日本の冬といえば雪ですが、東京でも毎年雪が降っています。
毎年12月から2月にかけて雪が降りますので、初雪が降る前に対策は必要ですね!
都内で大雪が降る可能性は低いですが、可能性が0というわけではありません。平常時に雪が降った時の対策を考えていきましょう。
2020年~2021年は日本海側で記録的な大雪でした。
東京では2023年1月24日に初雪が降りました。東京で初雪はだいたい1月初旬に降るのが平常です。
秋冬の気温は、9月から2月にかけて全国的に平年より高い予想です。今シーズンはエルニーニョ現象の影響で、例年より季節の歩みがゆっくりになりそうです。今夏は記録的な暑さになりましたが、9月いっぱいは暑い日が続く見込みです。10月に入ると段々と肌寒い日が増えて秋の訪れを感じられ、11月は一雨ごとに秋が深まっていきます。12月以降もエルニーニョ現象が続くため、暖冬傾向になりそうです。寒さのピークは1月下旬~2月上旬で、初雪は平年より遅いところが多い予想です。
出典:Weathernews
もくじ
東京で雪が降る時期は?
東京でも、毎年雪が降りますよね。
しかもだいたい通勤に支障が出る日曜の夜とか平日の朝方に雪が降るので、対策しないといけないな…。とは思いますが、なかなか準備できない方は多いのではないでしょうか?
準備をしておけばいざ大雪が降って積雪した時でも落ち着いて行動できますね。
東京は少し雪が降っただけでも混乱します。
1月初旬から2月初旬の節分までは、特に気温が下がるため雪が降る確率はとても高いです。
雪はどんな条件で降るのか?
関東(東京)で雪が降るパターンがあるようです。
関東地方を含め西日本と東日本の太平洋側の地域では、冬季に西高東低の冬型の気圧配置が緩み、南海上を低気圧が通過する時に雪が降りやすくなります。
低気圧と気温の関係で雪が降るようですが、なかなか雪の天気予報が当たらないのは微妙な気温・湿度・風向きなどの気象条件の重なりによって雨か雪かが変わりってしまうからです。
つまり、私たちは天気予報をこまめにチェックする必要があるということです。
特に1月から3月の雨の予報の日は注意が必要。雨予報から積雪の可能性が高いからです。
ここ数年で大雪はいつ降った?
23区は全然降らなくても東京の西側の多摩地区・特に八王子は毎年雪がかなり積もります。
最近で一番降ったのは2018年の雪!だいぶ昔ですががなり凄かった記憶があります!2023年の2月にも大雪警報は出たものの実際、都心ではそんなに積雪しなかったです。
日本列島は22日、本州の南岸付近を低気圧が発達しながら通過した影響で、関東平野部など広い範囲で大雪となった。気象庁は同日午後、東京都心などに大雪警報を発令。東京都心は午後10時現在、23センチの積雪を観測し、交通網は運休や欠航で大きく乱れた。雪で転倒するなど60人以上が病院に搬送され、雪による交通事故も相次いだ。
出典:東京都心で積雪20センチ超 週末にかけ今季一番の寒気 :日本経済新聞
毎年、都内で大雪が降ることはないですが今年は積雪するのでしょうか?
2023年-2024年は大雪になる可能性は低い?!
2023年1月から東京に数年に一度の強い寒気が入ってきていましたが実際に初雪を観測したのは29日でした。2月10日に都心で数センチ積もるくらいの積雪がありました。
2023年年末と2024年の年始は暖冬と予想されているので都心で大きな積雪の可能性は低いです。
春に発生したエルニーニョ現象が続いています。今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い(90 %)。 実況では、太平洋赤道域の中部から東部にみられる海洋表層の暖水が、東部の海面水温が高い状態を維持している。大気海洋結合モデルは、太平洋赤道域の中部から東部にかけて海洋表層の暖水をさらに強め、エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差が大きくなり、予測期間中、基準値より高い値で推移する可能性が高いと予測している。以上のことから、今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い(90 %)。
※エルニーニョ(ラニーニャ)現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高く(低く)なり、その状態が 1 年程度続く現象です。
出典:気象庁
2023年の夏はかなり暑かったですが、そのまま冬も例年より気温が高くなる予想です。つまり、大雪が関東地方(東京)で降る確率は低いと予想されています。
都内で雪が降ったら困ること
毎年雪が降るのに東京は雪に慣れていないので困ることがたくさんあります。
一般的に困るのは、
- 公共交通機関が止まること
- 車が渋滞すること
- 積雪で滑ること
電車やバスで通勤通学している人は交通機関がストップしてしまうのが一番困りますよね!
交通機関は自然災害に弱いです…。
交通網が止まると通勤できないので、自宅を早く出るくらいしか対策できないですね!雪の場合は、積雪だけではなく気温も低くなるので体調管理面も準備しなくてはいけません。
通勤通学で使う公共交通機関の運行状況を確認しよう
雪が都内に降ると、電車やバスの運行に影響が出ることがよくあります。
そのため、出勤や外出を予定している方は、事前に運行情報を確認しておくことが重要です。また、大雪の予報の際は、時間に余裕を持って移動する、遠出を避けるなどの対策をとることをおすすめします。
特に都内で積雪した場合は、たくさんの人が交通難民になってしまいタクシーなどもつかまらない可能性が高いので、雪予報があった際にはスケジュールを調節して余裕を持った行動をするようにしましょう。
車の準備はいつからするべきなの?
関東で雪が降りはじめる12月からは車の中に雪対策グッズを用意しておいた方がいいです。
東京は積雪に本当に弱いので、スリップ事故の発生だけではなく自家用車・社用車自体が動けなくなってしまう可能性もあります。
私のように社用車で現場に行ったりする方は会社の車の中にも雪対策グッズが入っているか確認してくださいね!
- タイヤチェーン
- ジャッキ
- ブースターケーブル
バッテリー上がった時のため - 懐中電灯
夜間のチェーン脱着のため - 砂・毛布
タイヤが空回りした時のため - 牽引ロープ
- 軍手・手袋
雪道でのトラブルを防ぐには、車の点検も大切です。
通常のウォッシャー液や水の場合は、凍結する可能性もあるので寒冷地用のウォッシャー液に入れ換えておくと便利ですし積雪に備えてワイパーを立てておいた方がいいです。
雪の時期は予報が出ていなくても突然降ることもあるので事前に準備しておきましょう!
雪対策・除雪グッズはこちらで揃います。
積雪で滑って転ばないためにスノースパイクや滑らない靴を活用
雪が積もった道はとても滑りやすいです。
会社員の方が履いている、革靴やハイヒールはソール部分の滑り止めが深くないので普通に転んで大怪我をしてしまう可能性が高いです。
都心で出勤した後、帰宅の時間まで雪が積もっていることは少ないのでなかなか長靴を履いて出勤するのは億劫ですよね!
工事現場で働いている方は、現場での転落事故などを防ぐ意味でも滑らない安全靴を履きましょう。
普段使っている靴の上から装着できる、ゴム製のスノースパイクは安価な値段で購入できるので雪用にストックしておくと便利です。
スノースパイクはチェーンスパイクとも呼ばれている靴の上から被せて使える滑り止めのことです。
雪が降った後だと売り切れてしまうのでまだ雪が降っていない時期に準備しておきましょう。
- 雪に強いJIS規格の安全靴
- 季節や業種を問わず1年中使える
- オーソドックスな安全靴
- JIS規格だからどの現場でも使える
まとめ
東京にもほぼ毎年、雪が降ります。
東京全体で積もるほどの積雪は2年に1度くらいですが、場所によっては毎年積雪があります。
交通機関がストップすると個人の力ではどうしようもありませんが、雪が降る準備をしておけば慌てずに行動できます。
通勤通学で車を使っている方は、車用の準備を。
雪道を歩く方は滑らない工夫をしておけば、未然に事故を防ぐことができます。
東京は雪に弱いので積雪すると場所によってはずっと雪が残っているので滑って怪我をしてしまう人が多いです。
特に車の場合は路面が凍結していることにも注意してくださいね。