雪対策に欠かせないグッズおすすめ10選!事前準備で冬も安心安全に

雪対策グッズ

普段雪の降らない地域で降雪があると、さまざまな作業に支障が出てしまいます。また、降雪地域でも冬支度が間に合わないと、雪によってトラブルを起こす場合があります。この記事では、冬場、雪が降っても安全なように対策を取っておくべきポイントを、車と事業所に絞ってお伝えします。また、おすすめアイテムも10種類ご紹介します。

東京で雪が降る様子

雪対策をするべき場所・方法は

雪対策をするべき場所・方法は

雪の対策をしておくべきポイントを車と家(事業所)の2つに分けて、それぞれご紹介します。

2022年は年初から東京でも大雪が降りました。各地でも雪が降っているし、天気予報でも雪予報が難しく前日でも次の日雪が降るかわからないのでしっかり対策しましょう。

車の雪対策は、

  • ワイパー
  • タイヤ
  • タイヤチェーン
  • 解氷スプレー
  • スノーブラシ

が主となります。

特にタイヤは非常に重要。

雪が多く降る地域では一般的に使われているタイヤを「夏タイヤ」、雪用のスタッドレスタイヤを「冬タイヤ」と区別して、必ず履き替えます。

夏タイヤのまま雪道や凍った道を走ると、高確率でスリップします。

その代わり、冬タイヤはゴムが柔らかくグリップ性能が高いので、アスファルトがむき出しになっている路面では燃費性能が低下したり、ハンドリングが鈍くなったりするデメリットもあります。

普段は雪の降らない地域の場合は、事業所などでスタッドレスタイヤを保管しておき、雪が降った場合に急いで交換するというのが理想でしょう。

家(事業所)

建物の雪対策で重要なのは、

  • 玄関(出入口)前の雪をどけることができるアイテム(スノーダンプやスコップ)
  • 融雪剤や滑り止めの砂利
  • 屋根の雪下ろし用アイテム

の3点です。

特に、最低でも雪かきなどで活躍するスコップなどがない場合、自力で除雪することはほぼ不可能となります。

普段は雪が降らない地域であっても、先が平たくなっている、除雪用スコップは用意しておくことをおすすめします。

雪対策を行えるグッズ10選

雪対策を行えるグッズ10選

それでは、雪が降った際に便利な対策アイテムを10種類ご紹介します。

車用の雪対策グッズ

まずは、車用の雪対策アイテムです。

【PIAA】ワイパーブレード雪用

ワイパーには、冬用と夏用の2種類があります。

冬用ワイパーはゴムが柔らかく、気温が下がっても凍り付かないため、フロントガラスの水滴や雪を払うことができます。

雪用ワイパーとして、比較的安価ながら高性能なPIAAのものをおすすめします。

ワイパーブレードのサイズは車によって異なりますので、事前に合うサイズのものを確認して購入するようにしてください。

【ブリヂストン】14インチ スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは、上でもご紹介した通り、雪道ではマストともいえるアイテムです。

『ブリヂストン』のものは高品質で安心できるので、非常におすすめできます。

なお、タイヤも車種によってサイズは異なります。自車のサイズを確認したうえで、合うサイズのものを購入するよう気を付けてください。わからなければ、タイヤ館などでサイズを確認しましょう。

【キャプテンスタッグ】スノーブラシ

伸縮できるスノーブラシです。

このアイテムを使って、車の上やフロントガラスに積もった雪を払い落としていきます。

フロントガラスの雪を効率的に落とすには、ワイパーで無理やり払いのけるより、スノーブラシを使ったほうが確実で、スピーディーです。

また、車の上に雪が積もった状態で走行すると、後ろに落下して後続車両が事故を起こす危険性が高まります。

価格も高くはなく、手に入れやすいので雪が降る12月〜2月くらいは車に入れておくと重宝します。伸縮可能なものを車に積んでおけば、出先でも安全に車を運用することができます。

【ミドリ安全】解氷スプレー WT-138

解氷スプレーは、窓ガラスについた霜や氷の粒を落とすために使うアイテムです。

一度車内温度が高まった状態になると、フロントガラスに落ちた雪が溶けて、それが氷の粒に変化してフロントガラスに張り付くという現象が発生します。

これはスノーブラシのプラスチック部分で落とすこともできますが、力も必要な作業です。そこで、活躍するのが解氷スプレーです。

吹きかけるだけで、簡単に氷の粒が溶かせるため、霜取りが簡単。使用したあとはワイパーでも簡単に取り除くことができます。

【コンパル】雪対策 緊急脱出・タスカル 1枚入

一般的に普及している二駆自動車は、前輪or後輪だけがエンジンとつながって動く仕組みになっています。

雪深い地域では一般に四駆自動車が使用されていることが多く、こちらは前輪もエンジンとつながって動く仕組みです。

この違いによって、深い雪にはまったときに、二駆自動車は四駆自動車に比べてスリップして脱出しにくくなるという問題が生じます。

そこで便利なのが、こちらの“緊急脱出・タスカル”です。

後輪の前に広げておくことでタイヤのグリップ力をアップし、雪から脱出することができるようにしてくれます。

12月など積雪がある時期に、北関東から上にドライブされる方は万が一のときのために、車に積んでおくと安心です。

家(事業所)用の雪対策グッズ

続いて、ご自宅や事業所向けの雪対策グッズを5点ご紹介します。

【村の鍛冶屋】強靭スノーダンプ 大

スノーダンプは、大型の除雪用道具です。雪国では家庭でも用意していることが多いアイテムです。

一般的に広く使われているスノーダンプはプラスチック製であるのに対し、『強靭スノーダンプ』は金属製なので、変形しにくく、雪かき後の雪の運搬能力も高い点が特徴です。

除雪能力が高いので、それなりに降雪量のある地域の事業所でも活躍が期待できます。

【リス印】アルミ炭スコップ

少量の雪を除雪するのであれば、小型のアルミスコップもおすすめです。

剣先が平たくなっているため、地面に対して垂直に当てることで氷を割りやすく、また雪を掬うのにも適しています。

同様の形状のプラスチック製スコップも流通していますが、氷を割ることを考えると、やはり金属製スコップのほうが向いています。

特にアルミスコップは、スチール製に比べて軽く、かつスチールと同程度の丈夫さを持っているのがポイントです。

【ワキタ】MEIHO エンジン式小型除雪機

雪が降りやすい地域であれば、小型のエンジン式除雪機を活用すると良いでしょう。

ガソリンで動くタイプの除雪機で、起動した後、雪山に向かって手で押していくだけで、雪をどかしてくれます。

作業効率が大幅にアップする反面、本体の値段もそれなりに高くなるので、一定以上の降雪が毎年ある地域で、特におすすめです。

ただし、毎年除雪機に巻き込まれる事故が発生するので使用する場合は使い方に注意しましょう。使うときに滑らない靴を履くなどの対応は必須です。

【らくらく雪すべ~る】雪下ろし道具

こちらは、屋根に積もった雪を安全に下すための道具です。

屋根にたまった雪は、室内の温度で屋根との接地面が水に代わり、あるとき一気に滑り落ちてきます。雪は想像以上の重さにまで積もるので家が倒壊する危険もあります。なので、事前に道具を使って、安全に雪下ろしをしておくことが求められます。

『らくらく雪すべ~る』は、地上からと屋根の上からの2アプローチで、安全に雪を下ろせるアイテムです。

屋根の上で雪が固まってしまう前に使用しましょう。

【みやちゅう】凍結防止融雪剤

玄関周りなど、雪が積もると困る場所や、雪が積もっている場所にまくことで、融雪効果が得られる顆粒です。

保存・散布に便利なペットボトル入りなのが大きなメリットです。

散布する際には、花壇などには撒かないように気を付けましょう。

中に入っている薬剤は塩化カルシウムで、多量に散布すると植物を枯らしたり、金属をサビさせたりする可能性がありますので用法は正しく使いましょう。

大雪になる前に雪対策グッズで準備を整えておこう

大雪になる前に雪対策グッズで準備を整えておこう

雪の対策は、いざ大雪になってから始めても間に合いません。

雪がたくさん降る地域だと降った後だと準備できないからです。

雪が降ってもおかしくない時期になったら、事前に準備しておくことをおすすめします。天気予報をまめにチェックしていても雪が降るかわからないことは多いです。

特に車を使う人・車両で仕事をする事業所さんは車用の冬用タイヤ・タイヤチェーンなどは、ないとスリップを起こすリスクが大幅に上がってしまいます。

毎年、雪が原因の交通事故は複数件発生しています。「明日は我が身」にならないように事前の準備で事故を予防しましょう。

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