安全靴が重いときの対策と軽い安全靴の選び方は?50人中7人が「重い」と回答

安全靴が重いときの対策と軽い安全靴の選び方は?50人中7人が「重い」と回答

「安全靴が重くて、夕方には足が棒のよう」
「会社で配られた靴が重い。軽い靴に替えたい」
「軽い安全靴って、本当に現場で大丈夫なの?」

安全靴は、足を守るための硬い芯や丈夫な底が入った靴です。そのぶん、ふつうのスニーカーより重くなりがちです。

安全ワークでは、仕事で安全靴を履いている・履いていた50人にアンケートを取りました。「特に満足している点」で2番目に多かったのが「軽い」の11人です。

反対に、不満を書いてもらう欄では50人中7人が、自分の靴を「重い」「重め」と書いていました

安全くん
重さは、毎日の疲れに直結する悩みです。実際に履いている人の声と、メーカー公式の重さの数字をもとにまとめました。

結論から言うと、軽い安全靴は「両足の重さ」と「現場で必要な規格」の2つを見て選びます。軽さだけで選ぶと、現場で使えない靴を買ってしまうことがあります。

すぐに買い替えられない人は、靴のサイズが足に合っているかを見直すと、重さを感じにくくなることがあります。

この記事でわかること
  • 安全靴が重いと書いた人・軽いと書いた人はどのくらいいたのか
  • 安全靴が重い理由と、重い靴を履く人の満足度
  • 安全靴の重さの目安と、片足・両足の見分け方
  • 軽い安全靴の選び方と、JIS規格・JSAA規格の注意点
  • アンケートで「軽い」と書かれていた靴と、規格・足のサイズ別に選べる軽い靴
  • 今の靴のままでできる、重さを感じにくくする対策

アンケートの数字は、すべて回答から出しています。商品の重さや値段は、メーカーの公式サイトや販売店のページで確認したものです。

出典元の明示
  • クラウドワークス(仕事を頼めるサイト)で、仕事で安全靴を履いている・履いていた50人にアンケートを行いました。
  • 集まった回答は、手を加えずにそのまま数えています。口コミも原文のまま載せています。
  • アンケートの結果はこちらの資料(PDF)で見られます。

安全靴・作業服・現場で役立つ情報をまとめて見たい方は、安全ワークのトップページからご覧ください。

型番がわかる回答の中で、「軽い」という声がいちばん多かった靴はアシックスのCP201でした。履いていた3人とも、回答の中で靴の軽さに触れていました。

アシックス ウィンジョブ CP201

履いていた3人とも、靴の軽さに触れていた1足

3人のうち2人は選ぶ質問で「軽い」を選び、残りの1人は自由記述で「比較的軽く」と書いていました。

スニーカーに近いJSAA規格(業界団体の基準)のA種(普通作業用)で、先芯は樹脂です。重さは片足約360g(26.5cmの靴)、販売店での値段は9,500〜11,000円(税込)ほどでした。

※規格・重さ・値段は、2026年9月16日にYahoo!ショッピングの販売店の商品ページで確認しました。

安全靴が重いと書いた人は50人中7人

まずは、安全靴の重さをどう感じている人が多いのかを見ていきます。

アンケートでは、安全靴の「特に満足している点」を1つ選んでもらいました。「軽い」を選んだ人は11人で、「履き心地がいい」の13人に次いで2番目です。

安全靴を仕事で使う50人の特に満足している点。履き心地がいい13人に次いで、軽いが11人で2番目に多い

次に、「不満や気になった点」を自由に書いてもらった欄を1件ずつ読みました。「重い荷物」「重視」など、靴の重さと関係のない回答は外しています。

自由記述で靴の重さに触れた人。重い・重めが7人、軽い・軽量が9人、軽いと聞いて履いたが1人、触れていない人が33人
  • 「重い」「重め」「重さがある」と書いた人:7人
  • 「軽い」「軽量」と書いた人:9人
  • 「軽くて歩きやすいと聞いて履いてみた」と書いた人:1人
  • 靴の重さに触れていない人:33人

「重い」と書いた7人より、「軽い」と書いた9人のほうが少し多い結果でした。軽さは、履いている人が良い点としてよくあげるポイントです。

安全くん
「軽いとはいえ、スニーカーと比べると重さがある」のように両方を書いた人は、不満として「重い」の側に数えました。

口コミ50件から、本当に選ばれている安全靴を調べた結果は、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴を履いて仕事をする人のイメージ

安全靴が重い3つの理由

安全靴がふつうの靴より重いのには、理由があります。足を守るための作りが、そのまま重さになっているからです。

理由1 つま先に硬い先芯が入っている

安全靴のつま先には「先芯(さきしん)」が入っています。先芯とは、重い物が落ちても足を守る硬い芯のことです。

先芯には、鋼(スチール)のものと樹脂のものがあります。製造業で働く20代女性のひなちゃんさんは、ミドリ安全の靴の重さを一番の不満にあげていました。

ひなちゃん(20代・製造業)
安全防止のため先端部分に鉛入りなのでとにかく重たいのが不満です。また履くときも踵部分も堅いので一苦労するところです

口コミには「鉛入り」とありますが、先芯の素材は靴ごとに商品ページで確かめられます。この記事で紹介する5足は、メーカーか販売店のページで先芯が樹脂だと確かめました。

軽さを重視した靴には、樹脂の先芯と、EVA(軽い合成樹脂)の中底を組み合わせたものがあります。

理由2 表面や靴底が厚くて丈夫

安全靴は、物が当たっても破れにくい革や、すべりにくい厚いゴムの底を使います。丈夫にするほど、靴は重くなります。

建設業で働く50代の人は、ミドリ安全のスニーカータイプを履いていました。履きやすさは評価しつつ、重さと硬さを気にしていました。

猫目(50代・建設業)
安全靴の中では、履きやすく、靴を頻繁に脱ぐ作業をするときにはとてもいいと思う。ただ、安全靴特有の重さや柔軟性には欠ける。

理由3 長い時間履くほど、重さを感じやすい

同じ靴でも、短い時間ならあまり気になりません。朝から夕方まで履き続けると、少しの重さが脚の疲れになってたまっていきます。

今回の50人では、3分の2の人が「ほぼ毎日6時間以上」履いていました。製造業で働く50代の人は、慣れても帰宅後に疲れが残ると書いていました。

hirowing(50代・製造業)
慣れると気になりませんが、通常のシューズより重いので帰宅後には疲れがたまります。また蒸れやすい事もあり水虫持ちには辛いです。安全のためには仕方ないですが少しでも改善して欲しいです。

重い安全靴は疲れる?軽い靴を履く人の満足度

「重い」と書いた人と「軽い」と書いた人で、靴の満足度を比べました。満足度は5段階で答えてもらったものです。

靴の満足度の平均。軽いと書いた9人は4.22点、50人全体は4.02点、重いと書いた7人は3.57点
  • 「軽い」と書いた9人:平均4.22点
  • 50人全体:平均4.02点
  • 「重い」と書いた7人:平均3.57点

「重い」と書いた7人は、満足度が50人の平均より低めでした。7人のうち3人は、満足度が5段階で3(普通)です。

※どちらも10人に満たない人数です。重さだけで満足度が決まるとまでは言えないので、目安として見てください。

「重い」と書いた7人のうち3人は、足の疲れや張りにも触れていました。製造業で毎日6時間以上履いている20代女性の声です。

REINA(20代・製造業)
滑りにくく溝もしっかりとしているのですが、やっぱり安全靴なので重いため長時間仕事をしていると足が疲れてしまいしんどいです。

倉庫・物流で働く40代の人は、アシックスの靴でも「スニーカーと比べると重さがある」と書いていました。

タカハシ(40代・倉庫・物流)
全体的には満足していますが、つま先部分の補強がしっかりしている分、夏場は少し蒸れやすく感じました。また、軽いとはいえスニーカーと比べるとやや重さがあるので、長時間の立ち作業が続く日は足の甲が少し張ることがあります。靴紐タイプなので、忙しい時に脱ぎ履きが面倒に感じることもありました。ただ、耐久性は高く、半年以上使ってもソールの減りが少ない点は良いと思います。

反対に、「軽い」と書いた9人のうち4人は、「疲れない」「疲労感がない」とも書いていました。

まあちゃん(30代・製造業)
とにかく軽量でまるでスニーカーを履いているかの様な軽さで1日履いていても疲れないので、とても良いなと思います
安全くん
疲れの原因は、重さだけではありません。クッションや足に合っているかも関係するので、足の痛みが強い人は下の記事も見てください。

疲れない安全靴を選ぶ方法は、こちらの記事を参考にしてください。

疲れない安全靴を選ぶ方法!

職種・性別で安全靴の重さの声は変わる?

「重い」と書いた7人を、職種ごとに分けました。職種は、回答者が自分で選んだものです。

  • 製造業:13人中5人
  • 建設業:7人中1人
  • 倉庫・物流:13人中1人
  • 工場作業・現場作業(電気・設備など)・その他:0人

「重い」と書いた7人のうち5人が、製造業の人でした。倉庫・物流は同じ13人ですが、「重い」と書いた人は1人です。

※「製造業」と「工場作業」は、回答者が自分で選んだ職種です。重なって見えますが、別々に数えています。

性別では、男性30人中5人、女性20人中2人が「重い」と書いていました。反対に「軽い」と書いた9人のうち5人は女性です。

満足している点で「軽い」を選んだ人も、女性20人中6人、男性30人中5人でした。女性のほうが、軽さを靴の良い点としてあげる人が多い結果です。

女性の声:軽さとサイズの合い方

工場作業の30代女性は、軽さには満足しつつ、足の幅について書いていました。

豆大福(30代・工場作業)
履き心地や軽さには満足していますが、女性の足型としてはやや幅が広めに作られている印象があり、細身の足だと最初は少し緩く感じました。また、通気性は比較的良いものの、夏場は長時間履いていると蒸れを感じることがありました。

倉庫・物流で週3〜4日働く50代女性は、軽さと見た目の両方を評価していました。

ぴこ(50代・倉庫・物流)
軽量で見た目もごつくないので、普通のスニーカーのように履けます。ただ、足先が少し細めなので幅広の人には向かないかもしれません。
足の小さい女性の方へ
  • 軽い安全靴でも、サイズが大きすぎると靴の中で足が動き、重く感じやすくなります
  • この記事で紹介する靴のいちばん小さいサイズは次のとおりです
  • AS-05 EE(ミドリ安全):21cm
  • WL-110(ミドリ安全):22cm
  • AZ-51649(アイトス):22.5cm
  • PRM205(ミドリ安全):23.5cm
  • CP201(アシックス)は、販売店のページで21.5cmからありました
  • 足幅は「E」の数で表し、Eが多いほど幅が広くなります。足の細い人は2E(EE)の靴から探すと合いやすくなります
  • AS-05 EEは、21〜25cmのすべてのサイズが2E(EE)です。ほかの4足は2Eより幅の広い3E(EEE)です(CP201は3E相当)
  • 水をよく使う職場で、足の小さい人に合う「メッシュでない軽い靴」は、この記事では紹介できていません。勤め先や作業服店で相談してください

女性向けの安全靴は、こちらの記事を参考にしてください。

【レディース向け】女子力高めな安全靴おすすめ10選!

安全靴の重さの目安:片足か両足かを見る

軽い靴を探すときは、商品ページの重さを見ます。ただし、メーカーによって「片足の重さ」と「両足の重さ」の書き方がちがいます

たとえばミドリ安全.comの商品ページには「700g/足」と書かれています。この「足」は1足(両足)のことで、すぐ下に「両足での重さです」と書かれています。

片足にすると約350gです。片足か両足かを見落とすと、重さを倍もまちがえます。

もう1つ大事なのが、何cmの靴で量った重さかです。小さいサイズで量った数字は、そのぶん軽く出ます。

この記事で紹介する靴の重さ(片足にそろえた目安)
  • AZ-51649(アイトス・JSAA規格):片足約270g(26.0cmの靴・販売店のページ)
  • WL-110(ミドリ安全・JSAA規格A種):片足約350g(両足700g・26.0cmの靴)
  • CP201(アシックス・JSAA規格A種):片足約360g(26.5cmの靴・販売店のページ)
  • PRM205(ミドリ安全・JIS規格S):片足約400g(両足800g・26.0cmの靴)
  • AS-05 EE(ミドリ安全・JSAA規格A種):片足約360g(両足720g・23.5cmの靴なので、ほかと同じ並びでは比べられない)

軽いのはJSAA規格のスニーカーに近い靴で、JIS規格の革の靴は重めでした。ユニフォームを売る販売店の記事では、片足300〜350g前後を「軽い安全靴」の目安にしています。

上の5足で、この目安と同じか軽いのはAZ-51649とWL-110の2足です。決まった基準ではないので、今の靴と比べる目安にしてください。

今の靴の重さは、台所のはかりに片足ずつのせれば量れます。何cmの靴かもメモしておくと、商品ページの数字と比べやすくなります。

軽い安全靴の選び方4つ

買い替えを考えている人は、次の4つを順番に見て選びましょう。

選び方1 現場で決められた規格を先に確認する

安全靴の規格には、JIS規格とJSAA規格があります。JIS規格は国が決めた基準、JSAA規格は安全用品の業界団体(日本保安用品協会)が決めた基準です。

JSAA規格の靴は「プロテクティブスニーカー(プロスニーカー)」と呼ばれます。JIS規格の「安全靴」とは別の基準で作られた靴で、軽い靴の多くはこちらです。

元請け(工事を取りまとめる会社)や勤め先からJIS規格品を指定されている現場では、JSAA規格の靴は使えないことがあります。買う前に現場の決まりを確認してください。

JIS規格とJSAA規格の違いは、こちらの記事を参考にしてください。

JIS規格とJSAA規格の違いは?安全靴を選ぶ時の注意点!

選び方2 先芯の強さの区分を見る

軽い靴ほど、先芯の強さの区分を確認することが大事です。重い物を扱う現場で、軽作業用の靴を履くのは危険です。

先芯の強さの区分(ミドリ安全の解説より)
  • JIS規格:U(超重作業用)/H(重作業用)/S(普通作業用)/L(軽作業用)
  • JSAA規格:A種(普通作業用)/B種(軽作業用)
  • JIS規格のSとJSAA規格のA種は、つま先の試験の基準が同じです。LとB種も同じです
  • ただし2つは別の規格です。現場が「JIS規格品」と決めていれば、基準が同じでもJSAA規格の靴は使えません
  • 重い資材や部品を扱う現場では、H(重作業用)を指定されることがあります
  • 区分は、靴のベロ(ひもの下の部分)の裏や中敷きの下・靴の箱・商品ページで確認できます

この記事で紹介する靴は、どれも普通作業用か、それより軽い区分です。重作業用を指定されている人は、会社や販売店で相談してください。

選び方3 表面の素材と中底を見る

メッシュや人工皮革の靴は、革の靴より軽くなりやすいです。中底にEVA(スポンジのように軽い合成樹脂)を使った靴も軽めです。

ただし、メッシュは水や火花に弱い素材です。水をよく使う食品工場や、溶接の火花が飛ぶ場所では、表面の詰まった靴のほうが向いています。

選び方4 足に合うサイズと留め方を選ぶ

軽い靴でも、足に合っていないと重く感じます。靴の中で足が動くと、一歩ごとに靴を持ち上げる感じになるからです。

足の小さい人や細い人は、2E(EE)など細めの足幅がある靴を探しましょう。ひもで締めにくい人は、マジックテープやダイヤル式の靴も候補です。

軽い安全靴を選ぶときのポイント
  • まず、現場で決められた規格(JIS規格・JSAA規格)を確認する
  • 先芯の区分(H・S・L、A種・B種)が作業に合っているかを見る
  • 重さは「片足か両足か」「何cmの重さか」をそろえて比べる
  • 水・泥・火花が多い現場は、メッシュより表面の詰まった素材を選ぶ
  • 足幅と留め方(ひも・マジックテープ)で、足と靴を密着させられるかを見る

アンケートで「軽い」と書かれていた安全靴

50人の回答から、型番がわかって「軽い」という声があった靴を紹介します。型番のない回答は、どのモデルかわからないので外しました。

アシックス ウィンジョブ CP201

CP201を履いていた3人は、3人とも回答の中で靴の軽さに触れていました。内わけは次のとおりです。

  • 製造業の30代女性:選ぶ質問で「軽い」を選んだ
  • 倉庫・物流の20代女性:選ぶ質問で「軽い」を選んだ。ただし自由記述では見た目が好きではなかったと書いていた
  • 倉庫・物流の30代男性:選ぶ質問は「デザインがいい」。自由記述で「比較的軽く」と書いた

3人目の、倉庫・物流で働く30代男性の声です。

SUKE(30代・倉庫・物流)
比較的軽く、丈夫なので長く使えるのはいいと思います。横幅がせまいことと、ソールのクッション性があまり良くないのが不満な点です。

軽さと丈夫さを評価する一方で、横幅がせまい・クッションが物足りないという声もありました。販売店のページでは足幅3E相当・先芯は樹脂とされていますが、せまいと感じる人もいます。

足幅の広い人や、1日に長い距離を歩く人は、試し履きしてから選ぶと安心です。

アイトス タルテックス AZ-51649

倉庫・物流で働く40代の人が履いていた靴です。満足している点で「軽い」を選んでいました。

keic7isan(40代・倉庫・物流)
安くて長持ちしていますので、コスパがとてもいいです。しかし、長く履いていると、普通の靴よりも足がやや疲れます。

安さと長持ちを評価する一方で、ふつうの靴よりは疲れるという声です。

販売店のページでは、先芯は樹脂で足幅は3E、先芯の強さは軽作業用と書かれていました。重い物を扱う現場や、JIS規格品を指定されている現場には向きません

アイトス タルテックス セーフティシューズ AZ-51649

50人の中で、満足している点に「軽い」を選んだ人が履いていた1足

販売店のページでは片足約270g(26.0cm)。サイズは22.5〜28.0cmで、参考小売価格は6,710円(税込)です。

アイトス公式ページにJSAA規格の表示はありますが、A種かB種かは確認できませんでした。販売店のページでは軽作業向けと書かれているので、重い物を扱う現場では使わないでください。

※アイトス公式サイトと販売店(制服道場など)の商品ページで、2026年9月16日に確認しました。重さはメーカー公式では確認できませんでした。

通気性がよくて軽い安全靴の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

通気性のいい安全靴!蒸れなくて軽いから工事現場や工場勤務にはもってこいの厳選3足

規格と足のサイズで選ぶ軽い安全靴3足(ミドリ安全)

ここからは、現場の規格や足のサイズに合わせて選べるように、ミドリ安全の靴を3足紹介します。3足とも、ミドリ安全.comで両足の重さが公開されています。

  • JSAA規格でよくて、とにかく軽くしたい → WL-110(両足700g)
  • 足が小さい・細い → AS-05 EE(21〜25cm・足幅2E)
  • JIS規格品を指定されている → PRM205(両足800g)

JSAA規格でよい人に:WL-110

ミドリ安全 超軽量耐滑作業靴 WL-110(ブラック)。横にメッシュのあるひもタイプのスニーカー型作業靴

ひもで締めるスニーカー型の靴で、両足700g(26.0cmの靴)です。片足にすると約350gで、上の目安の範囲に入ります。

樹脂の先芯と、EVAの軽い中底を使っています。表面にメッシュがあるので、水・泥・火花の多い現場には向きません。

ミドリ安全 超軽量耐滑作業靴 WL-110

ミドリ安全 超軽量耐滑作業靴 WL-110(ブラック)。横にメッシュのあるひもタイプのスニーカー型作業靴
おすすめポイント
  • 両足700g(26.0cmの靴)
  • JSAA規格A種(普通作業用)・すべりにくい底(耐滑)
  • 22〜30cm・足幅3E
  • 底のすり減りがわかる目印(スリップサイン)つき
  • 価格はミドリ安全.comの販売価格5,511円(税込)

\WL-110の購入はこちら/

公式サイト

足が小さい・細い人に:AS-05 EE

ミドリ安全 アクティブセフティ AS-05 EE(ブラック/レッド)。面ファスナー2本で留めるスニーカー型作業靴

21cmと、22〜25cmの0.5cmきざみを、すべて足幅2E(細め)で作っている靴です。マジックテープ2本で留めるので、足の甲に合わせて締められます。

重さは両足720gですが、23.5cmの靴で量った数字です。表面にメッシュがあるので、水をよく使う職場には向きません。

ミドリ安全 アクティブセフティ AS-05 EE

ミドリ安全 アクティブセフティ AS-05 EE(ブラック/レッド)。面ファスナー2本で留めるスニーカー型作業靴
おすすめポイント
  • 21〜25cm・すべて足幅2E
  • マジックテープ2本留め
  • JSAA規格A種(普通作業用)・すべりにくい底
  • 両足720g(23.5cmの靴)
  • 色はブラック/レッド(公式サイトにはネイビー/ライムもある)
  • 価格はミドリ安全.comの販売価格7,326円(税込)
足幅が合わない人向けに、24.5〜30cmの3Eもあります。

\AS-05 EEの購入はこちら/

公式サイト

JIS規格品を指定されている人に:PRM205

ミドリ安全 プレミアム ハイ・ベルデ PRM205(ブラック)。甲の横に切り込みがあり、ベルトで留める形の牛革の安全靴

牛革のJIS規格の安全靴で、両足800g(26.0cmの靴)です。スニーカー型の靴よりは重くなりますが、JIS規格の靴を選ぶときに重さを比べる1足になります。

作業区分はS(普通作業用)で、くぎを踏み抜きにくい作り(P)の表示があります。H(重作業用)を指定される現場では使えません。

ミドリ安全 プレミアム ハイ・ベルデ PRM205

ミドリ安全 プレミアム ハイ・ベルデ PRM205(ブラック)。甲の横に切り込みがあり、ベルトで留める形の牛革の安全靴
おすすめポイント
  • 両足800g(26.0cmの靴)
  • JIS規格S(普通作業用)・くぎを踏み抜きにくい作り(P)
  • すべりにくさはF2(F1とF2のうち、すべりにくいほう)
  • 表面は牛革、先芯は樹脂
  • 23.5〜28cm・足幅3E(ミドリ安全.comのブラック)
  • 価格はミドリ安全.comの販売価格12,067円(税込)。希望小売価格は23,320円(税込)

\PRM205の購入はこちら/

公式サイト

※ミドリ安全.comとミドリ安全フットウェア公式サイトで、2026年9月16日に確認しました。価格は販売店によって変わります。

今の安全靴が重いときにできる対策4つ

「会社から支給された靴を履いている」「すぐには買い替えられない」という人も多いはずです。今の靴のままでもできる対策を紹介します。

対策1 ひもを締め直して、足と靴を密着させる

靴の中で足が動くと、同じ重さでも重く感じます。毎日締めているつもりでも、忙しい日は足首側がゆるみがちです。

足首に近いひもまで締まっているか、ときどき確かめてみてください。アンケートでも、足にフィットしているので重さの負担を感じないという声がありました。

とっしー(30代・製造業)
安全靴なので当然重いが、足にしっかりとフィットするので歩きやすく負担を感じることがあまりなくてよかった。

対策2 サイズが大きいときは、中敷きで調整する

支給された靴が大きいときは、厚めの中敷きを入れて、足と靴のすき間を減らす方法があります。中敷きを替えるときは、つま先がきつくならないかを確かめましょう。

安全靴に合うインソールの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴に適したインソール選び方!安全靴は現場で絶対に履かないといけないからインソールにこだわろう

対策3 サイズの合う靴に交換できないか会社に聞く

サイズが合っていない靴を無理に履き続けるより、交換を頼むほうが早いこともあります。規格が決められている職場もあるので、自分で買う前にまず相談しましょう。

店で試し履きしたいときは、作業服店に型番とサイズを伝えて、置いてあるか取り寄せできるかを聞いてみましょう。

対策4 すり減った靴は替えどきを確認する

底がすり減ったり、中敷きがへたったりすると、足が安定せず疲れやすくなります。重さだけでなく、靴の傷みも見直してみてください。

見分け方は、安全靴の劣化の見極め方(別の記事)にまとめています。

重いからといって、先芯の入っていないふつうのスニーカーに替えるのは危険です。現場で決められた安全靴を履いたうえで、重さを減らしましょう。

足や脚の痛みが何日も続くときは、がまんせずに医療機関で相談してください。

安全靴で足が痛いときの原因と対策は、こちらの記事を参考にしてください。

安全靴で足が痛い原因は?対策と足の痛みを軽減する方法

安全靴の重さでよくある質問

最後に、安全靴の重さでよく聞かれることに答えます。

安全靴の平均的な重さは?

メーカーや規格によってちがうので、決まった平均はありません。この記事で26cm前後の重さを確かめた靴では、JSAA規格の靴が片足約270〜360g、JIS規格の革の靴が片足約400gでした。

重作業用(H)で軽い安全靴はある?

この記事の調べでは、重作業用(H)で重さを公式で確かめられた靴を紹介できていません。Hを指定されている人は、作業服店や会社に、候補の靴の両足の重さを聞いて比べてください。

軽さのために、指定より下の区分の靴を選ぶのはやめましょう。

今履いている靴の規格や区分は、どこを見ればわかる?

靴のベロ(ひもの下の部分)の裏や中敷きの下、靴の箱に表示があることが多いです。わからないときは、会社の担当者に型番を聞いて、商品ページで確かめましょう。

安全靴はなぜ重いの?

つま先を守る先芯と、丈夫な表面の素材や厚い靴底が入っているからです。樹脂の先芯やメッシュを使った靴は、軽くなりやすいです。

軽い安全靴は、安全性が低い?

規格に合格した靴なら、つま先は先芯で守られています。ただし、先芯の強さの区分は靴ごとにちがいます。

JSAA規格のB種やJIS規格のLは、軽作業用です。重い物を扱う現場では、自分の作業に合った区分の靴を選んでください。

アシックスの安全靴は軽い?

アンケートでアシックスを履いていた24人のうち、6人が自由記述で「軽い」「軽量」と書いていました。一方で、2人は「重い」「重さがある」と書いていました。

同じアシックスでも、モデルによって重さはちがいます。商品ページで重さを確かめてから選びましょう。

会社から支給された安全靴を、軽い靴に替えてもいい?

まずは会社や現場の責任者に確認しましょう。現場によっては、規格やメーカーが決められていることがあります。

まとめ:安全靴が重いなら「両足の重さ」と「現場の規格」を見て選ぶ

仕事で安全靴を履いている・履いていた50人のうち、7人が自分の靴を「重い」と書いていました。一方で、満足している点で「軽い」を選んだ人は11人で、2番目に多い結果です。

この記事のまとめ
  • 自由記述で「重い」と書いた人は7人、「軽い」と書いた人は9人
  • 「重い」と書いた7人の満足度は平均3.57点で、50人全体の4.02点より低め(人数が少ないので目安)
  • 「重い」と書いた7人のうち5人が製造業。女性は「軽い」を良い点にあげる人が多かった
  • 重さは「片足か両足か」「何cmの重さか」をそろえて比べる
  • 軽い靴ほど、規格(JIS・JSAA)と先芯の区分(H・S・L、A種・B種)を確認する
  • アンケートで型番のわかる靴のうち、軽さの声がいちばん多かったのはアシックスのCP201(履いていた3人とも)
  • JSAA規格でよい人は、アンケートで声のあったCP201と、ミドリ安全のWL-110(両足700g)を比べる
  • 足が小さい・細い人はAS-05 EE(2E)、JIS規格のSが必要な人はPRM205(両足800g)
  • 重作業用(H)を指定されている人は、軽さより区分を優先する
  • 今の靴なら、足首側のひもを確かめる・中敷きでサイズを合わせる・交換を相談する

まずは今の靴の泥を落として家のはかりで量り、何cmの靴かとあわせてメモしてみてください。その数字があれば、店でも通販でも軽い靴と比べられます。

安全くん
足が軽くなると、夕方の疲れ方も変わってきます。自分の現場の規格に合った、軽い1足を見つけてください。
調査について
  • 調査方法:クラウドワークスでのアンケート
  • 回答数:50人(仕事で安全靴を履いている・履いていた人)
  • 調査項目:年代・性別・職種・使う頻度・メーカーと商品名・満足度・満足している点・不満な点・おすすめ度
  • 「重い」「軽い」と書いた人は、設問「不満・気になった点があれば教えてください」の自由記述を1件ずつ読んで数えたものです。「重い荷物」「重視」など靴の重さと関係のない回答は外しました
  • 商品の規格・重さ・価格は、2026年9月16日にメーカー公式サイトと販売店の商品ページで確認したものです
  • 口コミは誤字も含め、原文のまま掲載しています
  • 数字は調査したときの回答です。すべての人に同じ結果になることを保証するものではありません
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