工事現場では静電気が発生することで事故につながることもあります。
そのため、工事現場では静電気を防止する策を講じることもあるでしょう。
ただし、工事現場ではモノやヒトの流動が激しいので「場所」に対策を施すのは難しいです。
そのため、人に静電気対策を施すことが多いです。
ここでは現場での静電気対策で使うグッズを紹介していきます。
静電気はなんで起きるのか?
身の回りのものは、すべて電気を持っています。
それでもいつでもバチバチ静電気が発生しない理由は「プラスの電気」と「マイナスの電気」が同じ数だけ存在して電気的に中性を保っているからなのです。
ところが、物どうしが触れ合うとこの電気のバランスが崩れる事があります。
その状態が物に触れると発生する電気のことを静電気と言います!
特に冬場は乾燥しているので静電気が発生しやすくなっています。
可燃性の燃料を扱っている工場や、静電気に弱い精密機器を取り扱う現場では静電気防止対策が必要です。
現場で使える「静電気防止グッズ」を紹介していきます。
静電気帯電防止靴
静電靴の利用は工事現場では一番楽な対策です。
足元から静電気を放電してくれるので工事現場ではかなり有効な静電気対策だからです。
また、静電気防止靴は軽量であったり、動きやすくできているものが多くなっています。
現場で利用しても違和感なく使えます!
安全靴と静電気帯電防止靴が一体になっていれば履き替える必要もないのでとても便利ですね!
- コンフォートラストと3Dカップインソールで快適な履き心地
- 3mmワイドになった樹脂先芯
- 静電気を靴底から逃す静電気帯電防止性能
- 水や油で滑りにくい靴底とつまずきにくい設計
- JSAA認定 A種プロテクティブスニーカー
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静電気防止リストバンド
静電気防止リストバンドというものがあります。
リストバンドをするだけで静電気を防げるものです。
ただし、リストバンドが有効な範囲は限られています。リストバンドから離れた部分では有効ではないことも多いです。
手だけに発生する静電気を防ぎたい現場では役に立つ方法です。
スーパーや薬局でも購入できるのですぐに対策できますね。
帯電防止服
帯電防止服は工事現場では、着るだけで対策できるので有効な静電気を防止する方法です。
着ているだけで帯電を防げるので、何かをする必要がありません。
現場で静電気対策グッズを用意することもありませんので、手間や時間がかからないのです。
効率的に仕事をするのであれば帯電防止服はとても便利です。
また、体全体を覆う帯電防止服であれば体全体から静電気が発生することを防ぐことが期待できます!
一部分だけを防ぐ方法と違って、導電繊維の効果で静電気を起こらないようになっているのです。
体の一部だけで静電気を防げる方法と違うので、色々な場面で有効な方法です。
静電気除去シート
静電気除去シートは足元にシートを引くことで静電気を防げるものです。
足元で静電気が発生するとトラブルが起きる現場や、静電靴を履けない現場では有効な静電気対策の手段です。
ただし、現場全体にひくことは現実問題で難しいでしょう。
特に足元で工事をするような現場では、移動の度に静電気除去シートをひき直す必要があります。
静電気除去シートのメリットは個人的な対策が必要ないことです。
現場にシートがあるだけで、みんなが静電気防止の対策ができます。
静電気対策をしっかりと行いたい現場では有効な手段になります。また、シートの使い方によってはウエスのように切って利用できるものもあります。
触ることで人体の帯電を減らすことができますので、現場において触ってもらえば静電気の発生を防ぐことができます。
静電気対策のまとめ
静電気対策は精密機器を扱う現場では必要なことです。
今回紹介した、静電気対策グッズはプロならみなさんが使うおすすめの道具です。
冬の現場は静電気が発生しやすいので注意が必要です。
用途に合わせて適切な静電気防止対策をして安全に働きましょう!