東京に雪はいつ降る?2026〜2027年冬の関東の雪の時期と今からできる対策

東京で雪が降る様子

東京の初雪は、平年だと1月3日ごろです。雪が降る日がいちばん多いのは2月で、3月に降る年もあります。

前の冬(2025〜2026年)は、1月2日に東京で初雪が観測されました。2月8日には都心で5cmの雪が積もっています。

2026〜2027年の冬に雪が多いかどうかは、気象庁が9月25日ごろに「寒候期予報」(冬の3か月の見通し)として発表します。そのあとは毎月25日ごろの3か月予報で、関東の雪の予報を確かめられます。

安全くん
東京は雪に慣れていないので、少しの雪でも電車が遅れたり、朝の道で転ぶ人が増えたりします。降る前にできる準備をまとめました。
この記事でわかること
  • 東京で雪が降る時期(初雪の平年日と、月ごとの雪の日数)
  • 2026〜2027年の冬の雪の予報が、いつ・どこで発表されるか
  • 東京で雪が降る条件と、雪予報が外れやすい理由
  • 過去の大雪と、前の冬に東京で積もった雪の量
  • 雪の日の通勤・車・足元で困ることと、今からできる対策

東京で雪が降る時期は?

東京 雪 時期

東京で雪が降るのは、主に1月から3月です。気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)で、月ごとの雪の日数を見てみます。

東京で雪が降る日の数の平年値(1991〜2020年)。12月0.6日、1月2.8日、2月3.5日、3月1.4日、4月0.1日で、2月がいちばん多い

雪が降る日は、1月が2.8日、2月が3.5日です。特に多いのは1月から2月で、3月まで気をつけたいというのが目安です。

12月は0.6日、3月は1.4日です。4月にも平均0.1日あるので、春先でも油断はできません。

グラフは気象庁「平年値(東京)」の雪日数です。雪やみぞれが降った日の数で、積もらなかった日も含みます。1年の平年値は8.5日です(月ごとの値は四捨五入のため、足すと8.4日)。2026年9月17日に確認しました。

東京の初雪はいつ?平年は1月3日ごろ

前の冬の東京の初雪は、2026年1月2日でした。ウェザーニュースは、平年より1日早いと伝えています。

今日1月2日(金)19時22分、気象庁は初雪を観測したと発表しました。平年より1日早く、昨シーズンより14日遅い観測です。

出典:ウェザーニュース

つまり東京の初雪の平年は、1月3日ごろです。年末年始の休みが明けたころから、雪への備えが必要になります。

初雪には、みぞれ(雪まじりの雨)も含まれます。初雪の日に積もるとは限らず、前の冬は1cm積もりました。

関東の雪はいつから?北関東は東京より早い

関東の中でも、内陸の北関東は東京より早く雪が降ります。各地の初雪の平年と、前の冬の初雪は次のとおりです。

  • 水戸:平年12月19日ごろ(前の冬は11月20日)
  • 宇都宮:平年12月16日ごろ(前の冬は12月4日)
  • 前橋:平年12月9日ごろ(前の冬は12月13日)
  • 熊谷:平年12月20日ごろ(前の冬は12月13日)
  • 横浜:平年12月15日ごろ(前の冬は1月2日)
  • 東京:平年1月3日ごろ(前の冬は1月2日)

茨城・栃木・群馬・埼玉の現場に通う人は、12月から雪を気にしておきましょう。

前の冬の日付はウェザーニュースの初雪の一覧です。平年の日付は、同じ一覧の「平年差」から計算しました。

2026〜2027年の冬、東京・関東の雪の予報はいつわかる?

今年の冬に東京で雪が多いかどうかは、この記事を書いた2026年9月17日の時点では、まだ発表されていません。気象庁が出す2つの予報で確かめます。

寒候期予報は9月25日ごろに発表

寒候期予報は、12月から2月の冬の気温・降水量・降雪量の見通しです。気象庁のページには、9月25日ごろ14時に発表と書かれています。

発表されたら、関東甲信地方(関東と山梨・長野)の「降雪量」を見てください。平年より多いか少ないかが、確率で出ます。

3ヶ月予報で関東の雪を確かめる

3か月予報は、毎月25日ごろ14時に発表されます。降雪量の予報が入るのは、12月から2月の分だけです。

11月25日ごろと12月25日ごろの3か月予報で、関東の雪の傾向を見直しましょう。何日に降るかは、1週間前ごろから天気予報で確かめます。

安全くん
季節の予報は「平年より多いか少ないか」の見通しです。何日に降るかまではわかりません。雪予報はこまめに確かめてくださいね。

東京で雪が降る条件と、雪予報が外れやすい理由

東京など関東の平野部は、冬の北西の季節風が吹く日(冬型の気圧配置)は晴れて乾燥します。雪になりやすいのは、南の海上を低気圧が通るときです。

関東地方を含め西日本と東日本の太平洋側の地域では、冬季に西高東低の冬型の気圧配置が緩み、南海上を低気圧が通過する時に雪が降りやすくなります。

出典:関東や東京で雪が降る条件とパターン | お天気.com

この低気圧は「南岸低気圧」と呼ばれます。通るコースや、わずかな気温の差で、雨になるか雪になるかが変わります。

東京の雪予報は、前日になっても雨か雪かが変わることがあります。1月から3月に、気温の低い日に雨の予報が出たら、雪に変わるかもしれないと考えて予報をこまめに見ましょう。

安全くん
お天気.comの解説では、気温が1℃違うだけで結果がまったく変わり、ベテランの気象予報士でも難しい予想だとされています。

東京で大雪が降ったのはいつ?過去の記録と前の冬

東京で1日に降った雪の量を、気象庁の記録で見てみます。1日に20cmを超えたのは、2014年と2018年です。

「降った雪」はその日に新しく降った量です。「積雪」は地面に積もっていた雪の深さで、とけずに残った分も含みます。

  • 2018年1月22日:1日に23cmの雪
  • 2014年2月8日:1日に22cmの雪(この月の積雪は最大27cm)
  • 2024年2月5日:1日に9cmの雪(積雪は最大8cm)
  • 2026年2月8日:1日に5cmの雪(積雪は最大5cm)

気象庁の東京の降雪の統計(1953年から)で、一番多いのは1953年2月21日と1969年3月12日の33cmです。3月に大雪が降った年もあります。

前の冬(2025〜2026年)の東京の雪
  • 12月:雪は積もらなかった
  • 1月2日:初雪。1cm降って、1cm積もった
  • 2月8日:降った雪は5cm。積雪も5cm
  • 3月:雪は積もらなかった

前の冬に東京で積もったのは、この2回だけでした。それでも都心で5cm積もった翌朝は、道が凍りやすくなります。

気象庁「観測史上1〜10位の値(東京)」「日ごとの値(東京)」で2026年9月17日に確認しました。

工事現場の大雪・寒波の備えと作業中止の基準はこちらの記事を参考にしてください。

工事現場の台風対策と大雪・寒波の備え:作業中止の基準と前日にやること

都内で雪が降ったら困ること

東京 雪 困る

東京では、平年で1年に8日あまり、雪やみぞれが降ります。それでも雪に慣れていない街なので、困ることは大きく3つです。

  1. 公共交通機関が遅れる・止まる
  2. 車が渋滞する・動けなくなる
  3. 積もった雪や凍った道で滑って転ぶ

雪予報が出たら、下の5つを確かめておきましょう。

東京に雪予報が出たら確かめること。気象庁の今後の雪、出勤時間の相談、滑りにくい靴、車の冬用タイヤとチェーン、翌朝の凍結

雪対策に欠かせないグッズは、こちらの記事を参考にしてください。

雪対策グッズおすすめ17選!足元・車・事業所で備えるものを現場目線で選ぶ

通勤で使う電車・バスの運行状況を確認しよう

大雪の予報が出ると、国土交通省から外出や移動についての呼びかけが出ることがあります。2026年1月に日本海側の大雪に向けて出た発表では、公共交通機関の大きな遅れや運休のおそれを伝えたうえで、こう呼びかけていました。

外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動いただくようお願いします。

出典:国土交通省緊急発表(気象庁ホームページ)

工場や倉庫、現場の仕事は、休めない日も多いはずです。雪予報の前日に、出勤時間や遅れたときの連絡方法を職場と決めておきましょう。パートやアルバイトの人も、シフトの相談は前日のうちにしておくと安心です。

雪の朝は電車が遅れ、タクシーもつかまりにくくなります。自転車で通勤している人は、雪や凍った朝に備えて、歩きや電車で行く道順も決めておきましょう。

車の雪対策は12月までに準備しよう

東京は積雪に弱く、スリップ事故だけでなく車が動けなくなることもあります。社用車で現場に行く人は、会社の車の装備も確かめてください。

北関東の初雪は12月、東京の初雪の平年は1月3日ごろです。冬用タイヤへの交換や装備の用意は、12月中に済ませておくと安心です。

国土交通省は、冬の運転について次の3つをお願いしています。

  • 積雪・凍結路では、冬用タイヤを付ける
  • チェーンの付け方を先に確かめ、車に積んで早めに付ける
  • スコップや砂などの冬の装備を積んでおく

冬用タイヤは、溝の深さが新品の50%以上残っているかも確かめます。国土交通省は、冬用タイヤの溝にある「プラットホーム」という目印で確かめるよう呼びかけています。

車に積んでおきたい雪対策グッズ
  • タイヤチェーン(付け方を先に練習しておく)
  • スコップ・砂(タイヤが空回りしたとき用)
  • 懐中電灯(夜にチェーンを付けるとき用)
  • ブースターケーブル(バッテリーが上がったとき用)
  • 軍手・手袋と毛布
  • けん引ロープとジャッキ
トラックなど仕事の車は、大雪で立ち往生すると広い範囲の交通を止めてしまいます。雪予報の日は、運行の中止や時間の変更を会社と早めに相談してください。

車のフロントガラスの凍結には、解氷スプレーの記事も参考にしてください。

解氷スプレーで冬場のトラブルを事前に防ぐ!おすすめ5選と自作する方法も

雪の日の作業や運転でスマホを操作するなら、作業用に使えるスマホ手袋はこちらの記事を参考にしてください。

スマホ手袋の仕組みと作業用に使えるスマホ手袋ブランド8選!

雪かき用品や、タイヤが空回りしたときの脱出用の板などは、ミドリ安全の通販サイトの「雪対策・除雪用品」にまとまっています。

ミドリ安全通販サイト

雪の日に滑って転ばないための靴と歩き方

雪の日に気をつけたいのが、転倒です。東京消防庁によると、12月から3月の雪や凍った道で転んだけがなどで、過去5年間(2025年3月まで)に801人が救急搬送されています。

東京消防庁のまとめで、雪の日の転倒は50代から増え、朝7時台と8時台に多いとわかっています。3割以上は、入院が必要な中等症以上でした。

降雪後の数日間は、事故が多いことから、特に注意を払いましょう。

出典:東京消防庁

雪がやんだ翌朝の通勤こそ、足元に注意が必要です。東京消防庁の予防策を4つにまとめました。

東京消防庁の予防策から、雪の日に転ばない4つのこと。滑りにくい靴、ゆっくり歩く、降ったあと数日も注意、余裕をもって出る
現場の足場や資材置き場、倉庫の搬入口に雪や氷が残っているときは、作業を始める前に会社や元請けの指示を確かめてください。

倉庫の搬入口や職場の入り口の凍結には、屋外で使える滑り止めマットの記事も参考にしてください。

滑り止めマットおすすめ7選!雨や凍結時に便利【屋外・屋内】

現場や倉庫で働く人は、雪の日に滑りにくい安全靴を

屋外の現場や、雪が吹き込む倉庫の搬入口で働く人は、足元の安全が大切です。現場で指定された規格の靴を選んだうえで、滑りにくさを見ます。

ミドリ安全の「オールラウンダー AR210N」は、雪上でも滑りにくい耐滑安全靴として売られています。耐滑は、すべりにくいという意味です。

  • JIS規格(国が決めた安全靴の基準)の普通作業用(S)
  • 耐滑の区分F1(JIS規格で決められた、すべりにくさの区分)
  • つま先を守る先芯(かたい板)は樹脂。足幅は3E(Eが多いほど幅が広い)
  • 重さは両足で850g(26.0cm)

普通作業用でよい現場向けの靴です。重作業用(H)を指定される現場では、指定に合う靴を選んでください。

すべりにくい靴でも、凍った道で絶対に滑らないわけではありません。雪の日は靴に頼りすぎず、足元を見てゆっくり歩いてください。
雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N

オールラウンダー
おすすめポイント
  • 商品名は「雪上でも滑りにくい耐滑安全靴」
  • JIS規格の普通作業用(S)・耐滑の区分F1
  • 表面は牛革・サイズ23.5〜28cm(3E)
  • ミドリ安全.comの販売価格11,913円(税込)

公式サイト

雨の日や現場で滑らない靴の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

雨の日でも現場でも滑らない靴!滑らないのにおしゃれな靴はこちら

積雪で滑って転ばないためにスノースパイクや滑らない靴を活用

通勤で履く革靴やヒールは、雪道で滑りやすい靴です。雪の朝だけ長靴や滑りにくい靴に替えるか、靴に滑り止めを付けましょう。

スノースパイクは、靴の上からかぶせて使うゴム製の滑り止めです。ヒールにも使えるタイプがあります。雪が降ったあとは売り切れやすいので、降る前に用意しておきましょう。

靴底に取り付ける滑り止め!スノースパイク

おすすめ スノースパイク
おすすめポイント
  • 今の靴の上からかぶせて使う
  • 靴底側に滑り止めの突起が付いている
  • ヒールにも使えるタイプあり
  • 商品ごとに合う靴のサイズを確かめて選ぶ

Amazon
楽天市場

足のサイズが小さい人へ
  • この記事で紹介した安全靴は23.5cmから、冬用の長靴はM(23.0〜24.0cm)からです
  • 22.5cm以下の人は、今の靴にスノースパイクを付けるのが手軽です
  • スノースパイクは、商品ごとに書いてある靴のサイズの範囲を見て選びましょう

雪かきや雪の日の通勤には冬用の長靴

雪かきや、積もった雪の中を歩くときは、足首より上まである長靴が便利です。

ミドリ安全の「冬用安全長靴 MB-899」は、つま先に樹脂の先芯が入った防寒の長靴です。口を絞れるフードと、防寒インナーソックスが付いています。

ミドリ安全 冬用安全長靴 MB-899(ブラック)

ミドリ安全 冬用安全長靴 MB-899(ブラック)。口を絞れるフードのついたひざ下丈の長靴
おすすめポイント
  • つま先に樹脂の先芯入り。防寒インナーソックス付き
  • サイズはM(23.0〜24.0cm)から5L(29.0〜30.0cm)まで
  • 両足で1,370g(LLサイズ)
  • ミドリ安全.comの販売価格6,446円(税込)
雪かきや雪の日の通勤に向いた長靴です。現場で規格の靴を指定されている人は、指定に合う靴を選んでください。冬だけの季節限定の商品です。

\冬用安全長靴 MB-899の購入はこちら/

公式サイト

雪や水で転びづらい長靴の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

転びづらい長靴の選び方!ポイントはソールの材質と表面の仕上げ。たかが長靴、されど長靴

東京の雪でよくある質問

東京の雪について、よく検索されている疑問に答えます。

東京で雪はいつまで降る?

東京の雪は、3月まで気をつけてください。気象庁の平年値では、3月の雪の日は1.4日、4月も0.1日あります。1969年3月12日には、1日で33cmの雪が降りました。

今、東京で雪が降っているか確かめるには?

気象庁の「今後の雪(降雪短時間予報)」で、今の積雪と、この先の降雪を地図で見られます。国土交通省も、事前の確認に使うようすすめています。

今年の冬、東京は雪が多い?

2026〜2027年の冬の見通しは、気象庁の寒候期予報(9月25日ごろ発表)で出ます。発表前の今は、多いか少ないかは言えません。発表後は、関東甲信地方の降雪量の予報を見てください。

初雪の日は雪が積もる?

積もるとは限りません。初雪には、みぞれも含まれます。前の冬の東京の初雪(1月2日)は、降った雪が1cmでした。

まとめ:東京の雪は1〜2月に多い。降る前に靴と通勤の準備を

東京 雪

東京では、平年で1年に8日あまり、雪やみぞれが降ります。雪の日が多いのは1月から2月で、初雪の平年は1月3日ごろです。

この記事のまとめ
  • 東京で雪が降る日は、平年で1月2.8日・2月3.5日・3月1.4日
  • 2026〜2027年の冬の見通しは、9月25日ごろの寒候期予報と、毎月25日ごろの3か月予報で確かめる
  • 東京の雪予報は外れやすい。1〜3月の雨予報の日は、雪に変わる前提で準備する
  • 雪の日の転倒は、雪がやんだ後の数日と、朝7〜8時台の通勤に多い
  • 雪予報の前日に、出勤時間とシフトを職場と相談しておく
  • 車は12月中に冬用タイヤ・チェーン・スコップや砂。現場で働く人は、指定の規格に合う滑りにくい靴を

交通機関が止まるのは、自分ではどうしようもありません。それでも、靴と通勤時間と車の準備をしておけば、雪の朝も落ち着いて動けます。

安全くん
東京で初雪が観測される前に、用意できるものはそろえておきましょう!

冬日・真冬日に備えて、氷点下でも温かく過ごすアイテムはこちらの記事を参考にしてください。

冬日と真冬日の違いは何度から?各地の日数と氷点下の朝に現場で備えること

大雪での停電や足止めにも備えるなら、災害時に必要な防災グッズをまとめたこちらの記事を参考にしてください。

災害時に必要な防災グッズを揃えていざという時に備えましょう!必要なものをまとめました
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