2020年・2021年は、新型コロナの影響でいろんなところで影響が出ています。
コロナで頭がいっぱいの日本ですが、忘れてはいけないことがあります。
それは、日本が災害大国だということです。
工事現場で働く人たちも気になる梅雨入りの情報を紹介します。
例年の梅雨入りと梅雨明けはいつ?
梅雨入りは、例年6月上旬から始まります。
北海道地方以外は、毎年6月には梅雨に入りますね。
日本気象協会のHPで今年の梅雨入り予想が発表されていました。
出典:お天気.com・ウェザーニュース
関東は、6月上旬に始まって7月下旬に終わる予想です。
約1ヶ月間雨との戦いの準備しましょう!
沖縄が7月2日ごろに梅雨明けしました。例年に比べて10日くらい遅い梅雨明けです。関東では6月14日に梅雨入り(例年より7日遅い)ので梅雨明けも遅くなる予報でしたけど。平年だと7月19日くらいなのでそれより今年は3日早い7月16日でした。
梅雨に備えて準備をしよう
例年6月から始まる梅雨。
梅雨入りの6月から9月までは日本では水害がとても起こりやすいです。
2021年は新型コロナウィルスの影響で、避難所がうまく稼働できない可能性も考えて対策をしておきましょう!
水害に対して人間ができることは限られていますが、事前にできる準備を紹介します。
住んている場所や職場は水害に強い?
自分がいる場所が水害被害に遭う可能性があるのか。
「洪水ハザードマップ」を確認しましょう!
地形の影響で浸水が想定される区域(浸水想定区域)や、浸水した場合に想定される水深などが記載されていますので。
大雨や津波があった時に避難しなくてはいけないのか確認することができます。
2021年7月に大雨の影響で熱海で大規模な土砂災害が発生しました。ハザードマップで確認できることなので土砂災害情報も確認するようにしましょう。
排水溝は機能している?
公共物の管理は市区町村でしてくれていますが。
私有地の排水口は、自分で綺麗にしないといざという時に機能してくれません!
持ち家の方は家の前の排水溝はチェックしておきましょう。
土や埃で詰まってしまっている場合は対策するようにしてください。
防災グッズの点検をしていますか?
防災グッズは準備しておきましょう!
消費期限があるものなどは、入れ替えが必要です。
年間計画を立て、家族で内容をチェックする日を決めて万全にしておきましょう。
さらに、持ち家の方は住宅に水が侵入しないように土嚢や水のうがおすすめです。
避難所ではコロナ感染に注意!
避難所でのクラスター感染が懸念されています。
今までは、災害が起きたら安全な避難所に行く。
ということが常識でしたが、
ウィズコロナの時代では、災害が起きても感染リスクがない自宅で待機する。
コロナの影響で常識が非常識に変化していきそうです。
国や自治体も、避難所でのコロナ感染が起きないように対策してくれていますが。
個人でも対策しておかないと、災害で命が助かったけどコロナに感染してしまうことが考えられます!
災害時の避難所では床の付近でも新型コロナウイルスの感染リスクが高まるおそれがあり注意が必要です。NHKと専門家が実験した結果、くしゃみなどの「飛まつ」は床付近に残りやすいことがわかり、専門家は「床に“雑魚寝”する避難所の環境を変えるなど対策をとる必要がある」と指摘しています。
水害などの自然災害で、避難所に避難する場合は感染症にかからないための対策もしなくてはいけません!
- マスク
- 消毒用アルコール
- フェイスシールド
- 使い捨て手袋
なども災害バックに入れておきましょう。
梅雨時期の6月7月は集中豪雨に要注意!
水害が発生しにくい地域に住んでいると。
毎年なんとなく梅雨が来て、気がついたら梅雨が明けていたと思う人が多いと思います。
ですが、2020年に続いて2021年は災害が発生しても避難する安全な場所がない年です。
敏感になりすぎるのもよくないですが、準備できることはやっておいて損はありません!
備えあれば憂いなし
今年の夏は、
- コロナ
- 水害
- 熱中症
3つに気をつけて、安全に働きましょうね!