防災・避難・災害時におすすめのテント8選!【サイズ別】

防災・避難・災害時におすすめのテント8選!【サイズ別】

防災テントとは被災時に利用するテントのことで、被災者が利用するタイプのテントと、被災者を支援する自治体などが用意するテントの2種類どちらをも指す言葉です。この記事では、被災者が利用するテントについて、そして現場作業でも役に立つ防災テントについてご紹介します。

防災テントとは?

防災テントとは?

防災テントは、

  • 自治体が用意して被災者が利用する、寝泊まり用のテント
  • 個人が用意して被災者が利用する、寝泊まり用のテント
  • 自治体や法人が用意して、被災者を支援する団体が利用するテント

 

など、被災時にさまざまな人を支援することのできるテントの総称を指すことが多いです。

防災テントは、キャンプなどで使用する一般的なテントや、運動会などで利用するようなテントなど、形もバリエーションがあります。

いずれの場合も、高い防水性や防風性が求められます。

個人が寝泊まりするようなタイプの防災テントであれば、プライベートな空間を保持できることも重要な要素となります。

防災テントがあると便利な理由

防災テントがあると便利な理由

防災テントは、主に以下の2つの点で重要であると言えます。

プライバシーが守りやすい

被災した個人が寝泊まりすることを考えたとき、体育館のようなスペースに雑魚寝をすると、個人の貴重品管理や着替え時のプライバシーなど、あらゆる問題が生じます。

テントがあると間仕切りとして機能するため、さまざまなトラブルの回避につながります。

屋内・屋外でも安心

上記のような理由で、屋内では間仕切りとしての機能が果たせます。

屋外の場合は、雨風をしのげる屋根・壁としても使えるため、防災テントを用意しておくことでかなり大規模な災害にも備えることができます。

現場作業でも活躍

現場作業では、屋外で着替えを行わなければいけないシーンや、工具などをまとめて保管しておく場所を用意しておくことが理想です。

そうした場所としても、雨風がしのぎやすいテントは非常に有用です。

作業用を兼ねる防災テントとしては、現場単位で持てば十分なものですが、個人で持つと被災時の安心にも繋がるため、所有について検討してみることをおすすめします。

防災に使えるテントおすすめ8選!

防災に使えるテントおすすめ8選!

それでは、実際に防災用としても使えるテントを8種類ご紹介します。

1人サイズ

ひとりが寝泊まりするのに充分なサイズがある防災テントです。

ひとり暮らしの方や、ソロキャンプをやりたい方、少量の作業用アイテムを現場で保管しておきたい場合などにおすすめのサイズです。

【ミドリ安全】防災ルーム180 #2972

【ミドリ安全】防災ルーム180 #2972

本体がスチールフレームとポリエステル布でできた防災用テントです。使用時には幅2.1m、奥行き2.1m、高さ1.8mサイズとなります。

ひとりで、わずか60秒で設置できる手軽さ、簡単さが特徴です。

いざという時に、すぐ・簡単に設置できることは防災テントで重要なことです。

床シートと天井幕が一体化されており、床の冷気や床面からの飛沫をシャットアウトできるのも大きなメリットです。

【Naturehike】テント 1人用

ひとり用のアウトドア向けテントです。軽量で、ひとりでも簡単に組み立てられます。

サイズは、奥行き2m、高さ1m、幅は約1.5mとなっており、ひとり分が寝るのにちょうど良いサイズ感となっています。

布面は二重構造となっており、高い防風・防雨性を誇っています。

【ロゴス】Black UV ポップフルシェルター-AI 71809022

組み立てサイズは幅約2.3m、奥行き約1.1m、高さ0.9mのひとり用テントです。

耐水圧は450mmとそこまで強くありませんが、紫外線カットに優れており、テント内の遮光性もそれなりに確保できます。

最も便利なのは、きわめて組み立てが簡単だという点です。

円盤状に畳んでおいたテントを軽く投げるようにして開くだけで、一瞬で展開されて設営が完了します。

2~3人サイズ

2~3人が寝泊まりするのにちょうど良いサイズのテントです。

作業現場用としては、それなりに荷物が多い場合や、テント内で複数人が同時に着替えることを想定した場合などにおすすめできます。

【TOMOUNT】テント2-3人用 自立式

幅2.2m、奥行き1.4m、高さ1.1mの中型テントです。

出入り口が2つあり、通気性と利便性のどちらにも優れています。

テントの内布を骨組みで支え、外側からさらにもう1枚布を重ねる構造となっているため、大人が3人寝泊まりするのはやや厳しいところではありますが、子供を含む3人世帯であれば、これで十分な広さとプライバシーが確保できます。

【Preself】ワンポールテント 2-3人用 換気窓あり

中心にポールを立てるタイプの円形テントです。

直径3.2m、高さ1.6mなので、サイズとしてはかなり大きいのものの、アルミ素材を使用していることから総重量は1.7kgと非常に軽量なのも魅力的です。

内部で焚火もできる構造にはなっていますが、被災時はトラブルと勘違いされる可能性もあるため、テント内部での焚火は避けたほうが無難です。

【Weanas】テント 2-3人用 シリコン 超軽量

防水ナイロンとシリコン生地を採用しているため、高い耐水性を持つ中型テントです。

奥行2.1m、幅1.3m、高さ1.1mと、こちらも子供を含む3人世帯であれば、十分な広さが確保できます。

4人サイズ

大人3~4人が寝ることのできる大型サイズのテントです。

現場作業などでは大量の荷物がある場合などにおすすめのサイズとなります。

【GEERTOP】テント 4人用 ドームテント

テント室内は幅2.1m、奥行1.8m、高さ1.2mとゆったりサイズではありますが、大人4人が寝るのには手狭です。

軽量かつ耐久性の高いアルミポールにより、簡単に設営することができます。

また、高い耐水性で、上面からはもちろん、床面からの浸水も防ぎます。

【Fkstyle】テント 4人用 オールインワン キャンプ

幅2.4m、奥行4.45m、高さ1.75mの非常に大型のテントです。大人でも4人が横になれるほどのゆったりサイズで、現場作業用として使用する場合には、かなりの量の資材を置くことができます。

天井にランタン用のフックがあるのも非常に便利で、もちろん高い防水性も保持しています。

ただし、布地が多い分重量はやや重く、7kg程度となっています。

組み立てにもやや時間が必要になるため、大家族や荷物の多い現場で人手が使える場合に、特に大きなメリットが得られる選択肢だと言えます。

防災用としては通常のテントより少し大きめが吉

防災用としては通常のテントより少し大きめが吉

防災用としてテントを利用することを考えると、通常に比べて着替えや貴重品などの荷物が多く、その分パーソナルスペースが小さくなってしまいます。

できれば0.5~1人分程度、大きなサイズのものを選んでおくことで、荷物の収納や着替え時に足元にあるものを誤って踏むなどのリスクも低減できます。

現場用・レジャー用としても便利な防災テントを用意して、いざというときのために備えてみてはいかがでしょうか。

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