日本は地震や台風(水害)などの災害がとても多い国です。
被災してしまった時に、役に立つものは情報です。情報収集する手段は平時ならスマートフォンやパソコンが主流ですが被災してしまった時はスマホ・PCのバッテリーがなくなってしまう・回線が混雑して電波が届かないことが想定されます。
実際に大きな災害が発生した時にインターネットや電話回線が繋がらなくなることが起きています。
大規模な災害が発生したときの情報収集の手段としてとても役立つという声が多いのが「ラジオ」です。防災ラジオは、ラジオ放送を聴けるだけではなく、ライト・充電器・サイレン・ワンセグの機能がついているものが登場していますので情報収集以外にも役に立つことが多いです。
この記事では防災ラジオの選び方やおすすめの防災ラジオを紹介します。
もくじ
防災ラジオの選び方
防災グッズを選ぶ上で、揃えるべきリストに入っている防災ラジオですがラジオが聞けることはもちろんのこと付随する機能としてあったら便利な購入するときに選ぶべきポイントは3つです。
- 手動(手回しやソーラー)で充電・蓄電できること
- 充電器として電気を出力する機能があること
- ライト機能(懐中電灯)があること
最低限3つの機能がついていると便利です。
防災ラジオによって防水機能・サイレン機能・ワンセグがついていることがありますが、機能が多いほど値段が高くなりますのでコスパを考えると3機能あれば十分役に立つと思います。
特に大規模な災害が発生すると、周辺が停電することが想定されますので備蓄のバッテリーが十分にあればいいですが、ない場合はスマホや電子機器の充電をすることが困難になってしまいますので手動で発電できて電気を出力する機能を搭載した防災ラジオはとても役に立ちます。
防災ラジオはどんな時に役に立つのか?
大規模な災害が発生するとインターネットや電話の基地局などが使えなくなることがあります。
また仮に、インターネットが使える環境でも回線が混雑して情報の取得に時間がかかったり電話回線が混雑して使えないことが発生することが想定されます。
だからこそ、普段使っているスマホだけではなく情報をキャッチできる手段を確保することが重要です。
実際に、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震ではラジオで情報収集していた人が多かったようです。周辺で起きていることをラジオを使って聴くことができれば、避難場所や施設の状況、炊き出しの情報などもをキャッチする確率が高くなります。
防災ラジオのおすすめ4選
防災ラジオでおすすめの商品を4つ紹介しますので、まだ購入されていない方はぜひ参考にしてください。
多機能ラジオライト 震災ヘルプⅡ
防災ラジオなのでFM/AMラジオとして使えるのはもちろんのこと。
他にも、懐中電灯とランタンの2通りに使える・便利な吊り下げフック・手回し充電・サイレン機能など災害時に役に立つ機能が付加されている多機能ラジオです。
10年間保管できる乾電池もついているので、備蓄におすすめの防災ラジオです。
手回し充電備蓄ラジオ
防災ラジオとして役に立つ、ライト・サイレン機能を搭載。
手回し充電できるので乾電池がなくても大丈夫。内部電源は長期間放置しても蓄電能力が劣化しないキャパシタを採用しているので品質も高いです。
本体重量は180gと軽量なので防災リュックに入れても邪魔になりません。
防災ラジオとしては必要な機能しかついていませんがその分使いやすく持ち運びにも困らないタイプです。
手回し充電TVラジオ
値段は少し高いですが、災害時にテレビ放送を見ることができる防災ラジオです。
様々なメーカーからTVラジオが販売しています。テレビ機能だけではなくFM/AMラジオ・携帯充電・LEDライト・サイレンが付いた多機能モデルは災害時だけではなくキャンプなどでも活躍します。
高性能な分、壊れやすい・不具合が発生しやすい難点はありますがあるととても便利です。
手回しソーラー蓄電ラジオ
防災ラジオはソーラー充電できるタイプのものも人気です。
ただし、日照時間などで充電できないこと。災害時は移動しながらラジオを使うことなどを考慮するとソーラー充電機能はそこまで必要はないのかもしれません。
購入される際はソーラーだけではなく物理的に充電できる手回しで充電機能もついているタイプのもの防災ラジオを選ぶことをお勧めします。
防災ラジオはいざという時に活躍するアイテム!備えておけば安心
自然災害などの情報収集に役立つ防災ラジオを紹介しました。
普段はスマホなどでラジオを聴くことができるので、アナログなラジオを使うことはほとんどありませんが災害発生時にネット回線が繋がらないとスマホなどでラジオを聴くことができなくなることがあります。また、バッテリーや他の用途でスマホを使うことが想定されるので情報収集用の防災ラジオを準備しておけば家族やコミュニティの情報収集の手段として有効です。
最近ではラジオも多機能化していて蓄電機能があるものが増えたので電子機器の充電もすることができます。事務所やご家庭に防災ラジオがあることで、いざという時に安心できますのでぜひこの機会にまだ持っていない方は準備しておきましょう。
TwitterやLINEなどのSNSは災害時に電話よりも活躍しているケースが多いです。国でも災害時の情報発信をTwitterなどで行なっているので平時のうちから登録しておくと役に立つでしょう。