に貯留し、その結果体内の血液が希釈されて低ナトリウム血症となり、頭痛、嘔吐、失禁、意識混濁などの症状が起こります。このような状態を水中毒といい、重症の水中毒では生命に危険がもたらされることもあります。
水分を取り過ぎてしまうと、血液の中のナトリウム濃度が下がってしまうらしいです。
水中毒の症状は?
ニュース番組の「ライブイット」の画像を転用させていただくと、水を飲み過ぎて血中ナトリウムの濃度が下がってしまうことによって
疲労感⇨頭痛・嘔吐⇨昏睡状態
と結構ヤバイ状態を引き起こしてしまうようです!
熱中症対策で、意識して水分補給をする人が多いですが過剰に水を摂取すると熱中症ではなく水中毒で倒れてしまう可能性があります。
水の過剰摂取には充分注意しましょう!
水はどのくらい飲んでいいの?
猛暑の中作業している方なら、1時間も作業すると汗でびっしょりになりますよね。
空調服をきていても関係なく、暑くておかしくなりそうになります。
休憩中は、意識しなくてもたくさん水分を補給しますが、水中毒にならないためにどのくらい飲んだらOUTなのかはテレビでもWebでも明言はされていませんでした。
個人差や健康状態によることが多いみたいです!
テレビで、取材されていたお医者さんは、
「1時間に1L以上飲むのは危険!」
とおっしゃっていたので、水分は必要以上飲まないように気をつけましょう!
水中毒にならないためには?
水中毒は怖いです。
アスリートや、サウナなどで例年一定数が水中毒になっています!
今年は、マスクをつけて作業している関係上例年よりも水分補給を徹底している人が多いです。
水中毒の予防には、
- 過剰な水分補給はしないこと
- 一度にたくさんの水分を摂取しないこと
- 電解質も水分と一緒に補給すること
が大切なようです。
水だけを摂取していると、低ナトリウム血症が起こりやすいです。
ナトリウムを含んでいる経口補水液(スポーツドリンク)で水分を補給するようにすると、低ナトリウム血症を防ぐことができます。
水分補給する時に、塩飴やサプリを飲むのがおすすめです。
水中毒を知っていることが重要!
熱中症対策のために、たくさん水分補給するということは夏の常識。
ですが、水の過剰摂取をしていると「多飲症」と呼ばれる、水を飲むことがやめられなくなる症状になってしまい水中毒を引き起こしてしまうことがあるようです。
暑い夏外で作業している人は、いつ誰がなってしまうかわかりません。
水中毒を防ぐためには、原因や症状を知っておくことが大切です。
家族はもちろんですが、現場で一緒に働いている人で知らない人がいれば教えてあげることもいいことだと思います!
まとめ
まだまだ、10月上旬くらいまでは今年も暑さがおさまらなそうです。
今年は、コロナと熱中症に注意して過ごさないといけないので、どことなくみんなピリピリして働いています。
ストレスで、水分を過剰に摂取してしまいがちですが。
水分を過剰摂取すると「水中毒」になってしまう可能性があります!
熱中症に気をつけながら、水分の取りすぎにも注意してください。