作業着に用いられている生地や素材は色々なものがあり、メーカーさんも日々研究して開発しているので過酷な労働環境にも対応できるものとなっています。
そんな作業服に用いられている生地の一つとして注目を集めているのが、デニム生地です。
一見作業着と相性が悪そうに見えるデニム生地ですが、デニムならではの特徴やメリットがあります。
そこで今回は、デニム生地の作業着について紹介します。
デニム生地の作業着の特徴はかっこいいだけではない!
デニム生地の作業着の最大の特徴は、おしゃれなデザイン性です。
見た目はまるでジャケットのようなデザイン。
上着だけを見ると作業着のような雰囲気はあまり感じられません。このため作業着のデザインや雰囲気があまり気に入らないという男性にとっては魅力的ですし、仕事以外にもプライベートで身につけてもかっこいいです。
もちろん見た目がかっこいいから作業着らしさが全くないというわけではなく、作業をする際に必要な胸ポケットやファスナー付きポケットがついているものが多く、デザインによっては袖ポケットもついているので作業着としての実用性は損なわれていません。
一般的な作業着よりも着心地の良さや見た目のカッコよさがあるところが、デニム生地の大きな特徴と魅力なのです。
ちなみにアメリカなどではデニム生地の作業着は一般的なものとして古くから利用されており、デニム生地ならではのダメージ感や色合いが人気を集めているようですよ!
デニム生地の作業着のメリット
そんなデニム生地の作業着のメリットは、動きやすさと機能性の高さ。
デニム生地と聞くとジーンズのように厚手の生地を想像するため、動きにくいのではないかと思う人は少なくありません。
デニム生地で作られた作業着の多くは立体テクノロジーを採用していることから、機動性が考慮されているので動きにくいという事はありませんし、ごわつく感じもないのでこれまでの作業着で感じていたような動きにくさや窮屈さがないというところは魅力です。
ストレッチデニムであればさらに機動性が確保されているので、より動きやすくなっています。
またデニム生地は着心地がいいだけではなく速乾性や通気性が高く、汗をかいても肌がべたつきにくいだけではなくすぐに乾くのでストレスなく仕事をすることができます。
しかも生地が元々厚手なのでハードな作業をしても傷みにくく、肌を守るという点ではほかの作業着よりも機能性が高い傾向があります。
ほかにも寒い場所では厚手の生地のおかげで保温性もあるので、年中利用することができる点は経済的にもありがたいところだと言えますよね。
デニム生地の作業着のデメリット
もちろんメリットばかりではなくデメリットもあって、その中でも一番デメリットだと感じやすいのが洗濯面です。
デニム生地は普通に洗濯すると色落ちしてしまうほか、一緒に洗っている洗濯物に色がついてしまう可能性があります。
ただデニム生地は色落ちやダメージも楽しめるところがあり、むしろ色落ちやダメージがあることで味わい深さが出る部分もあります。
そのため一概にデメリットというわけではないものの、家族と一緒にいる人の場合はデニム生地の作業着は別にして洗った方が無難だとされています。
着るほどに肌に馴染むデニム生地の作業着はおしゃれ!
デニム生地の作業着はファッション性ばかり重視されているように思われがちですが、実際には作業着に必要な機能性や機動性を持っていることからとても使い勝手のいいものとなっています。
元々デニム生地は、作業着の生地として使われていた歴史もあるので、丈夫でファッション性の高い作業着について検討している方は、デニム生地のものを選んでみるのもおすすめです。