最強の防寒安全靴(長靴・ブーツ)はどれ?雪・氷・冷凍庫で選ぶおすすめ10選

冬の現場の足の冷えは、安全靴の選び方で大きく変わります。防寒安全靴は、中に保温材を入れたり筒を長くしたりして、冷たい空気や雪を入れにくくした安全靴です。

選ぶときは、まず足元が雪か、凍った路面か、冷凍庫かを考えます。氷に強い靴底と雪に強い靴底は別物だからです。

先に結論を、働く場所ごとにまとめます。番号は、この記事で紹介する10足の番号です。

働く場所から選ぶ早見表
  • 倉庫や通路を歩き回る・1万円以内 → ① MPSW-135(6,721円)
  • 雪どけの水たまりも歩く → ② MPSW-155(8,261円)
  • JIS規格を指定される雪の現場 → ③ AR210N・④ AR235N
  • 朝の凍った路面を歩く時間が長い → ⑤ SG210N
  • 雪かき・除雪・ぬかるみで長靴を履く → ⑥ 777 防寒・⑦ MPB-810N・⑧ MB-899
  • 冷凍庫・冷蔵庫の中で履く → ⑨ SG240・⑩ NR021
  • 22.5cm以下・今の靴のまま冷えを減らしたい → 婦人用の防寒靴下(2,640円)

靴の規格・重さ・サイズ・値段は、すべて2026年9月22日にミドリ安全.comで確認しました。雪の日数は気象庁の平年値(30年間の平均)です。

安全くん
防寒安全靴で失敗しやすいのは、足元に合わない靴底を選ぶことです。暖かさの前に、雪の上を歩くのか、凍った路面を歩くのかを考えてください。
この記事でわかること
  • 防寒安全靴とふつうの安全靴のちがい
  • 雪の上で滑りにくい靴と、凍った路面で滑りにくい靴のちがい
  • スニーカー型・短靴・編み上げブーツ・長靴のどれを選ぶか
  • JIS規格とJSAA規格、踏み抜き防止、重さの見かた(両足850g〜2,660g)
  • 防寒安全靴のおすすめ10選(冷凍庫・冷蔵庫の中で履く靴も)
  • 小さいサイズの人の選び方と、今の靴でできる足元の防寒

防寒安全靴とは?ブーツタイプが主流の理由

防寒安全靴は、つま先を守る安全靴に、寒さを防ぐ作りを足した靴です。靴の内側にボアや防寒ウレタンを入れたり、取り外せるインナーを入れたりしています。

形は、ブーツや長靴のように丈の長いものが主流です。足首から上まで覆えるぶん、冷たい空気や雪が入りにくくなるからです。

ミドリ安全.comの「防寒靴・寒冷地用」には、17件の靴があります。そのうち短靴は4件だけで、残りの13件は長靴か、足首まで高さのある靴でした。

メーカーは「何℃まで暖かい」という数字を出していません。暖かさは、中の保温材と筒の高さ、冷凍庫用などの用途の表示で比べます。

もう1つ見たいのが、つま先に入っている先芯(足を守るかたい板)です。この記事の10足は、どれも樹脂の先芯を使っています。

樹脂製の為、鉄製に比べ冷えにくく、サビる心配もありません。

出典:ミドリ安全.com 公式通販「オールラウンダー AR210N」

冬の屋外では、足先から冷えてきます。鉄の先芯の靴で指先が冷たくなる人は、樹脂の先芯の靴を選んでください。

ブーツタイプの安全靴を広く比べたい方はこちらの記事を参考にしてください。

防寒安全靴は足元が雪か氷かで選ぶ

冬の足元には、大きく分けて2つあります。やわらかい雪の上と、カチカチに凍った路面や冷凍庫の床です。

この2つでは、耐滑(たいかつ・すべりにくいこと)の靴底の作りがちがいます。ミドリ安全の靴も、雪の上向けと氷の上向けでシリーズを分けています。

雪の上で滑りにくい靴と、凍った路面・冷凍庫で滑りにくい靴のちがいの図解

氷の上向けの「ワラグリップ」の商品ページには、こんな注意が書かれています。

※氷上(路面・冷凍庫等)で、「滑りにくい」靴底となっております。床面の水や油・雪の上では、「滑りにくい」効果が出にくくなりますので、ご使用時には、ご注意下さい。

出典:ミドリ安全.com 公式通販「ワラグリップ SG210N」

氷に強い靴が、雪やぬれた床でも強いとは限りません。朝は凍っていて昼は雪どけで水たまり、という現場は迷うところです。

そういうときは、1日のうちで長くいる足元に合わせて選んでください。凍った路面を歩く時間が長いなら氷上用、雪や水たまりが多いなら雪上用です。

滑りにくい靴でも、凍った路面で転ばないわけではありません。歩幅を小さくする、手すりを使うなど、歩き方の注意も合わせてください。

雨の日や現場で滑らない靴の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

雨の日でも現場でも滑らない靴!滑らないのにおしゃれな靴はこちら

足元・車・事業所でそろえる雪対策グッズはこちらの記事を参考にしてください。

雪対策グッズおすすめ17選!足元・車・事業所で備えるものを現場目線で選ぶ

防寒安全靴の形で選ぶ:スニーカー型・短靴・編み上げブーツ・長靴

防寒安全靴の形は、雪の深さと歩く量で決めます。雪の降り方は、地域によって大きくちがいます。

1月に雪が降る日数の平年値。札幌29.1日、新潟26.8日、仙台23.8日、名古屋9.4日、福岡9.2日、大阪4.7日、東京2.8日

1月に雪が降る日は、札幌で29.1日、東京で2.8日です。雪の日が多い地域では防水と高さを、少ない地域では凍結の朝への備えを先に考えます。

気象庁の平年値(統計期間1991〜2020年)です。1月の最深積雪(その月にいちばん深く積もった雪)は札幌76cm・新潟23cm・東京3cmでした。札幌・新潟・仙台・名古屋・福岡・大阪・東京のページで確認しました。

スニーカー型は歩く量が多い人に

スニーカー型の防寒安全靴は、靴底がよく曲がって歩きやすいのが強みです。今回の2足は870gと1,090gで、革の短靴と同じくらいの重さでした。

除雪された通路や、倉庫の出入り口を歩き回る仕事に向きます。どちらもJSAA規格のプロスニーカー(スニーカーに近い作業靴)です。

短靴・編み上げブーツは革で丈夫なJIS規格の靴

短靴は、くるぶしの下までの革の安全靴です。雪が数cmまでの日なら短靴でも歩けますが、雪が深いと上から入ります。

編み上げブーツ(商品名では長編上靴)は、ひもで足首の上まで締める革の靴です。どちらもJIS規格の靴が多く、規格を指定される建設現場や工場で選びやすい形です。

防寒安全長靴は雪の深い現場やぬかるみに

先芯入りの防寒の長靴(防寒安全長靴)は、ひざ下まで覆えるので、雪やぬかるみに入る現場で強い形です。屋外向けの長靴3足(⑥⑦⑧)は、履き口のフード(ひもで絞れる布の部分)を含めて31〜42cmでした。

雪が深い地域では、長靴の高さより深く積もることがあります。雪の中に入る作業では、フードのひもを絞って雪が入らないようにしてください。

長靴は重く、靴の中で足が動きやすい形でもあります。長靴で転ばないための選び方は、次の記事でまとめています。

転びづらい長靴の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

転びづらい長靴の選び方!ポイントはソールの材質と表面の仕上げ。たかが長靴、されど長靴

防寒ブーツの選び方と防寒長靴とのちがいはこちらの記事を参考にしてください。

寒い現場で使える!最適な防寒ブーツの選び方や選ぶポイントを紹介します

防寒安全靴の規格・踏み抜き防止・重さで選ぶ

形が決まったら、規格と重さを見ます。ここを見落とすと、買ってから「現場で使えない」「重くて続かない」となります。

JIS規格かJSAA規格かを先に確かめる

安全靴の規格には、国のJIS規格と、協会のJSAA規格があります。会社や元請けから指定がなければ、作業に合った区分の靴をどちらの規格からでも選べます。

「JIS規格の靴」と指定されている現場では、JSAA規格の靴は使えないことがあります。つま先の試験の基準が同じでも、別の規格だからです。

規格の見方(商品ページの表示)
  • JIS規格(JIS T8101)… 国の安全靴の規格。作業区分はH=重作業用、S=普通作業用、L=軽作業用
  • JSAA規格 … 協会のプロスニーカーの基準。A種=普通作業用、B種=軽作業用
  • JISのS種とJSAAのA種は、つま先を守る試験の基準が同じ
  • 今回の10足にH(重作業用)の靴はない。重い資材を扱ってH種を指定される現場では使えない
  • 規格の表示がない長靴は、規格の指定がない作業(除雪や見回りなど)で使う靴として考える

規格の記号の意味は、ミドリ安全フットウェアの公式サイトで確かめました。

JIS規格とJSAA規格の違いをくわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

JIS規格とJSAA規格の違いは?安全靴を選ぶ時の注意点!

踏み抜き防止が必要な現場は表示を確かめる

踏み抜き防止は、釘などを踏んだときに足の裏を守る性能です。型枠や解体のように、釘を踏むおそれのある現場で求められることがあります。

今回の10足には、踏み抜き防止の表示がある靴はありません。釘を踏むおそれのある現場では、踏み抜き防止の表示がある安全靴を選んでください。

JIS規格の靴では、記号のP2・P3・P5が踏み抜き防止つきの印です。作業服の店では「JIS規格で踏み抜き防止つき」と伝えると探してもらいやすくなります。

防寒靴で見つからないときは、踏み抜き防止の安全靴に防寒の靴下を合わせる方法もあります。H種(重作業用)を指定される現場も同じで、先に規格を満たす靴を選び、寒さは靴下で足します。

重さは両足で3倍の差がある

防寒安全靴は、保温材や長い筒のぶん重くなります。今回の靴では、いちばん軽い短靴といちばん重い長靴で3倍以上の差がありました。

ミドリ安全.comの防寒安全靴10足の重さ(両足)。短靴AR210Nの850gから、インナー式長靴MPB-810Nの2,660gまで

ゴムの長靴2足は2kgを超えますが、EVA(発泡させた軽い樹脂)のMB-899は1,370gです。重さは26.0cmの両足で比べています。MB-899だけは、26.0cmをふくむLL(25.5〜26.0cm)の重さです。

軽い順に3足あげると、③AR210N(850g)、①MPSW-135(870g)、⑤SG210N(930g)です。長靴の中では、⑧MB-899と⑩NR021の1,370gが軽めです。

1日じゅう歩き回る人や、ひざや腰がつらい人は、重さも比べてください。足の疲れには、中敷き(インソール)を替える方法もあります。

中敷きの選び方は安全靴のインソールの記事で説明しています。

防寒安全靴のおすすめ10選(男女兼用)

ここからは、足元と現場の条件ごとに10足を紹介します。どれもミドリ安全.comで買える靴で、サイズは男女兼用です。

足幅の「EEE」「EE」は、Eが多いほど幅が広いという意味です。長靴とスニーカー型には季節限定の商品があり、注文した時点でキャンセルできません。

通販を使わない人は、品番(MPSW-135など)をメモして作業服の店で取り寄せられるか聞いてください。在庫や入荷は、ミドリ安全.comのコールセンター(0120-310-355)でも聞けます。

値段はミドリ安全.comの販売価格です。店で買うときは、値段がちがうことがあります。

① 倉庫や通路を歩き回るなら:ミドリ安全 MPSW-135

雪のある地域で、除雪された通路や倉庫を歩き回る人向けのスニーカー型です。③より5,000円ほど安く、靴底がよく曲がるので、1日じゅう歩く人に向きます。

靴底は雪がつまりにくい作りで、ぬれた床でも滑りにくいと説明されています。ベロ(ひもの下の舌のような部分)と本体を袋状に縫い合わせ、雪や水を入れにくくしています。

寒冷地向けの作りは、この靴底と縫い方です。冷え込む朝は、防寒の靴下と組み合わせてください。

ミドリ安全 寒冷地用 先芯入りスニーカー MPSW-135 ブラック

ミドリ安全 寒冷地用 先芯入りスニーカー MPSW-135 ブラック
おすすめポイント
  • JSAA規格A種(普通作業用)のプロスニーカー。JIS規格の指定がない現場向け
  • 両足870g(26.0cm)。高さは後ろで13cm、いちばん高いところで17cm
  • 夜や雪の日に見えやすい反射材つき。季節限定の商品
  • サイズは23.0〜29.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は6,721円(税込・税別6,110円)

\寒冷地用 先芯入りスニーカー MPSW-135の購入はこちら/

公式サイト

② 雪どけの水たまりも歩くなら:ミドリ安全 MPSW-155

①と同じ形に、防水シートを足した簡易防水のモデルです。どこまで水を防げるかは、商品ページにこう書かれています。

本製品は静水4cmに90分浸漬の防水性を基準としておりますが、雨などで長時間着用すると水が浸入する場合があります。

出典:ミドリ安全.com 公式通販「MPSW-155」

つまり、深さ4cmの水に90分つけても水が入らない、という基準です。足首まで水に入る作業には、長靴を選んでください。

ミドリ安全 簡易防水仕様 寒冷地用 先芯入りスニーカー MPSW-155 ブラック

ミドリ安全 簡易防水仕様 寒冷地用 先芯入りスニーカー MPSW-155(ブラック)。面ファスナー3本で留めるハイカットの作業靴
おすすめポイント
  • JSAA規格A種(普通作業用)のプロスニーカー。先芯は樹脂
  • 防水シート入りの簡易防水(深さ4cmの水に90分つけた基準)
  • 両足1,090g(26.0cm)。反射材つき。季節限定の商品
  • サイズは23.0〜29.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は8,261円(税込・税別7,510円)

\簡易防水仕様 寒冷地用スニーカー MPSW-155の購入はこちら/

公式サイト

寒い冬の作業用靴下の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

③ JIS規格を指定される雪の現場なら:ミドリ安全 AR210N

JIS規格の革の短靴で、商品名のとおり雪の上でも滑りにくい靴底です。両足850gで、10足の中でいちばん軽い靴でした。

靴底は、クッションの層とすり減りにくい層の2層で、中敷きもかかとが厚めです。雪が足首まで積もる日は、④の編み上げブーツを選んでください。

ミドリ安全 雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N ブラック

ミドリ安全 雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR210N ブラック
おすすめポイント
  • JIS規格のS(普通作業用)。表の革は牛革
  • 両足850g(26.0cm)。先芯は樹脂
  • 靴底のすり減りを知らせる目印(スリップサイン)つき
  • サイズは23.5〜28.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は11,913円(税込・税別10,830円)
静電気をためたくない現場(引火しやすい物や精密機械を扱う職場など)向けに、静電タイプ(12,936円・税込)もあります。

\オールラウンダー AR210Nの購入はこちら/

公式サイト

④ 雪の中に足首まで入るなら:ミドリ安全 AR235N

③と同じシリーズの編み上げブーツで、高さは24cmあります。ひもで足首の上まで締めるので、雪の中に入っても雪が入りにくい形です。

足首が固定されるぶん、しゃがむ作業は短靴より窮屈に感じることがあります。中くらいの高さ(14.5cm)のAR225N(14,795円・税込)もあります。

ミドリ安全 雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR235N ブラック

ミドリ安全 雪上でも滑りにくい耐滑安全靴 オールラウンダー AR235N ブラック(長編上靴)
おすすめポイント
  • JIS規格のS(普通作業用)。表の革は牛革
  • 高さ24cm(26.0cm)の編み上げブーツ。両足1,120g
  • 靴底のすり減りを知らせるスリップサインつき
  • サイズは23.5〜28.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は22,209円(税込・税別20,190円)

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⑤ 朝の凍った路面を歩くなら:ミドリ安全 ワラグリップ SG210N

氷の面をつかむ靴底の、JIS規格の短靴です。朝の凍った駐車場や、凍結した荷さばき場を歩く時間が長い人に向きます。

上で引用したとおり、水や油、雪の上では効き目が出にくい靴です。雪の上が中心なら、③のオールラウンダーのほうが合います。

ミドリ安全 氷上用 耐滑安全靴 ワラグリップ SG210N ブラック

ミドリ安全 氷上用 耐滑安全靴 ワラグリップ SG210N ブラック
おすすめポイント
  • JIS規格のS(普通作業用)。表の革は牛革
  • 氷の上(凍った路面・冷凍庫など)で滑りにくい靴底
  • 両足930g(26.0cm)。先芯は樹脂
  • サイズは23.5〜28.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は12,364円(税込・税別11,240円)

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⑥ 雪かきやぬかるみで長靴を履くなら:ミドリ安全 ワークエース 777 防寒

ゴムの長靴の内側に防寒ウレタンを入れた、先芯入りの長靴です。高さはフードを含めて38cmで、雪かきや除雪の作業に向きます。

靴底は、雪がつまりにくく、ぬれた床でも滑りにくい作りです。色はイエローとネイビーがあります。

ミドリ安全 防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒 イエロー

ミドリ安全 防寒用安全長靴 ワークエース 777 防寒 イエロー
おすすめポイント
  • ゴムの長靴で、内側に防寒ウレタン。先芯は樹脂
  • 高さ38cm(フードを含む)。両足2,020g(26.0cm)
  • サイズは23.0〜29.0cm(EEE)。季節限定の商品
  • ミドリ安全.comの販売価格は9,350円(税込・税別8,500円)
商品ページに規格の表示はありません。JIS規格を指定された現場では使えるか先に確かめてください。

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公式サイト

⑦ 長靴の中を乾かしたいなら:ミドリ安全 ワークエース MPB-810N

厚手の防寒インナーを取り外せる、インナー式の長靴です。インナーを抜いて乾かせるので、汗で中が湿りやすい人に向きます。

高さは42cmと10足の中でいちばん高く、そのぶん両足2,660gと重めです。替えの防寒インナー(1,639円・税込)も売られています。

ミドリ安全 防寒用インナー式安全長靴 ワークエース MPB-810N ブラック

ミドリ安全 防寒用インナー式安全長靴 ワークエース MPB-810N ブラック
おすすめポイント
  • 取り外せる厚手の防寒インナーつき。先芯は樹脂
  • 高さ42cm(フードを含む)。両足2,660g(26.0cm)
  • 床に黒い跡がつきにくい、滑りにくい靴底。季節限定の商品
  • サイズはM(24.0〜25.0cm)〜3L(27.5〜28.0cm)
  • ミドリ安全.comの販売価格は12,111円(税込・税別11,010円)
商品ページに規格の表示はありません。JIS規格を指定された現場では使えるか先に確かめてください。

\ワークエース MPB-810Nの購入はこちら/

公式サイト

⑧ 重い長靴がつらいなら:ミドリ安全 MB-899

EVAで作った、軽い防寒の長靴です。商品ページでは、⑦のMPB-810Nに比べて約50%軽いと書かれています。

先芯は、JIS規格のL(軽作業用)に相当する強さです。重い物を扱う作業ではなく、雪かきや見回りのような軽い作業で使う靴です。

ミドリ安全 冬用安全長靴 MB-899 軽量防寒 ブラック

ミドリ安全 冬用安全長靴 MB-899(ブラック)。口を絞れるフードのついたひざ下丈の長靴
おすすめポイント
  • EVAの長靴で、取り外せるウレタンの防寒インナーつき
  • 両足1,370g(LLサイズ)。高さ31cm(フードを含む)
  • 先芯は樹脂で、JIS規格のL(軽作業用)相当。季節限定の商品
  • サイズはM(23.0〜24.0cm)〜5L(29.0〜30.0cm)
  • ミドリ安全.comの販売価格は6,446円(税込・税別5,860円)
替えの防寒インナー(2,596円・税込)もあります。

\冬用安全長靴 MB-899の購入はこちら/

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⑨ 冷凍庫の中で働くなら:ミドリ安全 SG240

冷凍庫の中の作業用に作られた、ボア入りの安全靴です。靴底は⑤と同じく、氷の上で滑りにくいタイプです。

高さは27cmで、すねの下まで覆います。表の生地は防水ではないので、水を使う場所には向きません。

ミドリ安全 冷凍庫内作業用 耐滑安全靴 SG240 防寒ネイビー

ミドリ安全 冷凍庫内作業用 耐滑安全靴 SG240 防寒ネイビー
おすすめポイント
  • 冷凍庫内の作業用。内側はボア、中敷きも防寒用
  • 氷の上で滑りにくい靴底。表の生地は防水ではない
  • 高さ27cm。両足960g(26.0cm)。先芯は樹脂
  • サイズは23.5〜28.0cm(EEE)
  • ミドリ安全.comの販売価格は15,136円(税込・税別13,760円)

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公式サイト

⑩ 冷蔵庫の中で長靴を履くなら:冷蔵庫長 NR021

冷蔵庫の中の作業用の、先芯入りの長靴です。ミドリ安全.comが扱っている、シバタ工業の商品です。

高さは27.5cmで、足幅はEEとやや細めです。サイズは1cmきざみで、0.5cmのサイズはありません。

冷蔵庫内作業用 冷蔵庫長 ネイビー NR021(ミドリ安全.com)

冷蔵庫内作業用 冷蔵庫長 NR021 ネイビー
おすすめポイント
  • 冷蔵庫内の作業用の長靴。先芯は樹脂
  • 高さ27.5cm。両足1,370g(26.0cm)
  • 調整用のインソールつき
  • サイズは24〜28cm(EE・0.5cmきざみなし)
  • ミドリ安全.comの販売価格は20,911円(税込・税別19,010円)
職場で靴が決まっている場合は、その指定に従ってください。

\冷蔵庫長 NR021の購入はこちら/

公式サイト

ほかのメーカーの安全靴も見比べたい方は、シモンの安全靴の記事やジーベックの安全靴の記事も参考にしてください。

口コミ50件から調べた安全靴のおすすめランキングはこちらの記事を参考にしてください。

安全靴を履いて仕事をする人のイメージ

冷凍倉庫・冷蔵庫・食品工場の防寒安全靴の選び方

冷凍倉庫や冷蔵庫の中は、冬の屋外とは寒さの種類がちがいます。床が凍っていることがあり、1年じゅう寒いのも特徴です。

冷凍庫の中なら、⑨のように氷の上で滑りにくい冷凍庫用の靴を選びます。冷蔵庫の中で長靴を履くなら、⑩のような冷蔵庫用の長靴があります。

冷凍倉庫や冷蔵庫の靴は、会社が用意していることもあります。自分で買う前に、職場に指定や貸し出しがないかを確かめてください。

食品工場では、白い長靴など色や形が決まっていることもあります。ミドリ安全.comには白い防寒長靴のNHG2000(7,051円・税込)もあります。

ただしNHG2000には先芯がなく、つま先を守る性能はありません。つま先を守る靴を指定されている職場では使えません。

冷蔵の部屋(0〜5℃くらい)で、今の靴のまま足元の冷えを減らしたい人は、靴下と服の重ね方から見直せます。温度帯ごとの服装は、次の記事で整理しています。

冷凍倉庫・冷蔵倉庫で着るものを温度帯で整理した記事はこちらを参考にしてください。

冷凍倉庫・冷蔵倉庫の防寒対策は?マイナス20℃の現場で着るものを温度帯で整理

女性・小さいサイズの人が防寒安全靴を選ぶときは

作業用の防寒安全靴は、男女兼用のものがほとんどです。女性の場合、困るのは小さいサイズがあるかどうかです。

女性や小さいサイズの人が見るところ
  • 今回の10足でいちばん小さいのは23.0cm(①②⑥)。③④⑤⑨は23.5cmから
  • 長靴のMB-899はMサイズが23.0〜24.0cm、MPB-810NはMが24.0〜25.0cm
  • 22.5cm以下の人に合うサイズは、今回の10足にはない
  • 大きすぎる靴は、中で足がすべって歩きにくくなる
  • 小さいサイズがないときは、足に合うふだんの安全靴に防寒の靴下を合わせる

大きい靴は、厚手の靴下で少しすき間が埋まることもあります。それでも足が動くなら、合わないまま履き続けず会社に相談してください。

靴を替えずに足先の冷えを減らしたい人は、女性の足のサイズに合わせた防寒の靴下から試せます。

ひだまり ダブルソックス 婦人用 22〜24cm エンジ(ミドリ安全.com)

ひだまり ダブルソックス 婦人用 22〜24cm エンジ(ミドリ安全.com)
おすすめポイント
  • 婦人用で、サイズは22〜24cm
  • 毛・アクリルなどをまぜた生地に、抗菌消臭の素材を使っている
  • 色はエンジ・グレー・黒
  • ミドリ安全.comの販売価格は2,640円(税込・税別2,400円)

\ひだまり ダブルソックス 婦人用の購入はこちら/

公式サイト

会社支給の靴が大きいときは、担当者に小さいサイズを取り寄せられるか聞いてみてください。サイズの合わせ方は安全靴のサイズの選び方でくわしく説明しています。

今の安全靴でできる足元の防寒と、買う前のチェック

冬用のつもりで買った靴でも、使う場所によっては寒さが足りないことがあります。安全靴アンケート50人の中にも、雪の降る地域で冬用に買った人の声がありました。

ユニオンの「UNION76 セーフティーシューズ」を、倉庫・物流の仕事で履いていた人です。アンケートの「不満・気になった点」の欄に、こう書いています。

jro33(40代・倉庫・物流)
雪の降る地域で冬場の防寒用で購入しましたが、そこまで防寒・防水性能は高くないので屋外作業より室内作業向きだと思います。

屋外の雪の中で使うなら、防水や筒の高さも合わせて選ぶ必要があります。買う前に、次の6つを確かめてください。

防寒安全靴を買う前に確かめる6つのことのチェックリスト
  • 足元は雪か、凍った路面か、冷凍庫か
  • 現場でJIS規格を指定されていないか
  • 作業区分はS(普通作業用)で足りるか
  • 雪の深さに筒の高さが足りるか
  • 重さに1日耐えられるか(両足850g〜2,660g)
  • 厚手の靴下をはいてサイズを合わせたか

靴を買い替えなくても、靴下を替えるだけで足先の冷えは減らせます。厚手の靴下にすると靴がきつくなるので、試し履きは冬にはく靴下で行ってください。

首・手・足首の冷えを小物で防ぐ方法は、工事現場の防寒対策の記事でまとめています。

足元の防寒で気をつけること
  • カイロは説明書の使い方を守る。靴の中に入れるなら靴用と書かれたものにする
  • ぬれた靴下のまま履き続けると足が冷える。替えの靴下を持っていく
  • 長靴のインナーは、乾かしてから履く

最強の防寒安全長靴はどれ?防寒安全靴でよくある質問

防寒安全靴を選ぶ人がよく迷うことに、まとめて答えます。

最強の防寒安全靴・防寒安全長靴はどれ?

どの現場でも最強、という防寒安全靴はありません。雪の上なら雪上用、凍った路面や冷凍庫なら氷上用と、足元で強い靴が変わります。

雪が深い現場なら長靴や編み上げブーツ、歩く量が多いならスニーカー型が合います。記事の最初の早見表から、自分の条件に近いものを選んでください。

鉄の先芯の安全靴は冬に冷える?

ミドリ安全.comの商品ページでは、樹脂の先芯は鉄製に比べて冷えにくいと説明されています。冬に足先の冷えが気になる人は、樹脂の先芯の靴を選ぶとよいです。

防寒安全靴はどれも防水?

防水かどうかは商品によってちがいます。たとえば②のMPSW-155は簡易防水で、⑨のSG240は表の生地が防水ではありません。

長靴と編み上げブーツはどちらがいい?

雪やぬかるみに深く入るなら長靴が合います。歩く量が多く、JIS規格を指定される現場なら編み上げブーツです。

冷凍庫の中でふつうの防寒安全靴を履いてもいい?

冷凍庫の床は凍っていることがあるので、氷の上で滑りにくい靴が向いています。職場で靴が決まっていることが多いので、まず指定があるかを確かめてください。

まとめ:防寒対策は足元から!防寒安全靴は足元と規格で選ぶ

冬の現場の寒さ対策は、足元からです。防寒安全靴は、まず足元が雪か氷か冷凍庫かで選び、次に規格・形・重さを見ます。

いまの靴のままでも、靴下や小物で足元の冷えは減らせます。現場の指定を確かめてから、自分の足元に合う1足を選んでください。

この記事のまとめ
  • 防寒安全靴は、保温材や長い筒で冷たい空気と雪を入れにくくした安全靴
  • 雪の上なら雪上用(オールラウンダー)、凍った路面や冷凍庫なら氷上用(ワラグリップ)
  • 雪の日が多い地域は防水と高さ、少ない地域は凍結の朝への備えが中心
  • JIS規格を指定される現場はJIS規格の靴。踏み抜き防止やH種が必要な現場は表示を確かめる
  • 重さは両足850g〜2,660g。歩く量が多い人は軽い靴を
  • 今回の10足は23.0cmから。小さいサイズが必要なら会社に相談するか、防寒の靴下で補う
安全くん
冬の朝の現場を思い出して、足元が雪か氷かを考えてみてください。そこが決まれば、選ぶ靴はぐっとしぼれます。

冬日・真冬日に備えて、氷点下でも温かく過ごすアイテムはこちらの記事を参考にしてください。

冬日と真冬日の違いは何度から?各地の日数と氷点下の朝に現場で備えること
調査について
  • 調査方法:クラウドワークスでのアンケート
  • 回答数:50人(仕事で安全靴を履いている・履いていた人)
  • 調査項目:年代・性別・職種・使う頻度・メーカーと商品名・満足度・満足している点・不満な点・おすすめ度
  • 寒さ・冬・雪についての自由記述は、50人中1人だった(1件ずつ読んで確かめた)
  • 口コミは誤字も含め、原文のまま掲載しています
  • 数字は調査したときの回答です。すべての人に同じ結果になることを保証するものではありません
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