現場作業では、コンプレッションインナーを着用して作業している職人さんや作業員さんがたくさんいます。
コンプレッションインナーを着用して仕事をする理由は、疲れにくいし動きやすいから。
健康に気を使ってマラソンやウォーキングをする方も、コンプレッションインナーや加圧インナーを着用することで運動の効率をあげることに期待できます。
今回は、コンプレッションインナーと加圧シャツの違いなどを紹介していきます。
同じインナーで、着圧する仕組みは同じですが…。使用用途は違うので通販サイトなどで購入しようと思っている人はぜひ参考にしてください。
もくじ
コンプレッションインナーとは?
コンプレッションインナー・コンプレッションシャツを着ている作業員さんは多いです。
「コンプレッション」とは圧縮という意味なので、伸縮性・圧縮性のある服のことをコンプレッションインナーと言います。
コンプレッションインナーを着用すると、適度に着圧がかかるので程よく運動する時に筋肉や関節をサポートしてくれます。
コンプレッションインナーの効果は?
コンプレッションインナーは適度な圧力をかけてくれるので、筋肉をサポートしてくれる効果があります。
実際に着用していただければわかりますが、筋肉をサポートしてくれるので筋肉負担が減る感じです。
- 疲労回復効果
着圧は筋肉の無駄な動きを軽減してくれます - パフォーマンスアップ
着圧により筋肉の動きをコントロールできます - 速乾性・防寒性
着用することで夏は涼しく冬は暖かいです - 骨盤や体幹などを支えてくれる
体を支えるサポートをしてくれます - 怪我の予防
テーピングと同様の効果が期待できる
コンプレッションインナーを着用することで上記の効果が期待できます。
動きに合わせてサポートしてくれるので無駄なく自分の力を使う事ができます。
なので、運動をする時に着用するだけではなくガテン系の仕事には特におすすめです。
ほとんどの商品は企業努力をされていて消臭効果がついているものが多く、汗をかいたときの嫌な臭いを軽減できます。
たくさんの商品が出ているので、季節に合わせたコンプレッションインナーがあります。
値段も普通のインナーと変わらないので、ぜひ使ってみてください。
特に夏の現場では、空調服との相性がいいので空調服用のインナーとしてかなりおすすめです。
コンプレッションインナーにはどんな種類があるの?
コンプレッションインナーは、上半身用の半袖・長袖だけではなく、足用のタイツタイプのものやアームガードタイプなどさまざまな商品があります。
用途に合わせて購入できるのでおすすめです。
長袖だと、オールシーズン使えるし。
夏用のコンプレッションインナーは、速乾性が高いので蒸れにくいのでコンプレッションインナーを着ている方が快適です。
建設現場などでは夏でも長袖で作業しなくてはいけないので、インナーが長袖でも問題ないです。
人によって使いやすさがありますので、いろいろ試してみるといいと思います。
加圧インナーとは?
コンプレッションインナーと加圧シャツ(インナー)は別のものです。
見た目はやや似ていますが、使い道や効果は違います。
加圧シャツは、着圧がコンプレッションインナーに比べてかなり高く身体を引き締めることを目的に使います。
着用することで姿勢を矯正することも期待できるので基礎代謝が上がり、筋トレやダイエット効果を狙って着用することが多いです。
加圧インナーの効果は?
加圧インナーは、筋トレをするときに体への負荷がかかりやすいのでトレーニングの効果を向上させることが期待できます。
- 基礎代謝アップ
着圧によってお腹を引き締められる - 姿勢矯正
内臓を正しい位置に戻り姿勢がよくなる - 防寒対策
肌に密着するため隙間がなく暖かい - 見た目がスリム
ポッコリお腹も加圧シャツを着ることで抑えられる
スパンデックス繊維という素材が、多い加圧インナーほど着圧が高いです。
トレーニングや、姿勢矯正をしたい人。スーツなどを着用するときにお腹周りが気になる人におすすめです。
肉体労働をするときに着用すると筋トレ効果は期待できますが、体力が削られるのであまりお勧めはできません。
コンプレッションインナーと加圧インナーの違いは?
両方とも着圧がかかるインナーという点で共通点がありますが、用途を考えると着用するシーンは変わってきます。
着圧の強さが違う
コンプレッションインナーは、体の部分ごとに適度に圧力をかけるインナー。
加圧インナーは、腹筋・背中・胸部分などにかなり強い圧力がかかるインナー。
着圧が違うと運動するときの負荷もだいぶ変わります。
使用目的が違う
コンプレッションインナーは、パフォーマンスの向上や疲労回復を目的として使います。
加圧インナーは、筋トレの補助や基礎代謝の向上・姿勢矯正を目的として使います。
着圧は両方ともありますが、圧力が全く違うので使用目的に応じて使うようにしましょう。
真夏の現場などで無理に加圧インナーを着用すると、疲れて体力を消耗して熱中症などの原因になることもありますよ。
仕事をしながら、体力をつけたい場合は加圧インナーはおすすめですが疲れて事故に遭ってしまったら元も子もないので使用用途を考えて使い分けましょう。
現場仕事をするならコンプレッションインナーがおすすめ
コンプレッションインナーと加圧インナーの違いを紹介しました。
仕事用で使うなら、断然コンプレッションインナーがおすすめ。
夏の現場でも、冬の現場でもそれぞれ対応するインナーが発売しているので毎シーズン3着くらい購入すれば快適に着回すことができます。
ホームセンターやネット通販で購入できるので、着用していない人は試してみてください。