家で壁や柱に足の小指をぶつけて痛かった、という経験はほとんどの人にありますね。
日常でも怪我をしやすい指先。工事現場は、道具や材料、部品などが散乱している場合が多くて障害物の角に足先が当たりやすい場所です。
また、重い荷物を運んでいる途中に手が滑って足の上に落ちるかもしれません。日常でも怪我をしやすい指先は、工事現場ではなおさら怪我をしやすいのです。
こういった危険から自分を守ってくれるのが安全靴の先芯(さきしん)の機能です。
安全靴を選ぶときに注意すべきポイントを3つ紹介します。
安全靴を選ぶときに注意するポイント3つ
毎日のように安全靴を履いている私が、安全靴を選ぶときに最低限注意しなくてはいけないことを3つ紹介します。
自分の足をいざという時に守ってくれる安全靴は選び方がとても大切です。
履きやすい製品を選ぶ!
安全靴を選ぶときに注意するポイント、ひとつ目は、「履きやすさ」です。
これは普通の靴を選ぶときと同じですが、靴ずれが起きないように、自分の足の大きさに合ったものを選ばなければなりません。
特に安全靴だと、つま先の部分が固くなっているので、履いた時につま先が当たって痛くならないか。
安全靴を履いても普通に歩けるのか。
よく注意する必要があります。
また、同じサイズの安全靴でも、メーカーや種類によって足先の固い部分の形は少し違います。
例えば、先が窮屈な安全靴は、人によっては小指や親指だけが当たって痛くなるということもあります。
上記はミドリ安全のページの画像ですが、親切なメーカーさんは靴のサイズ交換してくれます。
自分にあったサイズの安全靴を選ぶことが大切です!
サイズの調整が難しい場合は、インソールで調整するのも1つの手ではあります。
靴底の素材を注意する!
次に注意するポイントは、「靴底の素材」です。
靴底の素材は柔らかいものもあれば硬いものもあります。
柔らかいものならばクッション性が高く、歩いた時の衝撃を吸収してくれるので、わりとフィット感がある傾向にあります。
しかし、ソールの素材が柔らかければ、靴底も減りやすく、すぐに穴が開いてしまうということもあります。
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また、見落としがちなポイントとして滑りにくさもチェックするといいです。
油や薬品がある所で耐滑性がない靴底のものを履いていると、非常に滑りやすくなりそれだけでかなり危険です。
滑りやすい現場で働く人は、必ず耐滑性のものを選びましょう。
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通気性と耐久性も重要!
最後のポイントは、「通気性と耐水性」です。
例えば、メッシュ状の素材の靴は通気性がよく、熱もこもりにくいので、この点で快適さに優れています。
しかし、屋外の現場は、雨が降って水たまりができることもあり、通気性重視の安全靴を履いていると、中に水が入って靴下も濡れてしまいます。
こうなると、快適どころか靴下を脱いだときに足が白くふやけているということになってしまいます。
水を使う現場や、外の現場の場合には耐水性にも注意しましょう。
通気性重視の安全靴と、耐水性重視の安全靴を両方購入しておいて、天気や場所によって使い分けるというやり方もあります。
ポイントを抑えて現場に適した機能を判断しよう
以上、安全靴を選ぶときに注意するポイント「履きやすさ」「靴底の素材」「通気性と耐水性」の3つをご紹介しました。
実際に安全靴を選ぶ際には、これらのポイントに注意しながら、自分が働く現場に合ったものを選びましょう。
現場によっては長靴タイプが良かったり、静電気が防げるものが良かったりします。
また、これらの実用的な注意点に加えて、自分の気に入った形や色の安全靴を選べば、現場での安全性が高まるだけでなく、楽なのでいつもより疲れないはずです!
用途に合わせて安全靴を使い分けると長持ちするのでおすすめですよ。