災害大国の日本…。
いつ起こるか分からない自然災害に備えて、前もって避難に必要なものを揃えておきたいですよね。
忘れがちな防災アイテムのヘルメットですが、安全に避難する上でも必要不可欠なものです。
しかし、子供にはヘルメットは必要なのか疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、万が一の災害に備えてサイズのあったヘルメットを用意しておくのは親としての義務。
大切なお子様の命を守るために、子供用の防災ヘルメットを準備しましょう。
ここでは、子供用ヘルメットを購入する必要性と防災用に用意しておきたい「折りたたみヘルメット」について紹介します。
毎年、9月1日は防災の日です。お子様の災害対策を考えてみてください。
震災時を考えると防災ヘルメットは必須のアイテム!
もしものときに備え、防災用に水や食料を用意しているという人もいるでしょう。
家族がいる場合、水や食料などは分けることができますが、ヘルメットは1人につき1つ身につけなければならないものなので、家族分用意する必要があります。
しかし子供の場合は身につけるのを嫌がったり、サイズが合わなかったりと用意するのをためらう人もいるかもしれません…。
でも想像してみてください。震災時は余震が続く場合は結構あります。
その際、ギリギリで踏みとどまっていた家具が倒れたり、避難中に家屋が倒壊してきたり、瓦礫が落ちてきたりする恐れがあります!
最も危険なのは無防備な頭。
防災用のヘルメットがあれば、頭を守り、生命を守ることにも繋がります。
日常的に危険なことが多い工事現場ではヘルメットを被るのが義務です。その理由は倒壊や転落の危険がある場所で頭を守ることが重要だからです。
震災では、街は工事現場以上に危険な場所になることがほとんどです!
そんな場所で、ヘルメットをかぶらないという選択肢は本当に危険です。
「子供には不要では?」と思う人もいるでしょう。1人で歩かせるよりも抱っこして移動するからヘルメットはむしろ邪魔になる、と感じるかもしれません。
しかし、子供だからこそヘルメットは必要です。
大人であれば視野も広く危険かどうかの判断もつきますが、子供は大人に比べて視野も狭く、経験値が少ないために咄嗟の場合どうして良いかの判断ができないことが多いからです。
子供の安全を守るのは親の務めなので、ヘルメットは用意しておきましょう。
自転車用のヘルメットは?
自転車用のヘルメットも、使えるアイテムです。
被らないよりはいいですが…、自転車用のヘルメットは災害用ではないですし。
ほとんどの自転車ヘルメットは隙間が空いています。
防災用としてお子様用のヘルメットはあったほうが安全なので検討してみてはいかがでしょうか?
折り畳み式ヘルメットのメリット
防災用にヘルメットを用意する場合、気になるのが置き場所ではないでしょうか。
ヘルメットは1つであればそれほど気になりませんが、家族分用意するとスペースを取ります。
キレイに重ねられるものであればそれほどかさばりませんが、それでもある程度の場所が必要となります。
そこでオススメなのが、折り畳み式の防災ヘルメット。
折りたためるため、コンパクトに収納できます。
さらに、通常のヘルメットよりも軽量なことが多いので子供にとっては嬉しいポイントです。
災害時は、余震が収まるまでは四六時中ヘルメットをかぶって安全に気を配らなければなりません。そのため、重いヘルメットでは子供はかぶるのを嫌がってしまいます。
軽量で安全面にも配慮された折りたたみヘルメットは、子供にこそベストです。
折り畳み式ヘルメットのデメリット
折りたたみヘルメットのデメリットは値段です。
折りたたみ式でない通常のヘルメットと比べると折りたたみヘルメットは便利な分、価格が高いということです。
もちろん、通常のヘルメットが家族分収納できる場所があり、子供もヘルメットをかぶり続けることを嫌がらない、というのであれば通常のヘルメットで問題ないでしょう。
しかし、置き場所がない、子供が重いヘルメットを嫌がる、という場合は万が一に備え、折りたたみヘルメットを検討してみてはいかがでしょうか。
多少高くつくかもしれませんが、安全にはかえられませんからね!
お子様のために折り畳み式防災ヘルメットはおすすめ
防災用にヘルメットを用意するのは大切なことです。その際、普通のヘルメットにするか、折りたたみヘルメットにするかを検討するのも重要でしょう。
折りたたみヘルメットもそうでないヘルメットも、それぞれメリット・デメリットがあります。
子供が安全に避難するにはどちらが適しているのか、家族で話し合い、同時に防災意識を高める機会にしてみてはいかがでしょうか。