作業用靴下は、安全靴や作業靴の中で長い時間履くことを考えて作られた靴下です。破れやすいつま先やかかとを、強い糸で補強したものが多くあります。
丈夫な作業用靴下を選ぶときは、「つま先・かかとの補強」「汗とにおいに強い素材」「形・丈・サイズ」の3つを見ます。ミドリ安全.comの安全靴用の靴下は、1足700〜800円台が中心です。
破れにくさを重視するなら、つま先とかかとを丈夫な糸で補強した靴下を選びます。安く数をそろえたい人には、6足入りの軍足(ぐんそく)もあります。
暑い夏と寒い冬では、現場で履く靴下の選び方も変わります。夏は汗に強い素材、冬はつま先の冷え対策や保温の靴下が目安です。

- 作業用靴下とは何か(軍足やふつうの靴下との違い)
- 作業用靴下を履くメリットと、デメリット(値段)
- 丈夫な作業用靴下の選び方(補強・素材・形・丈・サイズ)
- 破れにくい作業用靴下と、暑い夏・寒い冬におすすめの靴下
- 作業用靴下の洗い方と替えどき
作業用靴下とは?軍足やふつうの靴下との違い
作業用靴下は、工事現場や工場、倉庫などで安全靴や作業靴と合わせて履く靴下です。靴の中でこすれやすい場所を補強したり、汗やにおいの対策をしたりしています。
丈夫な作業用靴下は「軍足(ぐんそく)」とも呼ばれる
丈夫な作業用靴下は、軍足と呼ばれることがあります。辞書(デジタル大辞泉)では、軍用の靴下で、太い白の木綿糸を使った靴下と説明されています。
今は、作業服店や通販で「軍足」という名前の作業用靴下が売られています。ミドリ安全.comの「作業用靴下 軍足カカト付」は綿100%で、6足入り1,144円(税込)です。
ふつうの靴下との違いは補強と素材
ふつうの靴下は、毎日の生活で履くことを考えて作られています。作業用靴下は、硬い安全靴の中で長く歩いたり、しゃがんだりすることを考えています。
たとえばミドリ安全のベルデソックスは、破れやすいつま先とアキレス腱(かかとの上)の部分に、すり減りに強いナイロンを使っています。汗を吸って乾きやすく、抗菌防臭加工もついています。

作業用靴下を履くメリット

まずは、作業用靴下を履くメリットから見ていきましょう。大きく分けると「破れにくい」と「快適に作業ができる」の2つです。
耐久性が高い
倉庫や工場、建設の現場では、1日に長い距離を歩いたり、重い物を持って踏ん張ったりします。靴の中では、つま先やかかとが何度もこすれます。
ふつうの靴下は、この部分から擦り切れやすくなります。作業用靴下は、こすれやすいつま先やかかとを強い糸で補強したものが多くあります。
ミドリ安全の強フィットソックス ハードタイプは、つま先とかかとを高強度ポリエチレン(こすれに強い丈夫な糸)で補強しています。
快適に作業ができる
靴下の履き心地がいまいちだと、作業に集中しにくくなります。締め付けすぎて足が苦しい、ゆるくて靴の中でずれる、といった悩みです。
暑い季節は、靴の中に熱と汗がこもりやすくなります。汗を吸って乾きやすい素材や、においをおさえる加工があると、夕方まで過ごしやすくなります。
足の裏にパイル(タオルのようなループ状の編み方)を使った靴下もあります。立ち仕事が長い人は、こうした作りも見てみましょう。
安全靴専用の靴下のメリットは、こちらの記事でもくわしく紹介しています。
作業用靴下を履くデメリットはコスト面

作業用靴下を履かずに、ふつうの靴下で仕事をする人もいます。作業用靴下のデメリットは、安い靴下より値段が高いことです。
ミドリ安全.comで売られている作業用靴下の、1足あたりの値段をくらべてみました。

安全靴用の靴下は、1足700〜800円台が中心です。防寒用のひだまり ダブルソックスは1足2,640円で、ほかより高めです。
軍足カカト付は6足入り1,144円なので、1足あたり約191円です。ワークマンのアーチパワーアシスト(3足組980円)は、1足あたり約327円です。
いまの靴下に不満がない人は、無理に替える必要はありません。「すぐに穴が開く」「夕方に足が蒸れる」「靴を脱いだ後のにおいが気になる」人は、まず1足試してみるとよいでしょう。
丈夫な作業用靴下の選び方
現場で履く丈夫な作業用靴下は、冒頭の3つ(補強・素材・形と丈とサイズ)の順に見ていきます。最後に、その靴下で安全靴がきつくならないかも確かめます。

破れにくさは、つま先とかかとの補強で選ぶ
靴下は、つま先とかかとから穴が開きやすくなります。商品説明に「つま先・かかと補強」「耐摩耗ナイロン」などと書いてあるかを見ましょう。
補強した部分は、色を変えてある靴下も多くあります。写真で、つま先とかかとの色が違うかも目安になります。
蒸れとにおいが気になるなら素材で選ぶ
汗をかく仕事なら、「吸水速乾」「吸汗速乾」と書かれた靴下が向いています。汗を吸って早く乾くという意味です。
においが気になる人は、「抗菌防臭」「消臭」の加工があるものを選びましょう。靴下とあわせて、安全靴もよく乾かしておきましょう。
安全靴の蒸れの原因と対策は、こちらの記事を参考にしてください。
形は先丸か5本指かで選ぶ
作業用靴下の形は、ふつうの靴下と同じ「先丸」と、足の指が分かれた「5本指」が中心です。
ミドリ安全.comでは、5本指を「足の指を1本ずつ包むのでムレにくいとされる」と説明しています。ワークマンは、指が分かれるので踏ん張りが効くと説明しています。
5本指の靴下が初めての人は、靴の中で指が窮屈に感じないかを確かめましょう。慣れないうちは、先丸を選ぶと失敗しにくくなります。
丈は安全靴の高さに合わせて選ぶ
くるぶしまでのショート丈は、足首の低い安全靴やスニーカータイプに合わせやすい長さです。ハイカットの安全靴や長靴なら、靴のふちが肌に当たらないレギュラー丈が安心です。
サイズは足の長さの範囲で選ぶ
作業用靴下は「24〜27cm」のように、合う足の長さの範囲で売られています。範囲から外れると、靴の中でずれたり、つま先が窮屈になったりします。
- ベルデソックス ショートタイプには「小」(22〜25cm・ホワイト)があります
- ベルデソックスeks 5本指のMサイズは22〜24cmです
- 防寒用のひだまり ダブルソックスには、婦人用(22〜24cm)があります
- 軍足カカト付は25〜27cmだけなので、足が小さい人には大きめです
- 食品工場などは、靴下の色や形(5本指でよいか)の決まりが職場ごとに違います。先に職場で確かめましょう
靴下を厚いものに替えると、安全靴の中がきつくなることがあります。新しい靴下にしたら、その靴下を履いて安全靴がきつくないか確かめてください。
安全靴で足が痛いときの原因と対策は、こちらの記事を参考にしてください。
破れにくい丈夫な作業用靴下のおすすめ
ここからは、破れにくさを重視した作業用靴下を紹介します。素材や値段は、どれも公式サイトで確かめたものです。
安全靴に合わせる定番なら:ミドリ安全 ベルデソックス

ベルデソックスは、安全靴メーカーのミドリ安全が作った安全靴用の靴下です。以前の名前は「強フィットソックス」で、今は名前だけ変わっています。
商品名が変わりましたが、機能や性能、素材などはこれまでと同一です。
破れやすいつま先とアキレス腱の部分には、すり減りに強いナイロンを使っています。汗を吸って乾きやすく、抗菌防臭加工もついた日本製です。
ふくらはぎまでのレギュラータイプは845円(税込)で、サイズはフリー(24〜27cm)です。くるぶしまでのショートタイプは、夏の節で紹介します。
とにかく丈夫さを重視するなら:強フィットソックス ハードタイプ

名前が似ていますが、ベルデソックスとは別の商品です。ミドリ安全.comでは、ハードな作業向けの靴下として売られています。
つま先とかかとを、摩擦に強い高強度ポリエチレンで補強しています。足の底はパイル編みで、クッション性を高めています。

- つま先とかかとを、こすれに強い高強度ポリエチレンで補強
- 足の底はパイル編み(タオルのようなループ状)
- 形は先丸。サイズはM(23〜25cm)・L(25〜27cm)・LL(27〜29cm)
- ミドリ安全.comの販売価格792円(税込・LLは825円)
\強フィットソックス ハードタイプの購入はこちら/
安く何足もそろえたいなら:作業用靴下 軍足カカト付

軍足カカト付は、綿100%の作業用靴下が6足入ったセットです。生成り(染めていない糸の色)の白で、つま先とかかとだけグレーです。
1足あたり約191円なので、汚れやすい仕事で毎日履き替えたい人に向いています。サイズは25〜27cmです。

- 綿100%の軍足(かかと付き)
- 6足入りで、1足あたり約191円
- サイズは25〜27cm
- ミドリ安全.comの販売価格1,144円(税込)
\作業用靴下 軍足カカト付の購入はこちら/
汗を多くかく夏は、軍足より「吸水速乾」と書かれた靴下のほうが選びやすくなります。夏向けの靴下は、次の節で紹介します。
暑い夏におすすめの作業用靴下
暑い夏は、汗を吸って早く乾く素材と、においをおさえる加工を優先します。足首の低い靴なら、短いショート丈も候補です。

短めの丈で汗に強い靴下なら:ベルデソックス ショートタイプ

ベルデソックスのショートタイプは、くるぶしまでの短い丈です。つま先とアキレス腱の補強、吸水速乾、抗菌防臭加工はレギュラータイプと同じです。
サイズはフリー(24〜27cm)で、足が小さい人向けに「小」(22〜25cm・ホワイト)もあります。

- くるぶしまでの短い丈
- つま先とアキレス腱の部分に、すり減りに強いナイロン
- 吸水・速乾性があり、抗菌防臭加工つき。日本製
- フリー(24〜27cm)。「小」は22〜25cm
- ミドリ安全.comの販売価格701円(税込)
\ベルデソックス ショートタイプの購入はこちら/
安全靴のにおい対策は、こちらの記事を参考にしてください。
5本指のショート丈なら:ワークマン アーチパワーアシスト

作業服の店として知られるワークマンにも、作業に使える靴下があります。アーチパワーアシストは、土踏まずを持ち上げるアーチサポートつきの靴下です。
「アーチパワーアシスト ショート 5本指靴下 3足組」は980円です。汗を吸ってにおいを消臭する加工があり、丈はくるぶしが隠れるショートです。
レギュラー丈や先丸、すべり止めつきもあります。ワークマンの店舗かワークマン公式オンラインストアで買えます。
寒い冬におすすめの作業用靴下
秋から冬の屋外作業では、足先の冷えが悩みになります。冬は、保温を目的にした靴下や、つま先の冷え対策の靴下を選びましょう。
つま先の冷えとにおいの対策なら:ベルデソックスeks

ベルデソックスeksは、ミドリ安全.comで「冬季および寒冷地でのつま先の冷え対策」「長時間作業における足のにおい対策」とされている靴下です。
素材の「eks」は、汗などの湿気を吸うと熱を出す吸湿発熱の繊維です。形は先丸(M・L)と5本指(M)から選べます。

- 湿気を吸うと熱を出す繊維「eks」を使用
- においを中和して消臭する働きがある
- 先丸 Lは25〜27cm、先丸 Mは22〜24cm
- ミドリ安全.comの販売価格770円(税込)
\ベルデソックスeksの購入はこちら/
しっかり保温したいなら:ひだまり ダブルソックス

ミドリ安全.comでは、防寒・雪対策用品として「ひだまり ダブルソックス」を扱っています。商品説明では「体温は逃がさず汗だけを放出」するとされ、アクリルや毛などを使っています。
紳士用は24〜26cm(グレー・黒・紺)、婦人用は22〜24cmです。1足2,640円(税込)で、作業用靴下の中では高めです。
寒さの厳しい日はひだまり、ふだんは補強のある靴下と、使い分けるのもひとつの方法です。

- ミドリ安全.comの「防寒・雪対策用品」の靴下
- 締め付けの少ない、柔らかい履き心地
- 抗菌消臭の素材を使い、汗のにおいをおさえる
- 紳士用24〜26cm、婦人用22〜24cm
- ミドリ安全.comの販売価格2,640円(税込)
\ひだまり ダブルソックスの購入はこちら/
冬用の靴下は厚みが出やすいので、安全靴がきつくならないかも確かめましょう。ひだまりより値段をおさえたい人は、ベルデソックスeks(770円)も候補です。

寒い現場で使う防寒の安全靴や長靴は、こちらの記事を参考にしてください。
作業用靴下を長持ちさせる洗い方と替えどき
丈夫な作業用靴下でも、洗い方と履き方で傷み方が変わります。まずは、靴下の洗濯表示を確かめましょう。
- 洗濯表示を見て、表示どおりに洗う
- ベルデソックスは、裏返してから洗濯機に入れる
- 泥や砂がついたら、洗う前に落としておく
- 同じ靴下を続けて履かず、何足かを交代で履く
ミドリ安全.comでは、ベルデソックスを裏返して洗うよう注意を書いています。ほかの衣類から毛玉がつくのを防ぐためです。
どのくらいもつかは、歩く量や靴との相性で変わります。つま先やかかとの生地が薄くなって透けてきたら、穴が開く前の替えどきです。
作業用靴下でよくある質問
作業用靴下について、よく検索されている疑問に答えます。
丈夫な作業用靴下は何と呼ぶ?
「軍足(ぐんそく)」と呼ばれることがあります。お店では「作業用靴下」「安全靴用ソックス」などの名前でも売られています。
最強の作業用靴下はどれ?
悩みによって選ぶ靴下が変わります。破れにくさなら、つま先とかかとを補強した強フィットソックス ハードタイプです。
汗とにおいならベルデソックス、安さなら軍足のまとめ買いやワークマンの3足組が候補です。冬の足先の冷えなら、ベルデソックスeksやひだまり ダブルソックスがあります。
夏用の作業用靴下はどう選ぶ?
汗を吸って早く乾く「吸水速乾」と、においをおさえる「抗菌防臭」「消臭」の表示を見て選びます。靴に合えば、短めのショート丈も候補です。
5本指の靴下は安全靴でも履ける?
靴の中で指が窮屈にならなければ、安全靴と合わせて履けます。初めて履くときは、その靴下で安全靴を履いて、きつくないかを確かめましょう。
安全靴が大きくて中で足がすべるときは、靴下で直せる?
靴下を厚くしても、靴のサイズが合わないことは直りません。会社から支給された靴なら、小さいサイズがないか担当の人に相談しましょう。
女性向けの安全靴は、こちらの記事を参考にしてください。
夕方の足のむくみが気になるときは?
ミドリ安全.comでは、足を締め付ける作りの着圧ハイソックスも売られています。たとえば「着圧ハイソックス 綿混タイプ PT-S-11」は22〜24cmで、1,595円(税込)です。
着圧の靴下が自分に合うかは、人によって違います。むくみが続くときや、痛み・しびれがあるときは、医師に相談しましょう。
作業用靴下はどこで買える?
作業服店やワークマン、ホームセンターなどで扱っている店があります。品ぞろえは店ごとに違うので、見つからないときは通販を使いましょう。
ミドリ安全.comでは、ベルデソックスは1足から、軍足は6足入りで買えます。
まとめ:作業用靴下は補強・素材・形とサイズで選ぶ
作業用靴下は、硬い安全靴の中で長く履くことを考えて作られた靴下です。つま先とかかとの補強・汗とにおいに強い素材・形と丈とサイズを見れば、破れにくく快適な1足を選べます。

- 丈夫な作業用靴下は「軍足」とも呼ばれる
- デメリットは値段。ミドリ安全.comの安全靴用の靴下は1足700〜800円台が中心
- 破れにくさなら補強、安さなら6足入りの軍足(1足あたり約191円)
- 暑い夏は吸水速乾と消臭、寒い冬はつま先の冷え対策や保温の靴下
- つま先やかかとが薄くなったら替えどき
- 靴下を替えたら、安全靴がきつくならないか確かめる
靴下は1足から試せます。いまの悩みが「破れ」「汗」「冷え」のどれかを決めてから選んでみてください。

靴下とあわせて安全靴も見直したい方は、50人の口コミから調べた安全靴のランキングを参考にしてください。
- ミドリ安全.com 安全靴用靴下「ベルデソックス」(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ベルデソックス レギュラータイプ(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ベルデソックス ショートタイプ(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ベルデソックス ショートタイプ 小(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com 強フィットソックス ハードタイプ(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ベルデソックスeks 5本指(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ベルデソックスeks 先丸 L(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com 作業用靴下 軍足カカト付 6足入(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ひだまり ダブルソックス 紳士用(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com ひだまり ダブルソックス 婦人用(2026-09-17に確認)
- ミドリ安全.com 着圧ハイソックス 綿混タイプ PT-S-11(2026-09-17に確認)
- ワークマン公式オンラインストア アーチパワーアシスト ショート 5本指靴下 3足組(2026-09-17に確認)
- コトバンク 軍足(2026-09-17に確認)
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